あなたの知らない中国語!

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2021年12月2日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・上 私の少年時代・家でのプチ仏教・上

あなたの知らない中国語!

 

「2021年12月2日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・上 私の少年時代・家でのプチ仏教・上」

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!上周“我的童年”里讲到了去有寺庙的山上挑山泉的故事。其实我的老家的小岛是一个佛教文化很浓的地方,家家户户都供有佛龛就是一个体现。讲究的人可能会请来镀金的佛像供奉在佛龛里,随便一点的人则会把画有佛像的纸贴在佛龛里。不管佛像的形式如何,据说小岛上大约有80%左右的家庭里供奉着佛祖或神仙。


供什么佛,什么神仙当然可以自由选择。不过因为老家附近的佛教名山普陀山被认为是观音菩萨的道场,所以供奉观音菩萨的家庭最多。祭拜观音菩萨的意义之一在于可以保护全家平安,所以在全国其他各地也很有人气。其次供奉的比较多的是极乐三圣佛中剩下的两位,阿弥陀佛和大势至菩萨。一家同时供奉多个神佛也是可以的,或许最常见的就是极乐三圣佛一起供奉。


讲究一点的人会给佛龛施加各种装饰。比如买一个很像样的香炉,准备一些很精致的容器,或者放一个漂亮的花瓶在佛祖旁边,插上一支杨柳枝等。最近因为烧蜡烛点香会弄得家里乌烟瘴气的,所以现在很多人都不用真香和真蜡烛了,而是使用电子香和电子蜡烛。这样不但没有烟,而且还可以一整天都点着。


供了佛龛之后就需要祭拜。一般来说每天祭拜是最规范的做法,比如我的母亲以前每天早上4点钟起床,洗完脸后在佛龛前贡上贡品,倒上净水,点上香和蜡烛。之后自己披上袈裟,手拿念珠就开始念经。主要会念《般若心经(简称心经)》和《普门品(又名观音经,属于妙法莲华经当中的一部分)》等不算太长的经。一念就是好几十遍,每念一遍都会跪倒磕头拜一次菩萨。整个过程会持续一个小时以上,这个叫做“早功课”。当然一般的家庭不会做到这个程度,一般都是合掌拜三拜即可。也有的老年人因为年纪大,经念不动了,所以会买一个小录音机和念经的磁带在那儿播放。估计现在大家应该是改为直接用手机在播放了吧。


下一集我来介绍一下有关贡品等的习惯,还请收听,谢谢。

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今日の単語とフレーズ


像样

様になる、ちゃんとしているという意味です。話し言葉です。


例文:

“下周有开学仪式,咱们得给宝贝买一套像样点儿的衣服。现在他穿的衣服有点太不像样了,不好意思让他出去见人。”


訳文:

「うちの子来週入学式があるから、ちゃんとした服をワンセット買ってこないと。今の格好は様になってないから、人前に立たせたくない。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!先週の「私の少年時代」ではお寺がある山に湧き水を汲みに行っていたという話をしました。実は地元の島は仏教文化が濃い場所で、その現れとして家々に仏壇が置いてあります。こだわる人は金メッキの仏像を請ってきて仏壇に入れたり、こだわらない人は仏様が描かれてある紙を仏壇の中に貼ったりします。どんな形にせよ、島では約80%ぐらいの家庭に何かしらの仏様か神、仙人を祀っていると言われています。


どんな仏様や神様を祀るかはもちろん自由に選べます。ただ地元近くにある仏教の名山「普陀山」が観音菩薩の道場と言われているので、観音様を祀っている家庭が一番多いです。観音菩薩は一家の安全を守ってくれるという説が一般的で、全国各地で人気です。地元で次に多く見かけるのは観音様を除く「極楽三聖仏」の残りの二人の仏様で、「阿弥陀仏」と「(大)勢至菩薩」です。家庭の中で複数の仏様を祀っても構いません。よく見かけるのは「極楽三聖仏」を一緒に祀っている場合です。


こだわる人は仏壇に様々な装飾を付けることがあります。例えば様になる香炉を買ってきたり、(お供物用に)綺麗な器を使ったり、もしくは素敵な花瓶を仏様の隣に置いて、中に柳の枝を差したりします。またお香を焚いたり、ロウソクをつけたりすると家中煙だらけになるので、今ほとんどの人は本物のお香やロウソクを使わなくなりました。代わりに電子お香や電子ロウソクを使います。煙も出ないし、一日付けていられます。


仏壇を置いていれば礼拝の儀式もしなければいけません。礼拝の儀式は通常毎日やるのがルールです。母親は昔毎朝4時に起きて顔を洗い、その後仏壇の前にお供物を供えて、浄水を注いで、お香とロウソクに火をつけます。それから袈裟を羽織ってから数珠を手にし、お経を詠み始めます。詠むのは『般若心経(略称は心経)』と『普門品』(またの名を「観音経」と言います。妙法蓮華経の一部です)など長くないお経がメインです。何十回も詠み、途中一回詠むたびに跪いて仏様に向かってぬかずきます(叩頭)。これを「朝のおつとめ」と言い、一時間以上続きます。もちろんここまでせず、仏壇に向かって合掌し三回拝むだけの家庭の方が圧倒的に多いです。またお経を詠む体力がないお年寄りの家ではよくカセットデッキとお経のテープを買ってきて流していました。恐らく今は皆携帯で流しているでしょう。


次回はお供物などの習慣についてご紹介します。是非お聞きください。