あなたの知らない中国語!

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2022年2月3日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・寺庙情节4 私の少年時代・寺院愛4

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一下中国寺庙里的一天的活动安排。


对一个寺庙来说一天的活动主要分为“功课”、“普通佛事”和“法会”三种。其中“功课”是寺庙每天都必须做的,无论发生什么事情都不能缺少。寺庙的一天从做“早功课”开始,一般大寺庙会在早上三点半到四点开始做早功课,非常非常的早。我记得以前曾经和妈妈以及外婆一起住在寺庙里,凌晨天还没亮的时候就被叫醒去参加早功课。顺便说一下叫醒和尚的方法是敲木板。当时住的寺庙位于山里,从黑漆漆的山道看到远处灯火通明的寺庙大殿,那情景既神秘又神圣,在我的脑海里留下了深刻的印象。


早功课一般持续一个多小时,结束后和尚们会在五至六点左右吃早饭。吃完饭后会有一定的休息时间,然后如果是中小寺庙的话,从七点至八点左右开始做“普通佛事”,简称“普佛”。普佛中最常见的是“打七”。“打七”原本是指出家人专心修行七天的意思,不过现在在一般的寺庙里往往指香客出钱让寺庙帮自己念七天经的意思。这也是中小寺庙的一个重要的收入来源。


“打七”等普佛一般分两种,一种叫“延生”,一种叫“往生”。“延生”指的是给还活着的人做的佛事,也就是“延续生命”的意思。“往生”指的是给死去的人做的佛事,“已经往去不在的生命”的意思。一般在早上打的七也叫“早普佛”,都是做给“延生”的。其内容往往是香客在完成了某个理想后回来感谢佛祖,或者保自己和家人身体健康,助工作和学业顺利等内容。


顺便说一下“打七”都有一个主题,也就是在这个“打七”期间主要念什么经。比如主要念≪地藏经≫的叫“地藏七”,主要念≪法华经≫的叫“法华七”,主要念≪金刚经≫的叫“金刚七”,主要念≪弥陀经≫的叫“弥陀七”。


这个早上打的“早普佛”结束后在十点钟左右会有一个相对比较小的活动叫“上供”,一般持续半个小时。到了十点半,寺庙就进入了午饭时间。因为早饭是五、六点开始吃的,所以中饭和外界不一样,自然也变得很早。


吃完饭之后会有一个较长的休息时间,大约两个小时左右,所以很多和尚会选择进行午睡。到了下午一点半,下午的工作就开始了。寺庙下午和晚上的工作安排我在下一集继续给大家介绍,尽情期待。

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今日の単語とフレーズ


在脑海里留下了深刻的印象

頭に焼き付いた、深い印象を残した、という意味です。


例文:

我第一次看到她登台表演是在她才13岁的时候。她那优美的身姿和高超的演技在我的脑海里留下了深刻的印象。


訳文:

初めて彼女のステージを見たのは彼女が13歳の時でした。優美な姿勢とレベルの高い演技が私の脳裏に深い印象を残しました。

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は中国のお寺での一日をご紹介したいと思います。


お寺にとって一日の主な活動は三つあります。「お勤め」、「普通の法事」、「重要な法事」(普通の法事が重要でないというわけではありません)です。その内「お勤め」は毎日必ずやらなければならないことで、どんなことが起きようと欠かすことはできません。お寺の一日は「朝のお勤め」から始まります。大多数のお寺は早朝3時半から4時ぐらいに「朝のお勤め」を始めます。これは非常に早い時間帯です。昔母と祖母に連れてもらってお寺に泊まったことがあります。朝方まだ真っ暗な時に起こされて朝のお勤めに参加しました。因みにお坊さんたちは木の板を叩いて音を立て、お互いを起こしていました。当時泊まったお寺は山の中にあるので、真っ暗な山道から煌々と光を放っているお寺の本堂の眺めが神秘的であると同時に神聖的でした。私の記憶に今も深く焼き付いています。


朝のお勤めは通常一時間強続きます。終わった後、5時から6時に朝ごはんの時間が始まります。朝ごはんを食べ終わると少し休憩の時間が設けられます。中小規模のお寺なら7時か8時ぐらいから「普通の法事」を行います。普通の法事の中で一番よく見かけるのが「打七」というものです。「打七」は元々出家したお坊さんが心を込めて修行に専念する七日間のことを指しますが、今ではほとんど檀家さんがお金を出してお寺のお坊さんたちに自分のために七日間念仏してもらうことを言います。これは中小規模のお寺にとっての重要な収入源でもあるのです。


「打七」を始めとする普通の法事は二種類に分けることができます。一つは「延生」、一つは「往生」と言います。「延生」は生きている人のための法事で、「延命」から来ています。「往生」は亡くなった人たちのための法事で、「往ってしまってもういない生命」という意味らしいです。通常朝行われる普通の法事はすべて「延生」のためのものです。主に檀家さんの願いが叶ったことを仏さまに感謝するため、また自分と家族の健康を守るため、もしくは仕事と学業が順風満帆であることを祈るためです。


因みに「打七」にはテーマというのがあります。つまり「打七」の期間中に主にどのお経を読むかのことですが、例えば主に『地蔵経』を読むなら「地蔵七」と言い、主に『法華経』を読むなら「法華七」と言います。主に『金剛経』を読むなら「金剛七」と言い、主に『阿弥陀経』を読むなら「弥陀七」と言います。


朝の普通の法事が終わって、約10時ごろに比較的小さな法事、「上供」というものを行います。これが約30分で終わり、10時半からお昼ごはんの時間に入ります。朝ごはんは5、6時ぐらいに食べたので、お昼も世の中と違い、早いのです。


お昼ご飯を食べたら比較的長い休みに入ります。約2時間もあるので、お昼寝をするお坊さんも大勢います。午後の1時半になると、午後のお仕事が始まります。お寺の午後及び夜のスケジュールについては次回でお話ししたいと思います。