あなたの知らない中国語!

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2022年2月9日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话3 葫芦兄弟2 七色葫芦・中 中国語童話3 ひょうたん兄弟2 七色のひょうたん・中

あなたの知らない中国語!

 

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原文

今日のリスニング


大家好!上一集我们讲到老爷爷从山洞里取来的葫芦籽在家门口急速成长,很快就长出了七个七彩的葫芦,红橙黄绿青蓝紫,每个葫芦里都传出小孩子叫爷爷的声音。老爷爷听了之后十分开心,他一边抚摸着葫芦一边叫乖孩子。


“这穷山沟里啊,到处都是石头,缺水少肥。”老爷爷激动地对葫芦们说道,“以后啊,我一定想办法,给你们多浇水,多加肥,让你们啊,能快快地长,啊。”葫芦里的娃娃们听到老爷爷说的话之后纷纷说“谢谢爷爷,谢谢爷爷”。


话表两头,我们再来看看葫芦山附近的另一座山里正在发生的事情。就见这座山不知何时出现了一扇大铁门,打开铁门,里面是一个宽敞的山洞,一条巨大的雌蛇精正在扭动着腰肢跳着舞。这蛇精穿了一身人穿的衣服,头幻化成了人类女性的脸,梳着高高的发髻,白皮肤瘦身,乍一看还挺漂亮。在她的附近有一个石桌子,桌子上摆满了丰盛的菜肴,一只雄蝎子精正在喝酒作乐。这不正是从葫芦山里逃出去的两个妖精吗?


往周围一看,这个洞里可不止这两只妖精。正在跳舞的蛇精身旁有一只小蛤蟆精正在呱呱地给蛇精伴唱,头顶上则有小蜘蛛精在拨弄蛛网弹琴给蛇精伴奏,空中则有不少小蝙蝠精在给蛇精伴舞,地面上也有一些小蜥蜴精和其他小蛇精们陪蛇精一起跳舞。而一群小蜜蜂精们则拿来了酒给蝎子精倒酒。这些妖精们似乎是在庆祝蛇精和蝎子精顺利逃出葫芦山。


蛇精一边得意洋洋地跳舞,一边秀了秀手里拿着的金柄镶玉的如意,看来这个如意是她的宝贝。这时小蝙蝠精们送来了食物,先是一只兔子。蝙蝠精们从空中把兔子丢下,蛇精一口就把兔子吞了下去。再是一只小鹿,这次蛇精没有接住,小鹿落地后赶紧逃跑。眼看小鹿就要逃出洞去了,只见蛇精拿起如意,呼地吹了一口气,如意就发出一阵旋风,冻住了小鹿。这不就是妖怪逃出葫芦山时万物都被冻住时的景象吗?原来妖怪是用的这个如意宝贝施的法。


这妖怪的宝物可不止这一个,就见一旁一只蜈蚣精的身边放了一个长得像水晶石一样的如意镜。蛇精跳舞跳累了,正好走到如意镜前。如意镜镜面一闪,镜子里显示出了老爷爷家门前的葫芦藤和七个葫芦。蛇精一看大惊失色:“啊,这些该死的葫芦,是从什么地方冒出来的?”蝎子精也慌了:“这,这,这,这是怎么回事?”这时如意镜里的镜头一转,只见老爷爷和穿山甲正在给葫芦藤耕地施肥。蛇精大怒:“好啊,原来是这个家伙在给我们捣乱。”这些蝎子精不慌不忙地说:“夫人,这葫芦枝叶幼嫩,果实不坚,趁现在前去铲除,为时不晚。 ”原来这蛇精和蝎子精是夫妻。


葫芦们现在成了妖精们的目标,妖精们会使用什么手段来搞破坏呢?我们下集再讲。

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今日の単語とフレーズ


乍一看

パッと見。話し言葉寄りです。


例文:

“妈妈切番茄的时候番茄汁溅了一脸,乍一看还以为是杀人现场呢,吓死我了。”


訳文:

「お母さんがトマトを切る時に汁が顔に飛び散ってしまって、パッと見殺人現場に見えてびっくした。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!前回はおじいちゃんが洞窟から取ってきたひょうたんの種が家の前の空地で急成長し、七つの違う色のひょうたんが実った話をしました。赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、どのひょうたんからも子供が「おじいちゃん!」と叫ぶ声が聞こえます。それを聞いておじいちゃんはとても喜びました。ひょうたんたちを撫でながら「いい子だ」と声を掛けました。


