あなたの知らない中国語!

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2021年12月30日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・寺庙情节1 私の少年時代・寺院愛1

あなたの知らない中国語!

 

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一下我小时候和佛教,和寺庙的一些缘分。虽然其中包括了很多我个人的事情,不过或许对大家了解中国一般老百姓的信仰以及佛教对中国人生活的具体影响有所帮助,还请见谅。


我的母亲和一般人相比是比较虔诚的佛教信徒,她在怀上我之前一共怀过三胎,每一次保胎都没有成功,所以怀上我以及生出我之后非常感谢佛祖的保佑。据说在怀上我之后她去找瞎子算了一次命,这个算命的建议在我出生后尽快给我找一个师傅,成为佛家弟子,让佛祖保佑我,可以安全地养大我。


于是在我才一岁的时候妈妈就带我去了老家舟山普陀山,也是中国四大佛教名山之一拜师傅。当时可能也不太清楚拜师傅的规矩,所以也没有做太多的联系就直接去了。结果想要拜的佛顶山惠济禅寺(普陀山最高峰上的普陀山三大著名寺庙之一)的当家师傅正好外出不在,这只能说是没有缘分吧。但是好不容易来了,也不想放弃,于是妈妈继续带我去了后寺法雨禅寺(佛顶山山下普陀山三大著名寺庙之一)。到那儿当然谁也不认识,妈妈问一个在那边扫地的大妈该找哪个师傅,这时正好看到一个师傅经过,大妈说你就找他吧。这位师傅就是我的第一位师傅“光定师傅”。


拜师的手续和仪式很简答,师傅在纸上写上我的名字、出生年月日和拜师的日子后给我取了一个法名叫“隆鸣”。然后在佛祖面前点上香,师傅在前面跪拜,我在后面学着样子一起磕头跪拜,就这样我成了佛教的弟子,这个拜师入佛教的正式名称叫做“皈依”。当时皈依的手续费是20元人民币,不过因为觉得有缘,所以妈妈付了50块钱。师傅也很高兴,不但和我们合影留念,而且还给我们请了一尊观音菩萨。这是一尊用白色陶瓷做成的很精致的观音菩萨,现在还供在家里,保佑我平安长大,聪明智慧。现在想起来当时俗家弟子拜师真的是非常简易,既不需要预约也不需要太多仪式,当天在寺庙里碰上就有可能直接成为师徒。


之后在我六岁的时候又拜了一个师傅。这是一位曾经当过普陀山某个寺庙当家的,在老家可以说是名人的一个和尚,叫悟道法师。这个时候拜师的费用已经涨到了五年前的5倍,100块钱。他给我取的法名叫“净鸣”。下周我来介绍一下法名的取法,尽情期待。

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今日の単語とフレーズ


情结

中日辞書で調べると「コンプレックス」という意味が出ます。しかしそもそも日本語のコンプレックスは「劣等感」の意味合いが強すぎるので、もとの英語の「コンプレックス」と意味がかけ離れています。中国語の「情结」はどちらかというと英語の「コンプレックス」に近い意味です。つまり様々な感情の複合体のことで、「複雑な感情」と理解していいでしょう。ただ中国語で実際に「情结」を使う際は複雑な感情より、概ね「好き」という意味になることが多いです。特に「様々な感情が入り混じっているが概ね「好き」」というニュアンスがあると思われます。


例文:

“这本书记载了作者的恋母情结。”


訳文:

「この本は作者のマザーコンプレックスを記しています。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は小さい頃に仏教やお寺とのご縁についてお話ししたいと思います。個人的なエピソードが沢山含まれていますが、中国の一百姓の信仰状況及び仏教が具体的に中国人の生活にどのような影響を与えているかのヒントになれば幸いです。


私の母親は普通の人に比べて比較的敬虔な仏教信者です。私を身ごもる前まで三回も身ごもりましたが、どれも流産になりました。そのため私を身ごもったこと、最終的に生まれたことについて神様のご加護に感謝している気持ちが強かったです。私を身ごもってから目の不自由な占い師のところへ行き、占いをしてもらったことがあります。占い師のアドバイスとしては生まれたらできるだけ早く仏教に弟子入りし、帰依したほうがいいとのことでした。仏様に守ってもらったほうが無事に育つということだそうです。


ということで僅か一歳の時に母親に連れられて地元舟山にある「普陀山」に和尚さんに弟子入りしに行きました。当時弟子入りのルールもあまり分かっていなかったでしょうか、事前に細かく連絡を取らずにとにかく行きました。結果縁がなかったと言いましょうか、弟子入りしたかった仏頂山慧済寺(普陀山最高峰の頂上にある普陀山三大寺院の一つ)の住職さんがいらっしゃいませんでした。しかしせっかく来たので、簡単には諦めたくなくて、そのまま後寺法雨寺(仏頂山の麓にある同じく普陀山三大寺院の一つ)に行きました。誰も知っている人がいなかったので、その辺にいるお掃除をしていたおばさんにどの和尚さんが良いですかと聞いていたら、ちょうど一人通りました。この人でいいんじゃない、とおばさんが言ってくれたので、その和尚さんにしたそうです。ということでこの「光定和尚」さんが私の最初の師匠になりました。


弟子入りの手続き及び儀式はとても簡単でした。師匠が紙に私の名前、生年月日、弟子入りの日付などを書いてから「法名」を付けてくださいました。「隆鳴」でした。その後仏様の前でお香を焚いて、師匠が前で跪拝し、小さい私はそれを真似して後ろで同じく跪拝、叩頭しました。これで仏教に弟子入りできたわけですが、これの正式名称は「帰依」と言います。当時帰依するための手数料の相場は20元でしたが、縁があると感じた母親は50元を払ったそうです。師匠も喜んでくれて、記念写真撮影に応じただけでなく、観音菩薩像を一尊請ってくださいました。白い陶磁器の観音像で、今でも我が家の仏壇に置かれています。私が無事健康的に育つこと、聡明であることを守ってくれる意味合いが込められているそうです。今思うと、当時俗人の仏教への弟子入りは本当にシンプルでした。予約も要らず、大規模な儀式も要りません。その日にお寺で会ってそのまま弟子になれるわけですから。


その後6歳の時、もう一人の師匠に弟子入りしました。この師匠はかつて普陀山某お寺の住職さんでした。地元でも有名人で、悟道法師という方です。この時弟子入り手数料の相場は既に5年前の5倍の100元になっていました。悟道法師から授かった法名は「浄鳴」でした。来週は法名の付け方についてご紹介します。乞うご期待。