あなたの知らない中国語!

「あなたの知らない中国語!」の公式ブログです。毎週Podcast、Google Podcast、Spotify、Anchorとこのブログで配信しております。ご質問・ご意見はそれぞれのエピソードのコメント欄へお願い致します。

2021年12月16日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・下 私の少年時代・家でのプチ仏教・下

あなたの知らない中国語!

 

「2021年12月16日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・下 私の少年時代・家でのプチ仏教・下」

の配信がスタートしました!

原稿は一番下に掲載しております。

 

ご視聴は下記のリンクをクリックしてください!

または各Podcastのアプリで「あなたの知らない中国語」と検索してください。

 

Apple Podcast:https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E/id1528116819


Google Podcasts

https://podcasts.google.com/feed/aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy8yZmNjYzQxYy9wb2RjYXN0L3Jzcw==

 

Spotify: https://open.spotify.com/show/4qjiCy9BRd9KcC7j9TITM8

 

またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

……………………………………………………………………

原文

今日のリスニング


大家好!这一系列的最后一集我来介绍一下“灶神”。灶神又叫“灶王爷”,主管人间的饮食。在中国有一句古话叫“民以食为天”,也就是说对老百姓来说能不能吃饱饭是最重要的。所以自古以来人们对灶神都是十分尊敬的,大家在每个中国人家里都可以看到供奉着灶神。


一般来说供奉灶神的地方是厨房。最佳的地方一般被认为在煤气灶左上方或右上方的柜子里,所以中国厨房煤气灶上方的柜子里总会设计一个供灶神的空间。灶神和其他家里供的佛不一样,一般只贴一张画像,而不是佛像。灶神也需要每天供奉食品。一般除了净水之外最多的就是米饭了,用电饭煲煮好的第一碗饭必须要供灶神才行。先灶神吃,再我们吃。


为什么人们这么尊敬灶神,以及为什么灶神只贴画像,不摆放佛像呢。理由很简单,因为灶神每年都会到天上把这户人家的情况汇报给天庭。每年农历12月23日或24日(根据地区的不同而不同)的深夜,灶神会飞到天上去,把这一年这一户人家是不是对自己好向天庭进行汇报。如果待灶神不好的话,那么下一年灶神就不会保护这户人家,这一家可能就会贫穷、吃不上饭。所以人们都争先恐后地给灶王爷拍马屁。


除了平时要及时供奉食品之外,到了灶神上天这一天,家家户户都要供奉一种名叫“祭灶果”的糕点。祭灶果有很多种,有的长得像芝麻团子,有的类似黑糖棒,有兴趣的话大家可以查一下。又据说灶神是骑马飞上天的,所以人们还会在灶神面前撒一把黄豆,用来喂马。总之就是竭尽所能讨好灶神,希望他在佛祖面前给自己家多说好话。从这一点也能看出中华文明的一个特点吧。


等供完灶神之后,为了让灶神上天,人们需要“送”灶神。一般采用的方法是把灶神的画像给烧掉,然后在一年的最后一天,即12月31号贴上新的灶神画像,这叫“请”新灶神。尤其是这一年运势不好的时候人们总是会送走旧灶神,换一个。而如果这一年运势极好的话,那么有的家庭就会不送灶神,第二年继续请同一个灶神。还有的家庭觉得烧灶神画像不妥,所以即不烧也不撕,而是在31号这一天在原有的画像上面贴一张新灶神的像。


这就是我所了解的中国目前的灶神文化了,不知道日本是不是也有类似的习俗呢?

……………………………………………………………………

今日の単語とフレーズ


说好话/说坏话

「说好话」は関係を取り持つために良いように言うという意味で、「说坏话」は悪口を言うという意味です。


例文:

“你帮我在老板面前多说点好话,让我涨涨工资啊!”“没用,老王老是在老板面前说你的坏话。”


訳文:

「ボスの前でうまいこと言って俺の給料を上げさせてくれよ。」「意味ないよ。王さんがいつもボスの前でお前の悪口言ってるからな。」

……………………………………………………………………

訳文

今日のリスニング


こんにちは!このシリーズの最終話では「台所の神様(かまどの神様)」についてご紹介したいと思います。台所の神様は別名「台所の王様」とも呼ばれ、人間界の飲食を司っています。古い言い方で「民が食を天とする」という言い方があります。百姓にとってお腹いっぱい食べられるどうかが最重要だという意味です。そのため、台所の神様に対して皆非常に尊敬しています。どの中国人の家にも台所の神様を祀っています。


一般的に台所の神様を祀る場所は厨房ですが、最適だと思われているのはガスコンロ左上か右上の棚の中です。そのため、中国のガスコンロ上の棚には台所の神様を祀るためのスペースが必ず設けられています。台所の神様は家の中で祀られている他の神様と違って、仏像ではなく、肖像画一枚しか貼りません。台所の神様にも毎日食べ物をお供えする必要があります。一番多いお供え物として浄水の他にお米があります(フルーツもよく使われます)。炊飯器で炊いたご飯は先ず台所の神様にお供えしなければなりません。台所の神様が先に食べ、その後私たちが食べます。


何故人々がこのように台所の神様を敬うのか、何故肖像画だけで仏像は置かないのか、その理由は簡単です。台所の神様は毎年空に上がってこの家の状況を天庭(空の上にある神様が住む宮殿)に報告するからです。毎年旧暦12月23日か24日(地域によって異なります)の深夜、台所の神様は空へ飛びだっていき、この一年でこの家でちゃんともてなされたか天庭に報告するのです。もしよく扱わなかったら、来年この家をお守りしなくなり、この家は貧乏になって、ご飯もろくに食べられなくなると言われています。これがあるので、皆競って台所の神様にゴマをすります。


日頃のお供え物の他に、台所の神様が天上に行く日には、どの家も「祭灶果」という名のお菓子をお供えしなければなりません。「祭灶果」には色々な種類があって、ゴマ団子のような外見のものもあれば、黒糖麩菓子に似ているものもあります。ご興味があれば是非調べてみてください。また台所の神様は馬に乗って空に上ると言われているので、馬に餌をと彼の前に大豆を撒いたりもします。とにかくあらゆることをやって台所の神様の機嫌を取って、仏様の前でこの家について良いように言ってもらいます。ここからも中華文明の一つの特徴が伺えますね。


お供えした後、台所の神様に空へ旅立ってもらうために、台所の神様を「送ります」。一般的な方法は肖像画を燃やすことです。そして一年最後の日、即ち12月31日に新しい肖像画を貼り付けます。これを新しい台所の神様を「請う」と言います。特にこの一年あまり運気が良くなかった人は古い台所の神様を送って、新しいのに変えます。逆にもし一年の運気が良かった家庭は送らない選択肢もあります。来年引き続き同じ台所の神様に来てもらいます。また神様の肖像画を燃やすのはよろしくないと感じる家庭もいるので、その時は取ったり燃やしたりせず、31日に元の絵の上に新しい台所の神様の絵を貼り付けるだけという方法もあります。


これが私の知っている今現在中国の台所の神様に纏わる文化です。日本にも似た風習はありますか?