あなたの知らない中国語!

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2021年11月16日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 扎根在中国人心里的老故事等16 四大美女・貂蝉3 中国人の心に根付いた昔話等16四大美女・貂蝉3

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原文

今日のリスニング


大家好!今天是“古代四大美女”貂蝉的最后一集,我来讲讲貂蝉是怎么结束自己的一生的。罗贯中在《三国演义》中只描述了吕布在白门楼殒命,最后以一句“妻女运回许都”作结。也因此,貂蝉的生死成了千古之谜。


除了≪三国演义≫之外,各路史书作品中也没有提到貂蝉之后的故事,仿佛这位胆色俱佳的奇女子就此人间蒸发了似的。貂蝉是随失败的吕布同赴了九泉?还是被胜利的曹操掳回了许昌?这个疑问从东汉末年群雄争霸开始一直到晋统一全国也没有解开。这个时候或许能参考的就只有各种野史或文学艺术作品中的蛛丝马迹了,网上有很多人总结了多个貂蝉的结局,我来和大家共享一下。


第一种说法是吕布死后,曹操想强行把貂蝉纳为自己的小妾,但貂蝉不愿随曹操,最终选择了自杀。第二种说法则是曹操如愿把貂蝉收为了自己的妃子。第三种说法是曹操在白门楼杀了吕布后留下貂蝉这一活口,然后为了安抚下属,把貂蝉作为礼物许给了爱将秦宜禄。但后来自己又觉得可惜,动了貂蝉,从而引起一系列的问题。这个说法比较符合曹操喜欢人妻的特点。


第四种说法是曹操采纳了谋士荀攸的计策,把貂蝉送给了关羽。这个计策为的是离间桃园三兄弟,刘备、关羽、张飞三人的关系,铲除今后的隐患。但是据说收到美女的关羽撩髯称了一声“好”之后,闭目不言,挥手让貂蝉退下。至今为止虽然从过多个男人,但是表面上是吕布的女人的貂蝉看到这一切,明白关羽是为了让她保全自己的名节,回房后遂自尽而亡。当然这些说法都是真假难辨。


不管貂蝉最后的结局如何,可以说她都是一颗被人利用的棋子。只是因为与董卓、吕布、曹操等历史上著名的人物扯上了关系,才被文人墨客描写,当她的任务完成之后也就没人再去关心她的命运了。其实关于貂蝉的命运我们也能想得到,一介弱女子在乱世里无人庇护,下场必然很凄惨。如果可以的话,还是希望历史里从未出现过这个女子吧,毕竟她的一生还是太苦了一些。而且本身貂蝉是否真的存在过也存有很大的疑问。

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今日の単語とフレーズ


离间

从中挑拨,使其关系不和睦。

仲を切り崩す、色々工作を仕掛けて仲たがいさせること。書き言葉です。


例文:

“女朋友的闺蜜老是勾引我。”“她这属于离间计,想要让你俩分手。”


訳文:

「彼女の親友がしょっちゅう誘惑してくるんだけど。」「離間の計を使って別れさせる狙いだね。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は「古代四大美女」貂蝉の最後の一話では、貂蝉がどのように一生を終えたのかについてお話ししたいと思います。羅貫中は≪三国演義≫の中に呂布が白門楼で死んだところまでしか書いておらず、「妻子は許都に送られた」という文章で締めくくっていました。そのため、貂蝉がその後どうなったかは歴史の謎になってしまいました。


三国演義≫の他に各種歴史書にも貂蝉の最後について触れていません。まるでこの稀に見る度胸も美貌も持ち合わせている女性が急に蒸発して消えてしまったかのようです。貂蝉は失敗した呂布と一緒に黄泉の国へ行ったのか。はたまた勝利した曹操に攫われて許昌まで連れて帰られたのか。この疑問は後漢末期の群雄割拠から晋が統一するまで解けませんでした。参考になるのは各種野史や文学演劇作品の中のわずかな手掛かりしかありません。ネットでは貂蝉の何種類かの結末についてまとめている人たちがいるので、シェアしたいと思います。


一つ目は呂布が死んだ後、曹操貂蝉を無理やり自分の女にしようとしましたが、それに屈せず、貂蝉が自殺を選んだという説です。二つ目は曹操が一つ目の目的を達成した説です。三つ目は曹操が白門楼で呂布を討った後貂蝉を生かし、部下へのご褒美として側近の武将秦宜禄にあげました。しかしその後後悔して、自分も貂蝉に手を出してしまい、色々トラブったそうです。この説は曹操の人妻好きの特徴に合致します。


四つ目は曹操が策士荀攸の策を聞き入れて、貂蝉関羽にあげたという説です。目的は桃園の誓いで義兄弟となった劉備関羽張飛の三人の関係を壊し、今後の脅威を消すためでした。しかし美女をもらった関羽はひげを撫でながらただ「うん」と言っただけで、目を閉じて払うように手を振って貂蝉を下がらせました。今まで何人かの男に従ってきたが表向きは呂布の女である貂蟬はこれを見て、自分の名節を保つための行動だと悟りました。部屋に戻った彼女はその後自殺したそうです(関羽のイメージをよくするための創作である可能性が高い)。


貂蟬の結末はどうであろうと、彼女は利用されたコマでしかないと言えます。董卓呂布曹操など歴史上の有名人と関わったから文学作品に登場できただけであって、任務が終わったら誰も彼女の命運など気にしなくなります。彼女の最後について私たちも想像がつきます。弱々しい女性が乱世での結末など、悲惨なものだったに違いありません。もし可能であれば、歴史上このような女性がいなかったことを願います。可哀想すぎる一生だからです。そもそも彼女が本当に存在していたかも疑問ですけどね。