あなたの知らない中国語!

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2022年1月12日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话3 葫芦兄弟1 神峯奇遇・下 中国語童話3 ひょうたん兄弟1 神山での出会い・下

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欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング

 


大家好!上一集我们讲到了老爷爷为了躲避寒冷而进入到了山洞里,在里面救了一条被石头压住的穿山甲之后被告知穿山甲把两个妖怪给放跑了。这究竟是怎么一回事儿呢?

 


原来在很久很久以前,这儿出了一条蛇精和一只蝎子精。他们魔法高强,把这儿糟蹋的一片荒芜。乡民们流离失所,背井离乡,附近的各种动物也被妖怪给吃了。后来,天神大怒,为了拯救百姓,将惊雷闪电化作神葫芦,把两个妖精收了进去,压在这葫芦山里。至今已经有九千九百九十九年了,只要满一万年,妖精就会化为灰烬。可是穿山甲不小心钻破了这葫芦山,让这两个妖怪给跑了。老爷爷这才知道原来长得像葫芦的大石头是一个压着妖怪神器,自己现在是在神器的里面。

 


妖怪逃出去了,那该怎么办呢?穿山甲告诉老爷爷,这洞里有个镇妖之宝,得到它就能重新制服妖怪。于是老爷爷跟着穿山甲走到了洞穴的最深处,发现了一个会发出七彩光芒的葫芦。老爷爷正想上去拿,可是这葫芦却突然喷出火来,根本无法接近。这么烫的葫芦籽儿可怎么拿呀?穿山甲又告诉老爷爷,要拿这葫芦籽儿需要绿叶和泥土,有了这两样东西就能平息它的烈焰。可这山洞里全是石头,到哪儿去找绿叶呢?

 


两人正在犯愁的时候宝物又喷发出了更多的火焰,火焰伴着洞里的石头砸过来,他们急忙逃离出火焰的范围。就在老爷爷逃跑的时候,一片叶子从口袋里掉了出来,飘着飘着落在了地上。这不是刚才救了小鸟后大鸟报恩给捡来的树叶吗?

 


于是老爷爷手里拿着叶子慢慢靠近宝物,这宝物就像有灵性似的,火光逐渐暗淡下去,最后消失了,露出了里面的葫芦。老爷爷再靠近一点,把叶子朝葫芦一扔,就见葫芦把叶子吸住之后消失了,葫芦原本存在的地方出现了一颗巨大的葫芦籽儿,闪着绿光。老爷爷再撒了一些泥土在上面,光变成了蓝色,温度似乎降下去了。老爷爷小心翼翼地把葫芦籽儿拿在手里,仔细端详了起来。

 


就在这个时候,手里的葫芦籽儿突然发出了剧烈的闪光,随着这道闪光,洞穴开始更为剧烈地震动。老爷爷和穿山甲脚下的地面裂了开来。不对,原来是整个葫芦山裂成了两瓣,两人就这么掉了下去。

 


欲知老爷爷和穿山甲是否安然无恙,请下周三继续收听下一集,谢谢。

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今日の単語とフレーズ

 


灵性

命が宿っていて、人間が伝えたいことが分かっている様。主に動物に対して使う表現です。

 


例文:

“海豚是一种很有灵性的动物。”“没错,我听说海豚经常救助落水的人呢。”

 


訳文:

「イルカは知恵があって、人間と意思疎通ができる動物だよ。」「知ってる!海に落ちた人を助けたって話よく聞くよね。」

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訳文

今日のリスニング

 


こんにちは!前回ではおじいちゃんが寒さから逃れるために洞窟に入り、洞窟の中で石の下敷きになっていた穿山甲を助けた話をしました。ところが穿山甲から妖怪を二人逃してしまったと告げられました。一体どういうことでしょう。

 


穿山甲から話を聞いてみると、昔々、蛇の妖怪と蠍の妖怪が突如どこかからこの辺りに現れたそうです。二人の妖怪の妖力は強く、この辺りをめちゃくちゃにしました。村人たちは家を失い、ここを離れました。妖怪は動物をも沢山食べてしまいました。それを知った神様は怒り、人々を救うために雷と稲妻をひょうたんに変えて、二人の妖怪を吸い込みました。そのひょうたんをここひょうたん山の下に鎮め、今日まで既に九千九百九十九年が経ちました。満一万年になれば、妖怪は灰と化すそうです。しかし穴を掘っていた穿山甲はうっかりしてひょうたん山に穴を開けてしまい、妖怪はその穴から逃げてしまいました。おじいちゃんはやっと知りました。ひょうたん山にあるひょうたんの形をした大きな岩は妖怪を鎮めるための神器だったのです。自分は今その神器の中にいるのですね。

 


妖怪は逃げ出しました。ではこれからどうすればいいでしょう。穿山甲によると、この洞窟の奥に妖怪を鎮めるための宝器があるそうです。それを手に入れれば再び妖怪を倒すことができます。おじいちゃんは穿山甲に着いて洞窟の一番奥まで行って、七色の光を放つひょうたんを見つけました。おじいちゃんは早速それを取ろうとしましたが、急にひょうたんが火を吹き始めました。これでは近づけません。こんなに熱いものってどうすれば手に入るでしょう。穿山甲はまた言いました。このひょうたんを手に入れるには緑の葉っぱと土が必要です。この二つのものがあれば炎を鎮めることができますが、しかし洞窟には石しかなく、どこに行けば緑の葉っぱが見つかるでしょう。

 


困った二人に向かって宝器はまた火を噴きました。今度は火が洞窟のあっちこっちにある石と一緒に降りかかってきました。二人は急いで炎の範囲から逃げ出しました。あれ、逃げている時、おじいちゃんのポケットから葉っぱが出てきたではありませんか。葉っぱはひらひらと地面に落ちました。さっき小鳥を助けてあげたことに感謝して、親鳥が拾ってきてくれた緑の葉っぱでした。

 


おじいちゃんは葉っぱを手にゆっくりとひょうたんの宝器に近づきました。宝器はまるで命が宿っているように、炎が少しずつ治まっていき、やがて完全に消えました。中からひょうたんが現れたのです。おじいちゃんはもう少し近づいてから、葉っぱをひょうたんに向けて投げつけました。ひょうたんは葉っぱを吸い込んだ後消えました。ひょうたんがあった場所に大きなひょうたんの種が現れて、緑色の光を放っていました。おじいちゃんは種に土を撒くと、光が青色になり、温度も下がったようです。おじいちゃんはやっとひょうたんの種を手に入れました。

 


おじいちゃんがひょうたんの種をじっくり観察しようとしたその瞬間、突然種から強い光が放たれました。その光と共に、洞窟がさっきよりも更に強く揺れ、おじいちゃんと穿山甲の足元の地面が裂けてしまいました。いや、違います。ひょうたん山そのものが真っ二つに割れたのです。二人はそのまま下へと落ちていきました。

 


おじいちゃんと穿山甲は助かったでしょうか。来週水曜日にまた続きをお話しします。