あなたの知らない中国語!

「あなたの知らない中国語!」の公式ブログです。毎週Podcast、Google Podcast、Spotify、Anchorとこのブログで配信しております。ご質問・ご意見はそれぞれのエピソードのコメント欄へお願い致します。

2021年9月13日(月) 每天五分钟 中国語リスニング 老师常用口头禅 先生の口癖集

あなたの知らない中国語!

 

「2021年9月13日(月) 每天五分钟 中国語リスニング 老师常用口头禅 先生の口癖集」

の配信がスタートしました!

原稿は一番下に掲載しております。

 

ご視聴は下記のリンクをクリックしてください!

または各Podcastのアプリで「あなたの知らない中国語」と検索してください。

 

Apple Podcast:https://podcasts.apple.com/jp/podcast/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E8%AA%9E/id1528116819


Google Podcasts

https://podcasts.google.com/feed/aHR0cHM6Ly9hbmNob3IuZm0vcy8yZmNjYzQxYy9wb2RjYXN0L3Jzcw==

 

Spotify: https://open.spotify.com/show/4qjiCy9BRd9KcC7j9TITM8

 

またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

……………………………………………………………………

原文

今日のリスニング


大家好!趁着上周五9月10号教师节的气势,今天我想来给大家介绍一下中国学校里的老师常说的一些经典的口头禅。一方面是想让大家了解一下老师说的有趣且实用的中文,另一方面也想问一问大家日本的老师的口头禅是不是和这些差不多呢?日本老师经常说的句子是什么呢?欢迎大家在博客或推特上留言告诉我,谢谢!


首先介绍的是班主任的常见口头禅。班主任为一班之长,所以管教学生的话会说的比较多。比如“你们是我带过最差的一届学生”,这儿运用了夸张的手法来表达学生让自己有多么操心的意思。然后是“大老远走过来,整个楼就我们班最吵”,还有“我从办公楼就能听见你们的吵闹声了”,再或者是“我从1楼就能听见你们的声音了”等等。中国的学校里学生吵闹是最常见的问题之一,所以班主任也不得不经常提醒。


有关作业的口头禅有“没带作业+狡辩=没写作业”,的确如此。谎称没带作业其实根本就没做作业的学生还是很多的。安慰学生的时候会说“等考上大学,你们就轻松了”。有的时候班主任也会很直接地抱怨一下说“你们考好了我又不会涨工资”,或者“教你们都要少活几年”。日本老师恐怕很少会说这样的话吧?中国的老师还真是实话实说,太直啊!班主任要带一整个班级的学生,是对学生成绩直接负责的,出了什么问题家长也都会找班主任。从班主任的口头禅里也能听出班主任的压力的确很大啊!


接下来介绍一下教各个科目的老师的口头禅。比如学生最痛恨的东西之一就是拖课,那么老师在打算拖课的时候会说什么呢?比如“放学先别走,我讲几句话”。说是说就讲几句话,但是讲完几句话就结束的例子可不多。还有类似的像“耽误大家一分钟,我把这道题讲完就下课”。这一分钟往往直接就变成十分钟,直到下一节课的铃声响起老师才记起来自己是在拖课。下一节课的老师也没办法,只能抽出几分钟让学生们去一下厕所。


在讲题目的时候老师也常会蹦出奇思妙语来。比如“看我干啥?我脸上有答案呀?!”,还有“看黑板干吗?看我!”一分钟后“看我干吗?看黑板!”,真是不知道该看哪儿好。有的时候老师累了,懒得仔细讲题的时候则会说“A错B错C错,那肯定选D”,拜托你能不能把为什么错的原因讲一下啊?另外在老师看来所有题目都是自己讲过的,试卷里的所有题目都答对是理所当然的。比如“这道题要是做错了,以后别说高中学过地理”。再比如这句话“又是一道送分题”,题目太简单,所以试卷里出这道题就等于是在把分数送给大家,所以叫“送分题”。在老师看来所有的题目都是送分题。


最后来几句很妙的口头禅。英语老师的口头禅:单词认识你,你不认识它。说的真好!数学老师在讲等式变形时有的时候会说:“同学们注意了,我要“变形”了!”最后这句话堪称经典,几乎所有中国的学生都应该听过。“你浪费一分钟,全班就浪费四十分钟,一节课就过去了。”不知道日本的老师的口头禅是不是也差不多呢?