「この貧乏な山はあっちこっち石だらけで、水や肥料があまりないんだ。」おじいちゃんが言いました。「けどわしがなんとかして、お前らに沢山水をやり、肥料を与える。そうしたらお前らも早く成長できる、な!」ひょうたんの中のあかちゃんたちはおじいちゃんの言葉を聞いてみんな「おじいちゃん、ありがとう。」といいました。


こっちの話はさておき、ひょうたん山近くのもう一つの山で今何が起きているかを見てみましょう。この山にはいつの間にか大きな鉄の扉ができていました。扉を開くと中はひろーい洞窟になっています。巨大な雌の蛇の妖怪が腰をくねくねひねって踊っている最中です。この蛇の妖怪は人の服を着て、頭も人間の女性に化けています。髪を高く結って、肌も白く細身で、パッと見美人に見えます。彼女の近くに石のテーブルがあって、その上に豪華な料理がいっぱい置いてあります。雄の蠍の妖怪がお酒を飲みながら楽しんでいます。奴らはひょうたん山から逃げ出した二匹の妖怪ではありませんか?


周囲を見回すと、洞窟にいるのはこの二匹の妖怪だけではありません。踊っている蛇の妖怪の隣に小さなガマの妖怪がいて、ケロケロとダンスに合わせて歌っています。頭上では小さな蜘蛛の妖怪が網を琴のように弾いて伴奏しています。空中には沢山の小さな蝙蝠の妖怪たちがバックダンサーとして一緒に踊っています。地面では小さな蜥蜴の妖怪たちとほかの小さな蛇の妖怪の手下たちが蛇の妖怪と一緒に踊っています。また小さな蜂の妖怪たちはお酒を運んできてサソリの妖怪に注いであげています。この妖怪たちは蛇の妖怪と蠍の妖怪がひょうたん山から逃げ出したことを祝っているようです。


蛇の妖怪は得意げに踊りながら、手に持っている金の取っ手で玉を埋め込んでいる如意をちらちら見せびらかしていました。これが彼女の宝物のようですね。ここで小さな蝙蝠の妖怪たちが食べ物を運んできました。まずは兎です。蝙蝠の妖怪たちは空中から兎を投げ落として、蛇の妖怪はそれを口でキャッチして一口で飲み込みました。次は小鹿です。しかし今度は蛇の妖怪は上手くキャッチできず、小鹿が地面に落ちてしまいました。逃げるチャンスだと思って、小鹿は走り出しました。もう少しで洞窟の出口に着く時に、蛇の妖怪は如意を手にし、ふうっと息を吹きかけました。すると如意から旋風が巻き起こり、小鹿を凍らせました。妖怪がひょうたん山から逃げ出した時に万物が凍った時と同じではありませんか。妖怪たちはこの如意を使ったわけですね。


実は妖怪の宝物はこの如意だけではありません。近くの蜈蚣の妖怪の隣に水晶石のような如意鏡が置かれています。蛇の妖怪が踊り疲れて、如意鏡の前に来ました。ちょうどその時如意鏡が光って、おじいちゃんの家の前のひょうたんの蔓と七つのひょうたんを映し出しました。蛇の妖怪がびっくりして顔色を変えました。「この死にぞこないのひょうたんめ、どこから湧いてきたんだ?」蠍の妖怪も慌てました。「こ、こ、こ、これはどういうことだ!」その時、如意鏡がまた別のシーンを映し出しました、おじいちゃんと穿山甲が土を耕し、ひょうたん蔓に肥料をあげているシーンです。これを見て蛇の妖怪が怒りました。「おう、こいつらが邪魔をしているわけだ。」蠍の妖怪は慌てず騒がずに言いました。「ダーリン、このひょうたんはまだ幼いし、果実もまだ硬くない。今から潰しに行けば、全然遅くない。」この二匹の妖怪は夫婦なんですね。


ひょうたんたちは妖怪のターゲットとされてしまいました。妖怪たちはどのような手口で襲ってくるのでしょうか。次回でお話しします。