あなたの知らない中国語!

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2021年9月9日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(憧憬上海篇) 私の少年時代(上海への憧れ編)

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2021年9月9日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(憧憬上海篇) 私の少年時代(上海への憧れ編)


この番組の情報源は中国国内のメディアやSNSなどです。

中国語の原文と日本語の訳文は「あなたの知らない中国語!」のブログに載せています。

ブログのテキストを確認しながら聞くことをお勧めします。

(ブログ:https://shiranaichinese.hatenablog.com/)

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原文

今日のリスニング


大家好!今天的话题是9月7号周二“过夜轮渡”这一集的后续。岱山岛民不顾辛苦坐过夜轮渡为的就是奔赴大都市上海。无论是当时还是现在,上海都是岛民的憧憬的对象。


憧憬上海是有原因的。首先,从现实角度来讲上海是中国商业的中心,想要进入大公司的人,想要自己创业的人,或者说单纯想要捞一笔金子发财的人都可以在上海找到机会。机会多,这是憧憬上海的第一个理由。


其次上海作为十分发达的国际化大城市,其城市基础设施要比周边地区要建的好得多。从我个人的体验来讲,医院的水平可以说是遥遥领先除北京之外的全国各地。小的时候我的脚面骨骨折时岛上的医生均建议我去上海的某两家著名的治疗骨伤的医院接受治疗。而我的近视眼岛上也无法治疗,都是去的上海一个叫做青少年近视预防中心的医院接受的定期的治疗。这也是我小的时候常去上海的最大的原因。其他的父母也是一样,如果孩子得了相对较重的病,只要能出得起钱,都会带孩子去上海的医院住院治疗。


可能并不是所有的人都是这样的,但是毫无疑问上海周围的城市里对上海有所憧憬的人还是很多的。比如我的小学、初中、高中同学里有将近一半的人去了上海念书或工作。尤其是现在交通变得方便了,三个多小时就能抵达上海,在上海工作的人周末很容易就能回家,感觉上海变的越来越近了。可能这一点日本也差不多吧。关西地区的人会喜欢去大阪读书工作,首都圈的人会想去东京读书工作。


当时在岛民们看来上海是一个时尚的、现代化的、到处都是有钱人和潮男潮女的闪着耀眼金光的地方。不仅如此,很有意思的是连小混混的顶点也在上海。当时岱山岛上的小混混们打架如果没有决出胜负的话就会从舟山本岛把自己的哥哥辈的小流氓给叫过来参加打架。还是不分胜负的话就从大陆宁波地区叫叔叔辈的黑社会过来打架,还是不行的话最终就得动用在上海的头头们了。


日本人对这样的憧憬可能觉得没什么,我个人也不是特别喜欢求一夜暴富这样的想法。不过对这些向往在上海生财的人的心情还是可以理解的。因为当时我也非常期望能生活在这样的大城市,散布在外滩、城隍庙和高楼大厦之间。看来我骨子里是一个不折不扣的乡下人啊!

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今日の単語とフレーズ


小混混/小流氓

チンピラ、ごろつき、という意味です。マフィアや暴力団まで行かない程度のその辺でたむろしている若い不良のことを言います。


例文:

“中国有些地方小混混很多,晚上出门要注意安全。”


訳文:

「中国では場所によってはチンピラがとても多いです。夜出掛ける時に気をつけましょう。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は9月7日火曜日の「深夜フェリー」の回の続きになります。岱山の島民たちが苦労を厭わず、船で宿泊して大都会の上海に赴く話をしました。実は当時も今も、上海は島民たちの憧れの的です。


上海を憧れるには理由があります。まず現実的な角度から言うと上海は中国のビジネスの中心です。大企業に入りたい人、起業したい人、ただ単に金を掘り出して一夜にして大富豪になりたい人皆上海でチャンスを見つけることができます。チャンスが多い、これが一つ目の理由です。


次に、国際メトロポリタンとして発達していた上海はその社会インフルが周辺地域より大幅に良いのです。私個人の体験から言うと、特に病院のレベルは北京を除く全国どの地域よりも遥かに上です。小さい頃に足が骨折した時、島にある病院の先生たちは誰もが上海にある2軒の有名な専門病院を勧めてきました。私の近視も島では治療できず、定期的に上海にある青少年近視予防センターに通っていました。小さい頃にしょっちゅう上海に行っていた一番の理由がこれです。当時他の親も同じで、余裕さえあれば、子供が重めの病気に罹ったら必ず上海の病院に連れて入院させていました。


全員ではないですが、上海周辺の町の人たちの中に上海に憧れている人は多いはずです。例えば私の小中高の友達の中に半分近くが上海の大学に通ったか、上海で仕事をしています。特に今は交通が便利になって、三時間ちょっとで着くので、週末家に帰ってこられます。上海が益々近くなった気がします。この点で言うと日本も似ていますよね。関西圏なら学校と仕事は大阪に行きたいとか、首都圏やその周りなら東京に行きたいのと似ていると思います。


上海は当時の島民から見てモダンで、現代的で、お金持ちやお洒落な人がいっぱい居て、キラキラ輝いて見える場所でした。面白い話、チンピラの世界でも上海が頂点でした。岱山島でチンピラ同士で喧嘩して勝負がつかなかったら、一番大きい島である舟山島からお兄さんたちを呼んできて喧嘩します。それでも勝負がつかなかったら今度は大陸上にある寧波というそこそこ大きな街からおじさんチンピラを呼んできたり、最終的には上海からボスレベルの人たちが出てきて解決する、噂ではそのような力のピラミッドもありました。


日本人からするとこのような憧れは普通か誉めたものではないと思うかもしれません。私も成金のことをあまり良くは思っていません。ただ上海に行って成功したい人たちの気持ちは理解できる部分もあります。かつて私もバンド(上海屈指の川沿いの繁華街で、外灘とも書く)や豫園を散策したり、高層ビルの間を闊歩したいと思いました。やはり心は田舎者ですね。