……………………………………………………………………

今日の単語とフレーズ


耽误

時間を無駄にする、という意味です。自分の時間を無駄にしたなと思う時や、相手の時間を頂いて申し訳ないと思う時に使います。例えば「朝携帯を忘れて30分も無駄にした」は「早上忘了带手机耽误了30分钟」と言うことができます。話し言葉としても書き言葉としても使えます。


例文:

“不好意思,能耽误你15分钟帮我修一下自行车吗?”“没问题!”


訳文:

「すみませんが、15分ぐらいお時間頂いてもよろしいでしょうか?自転車を直して頂きたいです。」「大丈夫ですよ。」

……………………………………………………………………

訳文

今日のリスニング


こんにちは!先週9月10日の続きで、今日は中国の小中高の先生たちがよく言う口癖についてご紹介したいと思います。先生が喋る面白くて実用的な中国語を知ってもらいたいのと同時に、日本の先生の口癖も似ているかどうかを皆さんにお聞きしたいと思います。もしくは日本の先生がよく話す口癖は何なのかを知りたいです。よろしければブログやTwitterでコメントを頂ければ有難いです。


まずは担任の先生の口癖についてご紹介します。担任はクラスの長ですので、生徒たちを管理するための話が多くなります。例えば「私が今まで担任してきた中で君たちは一番ダメなクラスです」。これは誇張を使って生徒たちにどれだけ苦労させられたかという気持ちを表しています。そして「向こうから歩いてきて、このビルの中うちのクラスが一番うるさいね」や、「教員室から君たちの騒ぐ声が聞こえたよ」や、「一階から君たちの声が聞こえてたよ」などもよく聞く台詞です。中国の学校で「騒ぐ」が一番よくある問題の一つですので、担任も再三指摘しています。


宿題についての口癖には「宿題を忘れてきた+言い訳=宿題をやっていない」がありますが、その通りですね。宿題を家に忘れてきたと嘘をついて実は宿題をやっていない生徒が結構いました。また生徒を慰める時は「大学に入れば楽になるよ」と言ったりします。時には文句も思いっきり言います。「君たちの成績がよくなっても、私の給料が上がるわけでもないし」や、「君たちを教えて何歳寿命が縮むか」など日本人の先生なら言いそうもないことも言います。さすが中国の先生、ストレートですね。担任はクラスのリーダー役で、生徒たちの成績の責任を負っています。何かトラブルがあった時も親は担任のところに来ます。口癖からも担任の先生のプレッシャーが感じ取れますね。


続いて各科目の先生たちの口癖をご紹介します。生徒たちが一番憎いと思うものに「授業の引き伸ばし」が挙げられます。先生が授業を引き伸ばしたい時になんと言うかというと、例えば「放課後ちょっと残ってください。二三言話すことがあります。」二三言とは言っていますが、二三言で終わる試しがありません。似たような台詞で「一分だけ頂きます。この問題を説明したら終わります。」というのがありますが、一分が十分になって、次の授業のチャイムが鳴って初めて先生は自分が授業を引き伸ばしていることに気付きます。次の授業の先生も仕方なく、何分か取って生徒たちにトイレに行かせなければなりません。


問題を解いたり説明したりする時の先生からも面白い言葉が出てきます。例えば「なんで私を見るの?私の顔に答えが書いてるの?」や、「なんで黒板を見てるの?私を見て!」。でも1分後に今度は「なんで私を見てるの?黒板を見て!」に変わります。一体どこを見ればいいのか分かりませんね。たまに疲れてもう細かく問題を説明したくない時もあります。その時はこう言います。「A違うB違うC違う、ゆえにD」。頼むから何故違うかを説明してくれと心の中で叫びました。また先生からすればテストに出たどの問題も授業で解説したことがあると思っているようです。そのため全問正解が当たり前だと思っている節があります。例えば「この問題もし間違えたら、高校で地理を学んだなんて絶対言うなよ」という台詞からも分かります。また「これもまたお土産問題だね!」という口癖もあります。問題が簡単すぎて、テストにこんな問題が出ればまるで得点をただでくれているようなものであることから「お土産問題」と名付けたのです。先生からすればどの問題も「お土産問題」だという点が問題ですが。


最後に言い得て妙な口癖を幾つかご紹介します。まず英語の先生の口癖です。「単語はあなたを覚えていますが、あなたはその単語を覚えていません」、ナイスな言い方ですね!また数学の先生が数式を変形させる時にたまにこう言います。「皆さん注目!私変形しますよ!」。最後にほぼ全ての中国の学生が聞いたことのある非常に有名な口癖があります。「君(を叱るの)に一分費やしたが、クラス40人で40分、授業一回分が終わってしまうよ!」如何でしたか?日本の先生の口癖はこれらに似ているでしょうか?