あなたの知らない中国語!

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2021年10月14日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(NBA篇) 私の少年時代(NBA編)

あなたの知らない中国語!

 

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!10月7号上周四我聊到了小时候打篮球的经历,今天我就顺着这个话题来讲一个体育赛事叫“NBA”。NBA全称是全美职业篮球联赛(National Basketball Association),在中国大家都叫它的缩写NBA。在我在校期间,这个美国的篮球联赛可以说是全中国看得人最多的常规性体育比赛了。


大家可能觉得中国人喜欢打乒乓球,乒乓球还是中国的国球,所以看乒乓比赛的人肯定很多。但事实完全相反,看美国的NBA和欧洲南美的足球联赛的人要多得多,尤其是年轻人。初中生周末在家里看,高中生中午在学校食堂看,大学生白天逃课在宿舍里看。原本NBA比赛大多是在当地时间晚上19点左右开始,也就是北京时间的早上7点左右。这个时间也不差,但是为了吸引更多的亚洲观众,NBA从十多年前就开始将比赛的开始时间延后最多数小时。这样一来中国的观众在上午10点左右打开电视时比赛正好开始,看完比赛正好大约12点半。这样学生吃中饭时可以在食堂里收看比赛,周末的时候也不需要起一个大早,收看比赛变得更方便了,看的人也就更多了。


为什么NBA会做出这一些改变呢?这也可以从一个侧面看出中国观众的数量实在是太多了,所以才会如此重视亚洲市场。这个倾斜所造成的问题在这儿暂且不提,我选择这个材料就是为了说明中国人对NBA的喜爱程度有多深,有多广。除了NBA的比赛本身水平极高,选手极富魅力之外,在NBA打球的中国选手毫无疑问也是这股惊人的人气的原因之一。其中最有名的当属姚明。大家可能也听说过这位身高226公分的“小巨人”,虽然他在NBA里的表现不能算具有统治力,但是他的存在本身可以说将中国人的NBA热推向了最高潮。就像现在在全美职棒联盟效力的大谷选手牵动着国民们的心一样,当时的中国人每天都在关心着姚明的表现。


虽然球迷们很关心篮球,但是中国的篮球水平却相对没有那么高。和中国足球一样,虽然投入了大量的资金和人力,但是至今为止中国队的实力相比起来还是不行。比方说被经常诟病的点有不会跑位,动作生硬等。虽然在亚洲还行,但是到了世界上根本行不通。就连亚洲这几年也有了一种要输给日本的趋势。日本人经常被夸“跑不死”,而中国人体能一直是一个问题,还没跑就已经动不了了。当然中国选手也有一个巨大的优势那就是人高马大,以前姚明那一代选手里曾经出了三个大高个中锋,连起来被称为“移动长城”,十分有气势。


有很多人认为中国篮球一直实力上不去有一个重要的原因就是从小进行体育教育这一点没有做好。现在钱多了,NBA球场边有一半以上的广告都是中国公司的广告。篮球协会甚至还可以请NBA球队来中国打季前赛,企业还可以和NBA一起出合作的商品,经济实力还是有的。但是如果把这些钱花在建立一个从小培养球员健康可持续发展的体系上不是更好吗?还是说中国人比较喜欢立竿见影的投资,不太喜欢长期的真正有效的付出呢?如果真的是这样的话那么作为一个小的时候没有体会过社团活动的人来说,我表示异议。

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今日の単語とフレーズ


诟病

表示指责的意思。

非難するという意味です。ののしるやそしるという意味もあると書いていところもありますが、現代中国語では基本的に「非難する」という意味で使われます。書き言葉です。


例文:

“我们公司的请假制度不灵活,经常被人诟病,说太老太旧。所以我们打算重新制定一下更灵活的请假制度。”“太好了!”


訳文:

「我が社の休暇制度の柔軟度が低い、古いなどと度々非難されてきました。そのためもっと柔軟度の高い制度に作り変えようと決めました。」「やった!」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!10月7日先週木曜日の回で小さい時にバスケットボールをしていた経験をご紹介しました。今日はこの話題の続きということであるスポーツ大会の話をしたいと思います。それは「NBA」です。フルネームはナショナル・バスケットボール・アソシエーションというアメリカの全国バスケットボールリーグです。中国では略称のNBAで呼んでいます。私の学生時代ではこのNBAが中国人が一番よく見ていたレギュラースポーツ大会です。(ここで言うレギュラースポーツ大会はリーグ戦など毎年行われるスポーツ大会のことです。例えばJリーグはレギュラー大会で、オリンピックやサッカーワールドカップはレギュラー大会ではないとこの文章では定義します)


中国人は卓球が好きで、国の国技でもあるから、卓球の試合を見る人が多いと思うかもしれませんが、違います。アメリカのNBAや欧州と南米のサッカーリーグを見る人の方が圧倒的に多いです。若者の場合特にそうで、中学生なら週末に家で、高校生ならお昼に学校の食堂で、大学生なら人によっては授業をさぼって寮で見まくっています。もともとNBAの試合はアメリカ現地時間夜19時、北京時間朝7時(日本時間朝8時)ぐらいから始まるものが多かったですが、アジアの観客をより惹きつけるために十数年前から試合のスタート時間を最大数時間遅らせました。そうすると中国のファンにとっては朝10時にテレビを付けるとちょうど試合開始で、12時半ぐらいに試合終了です。学生もお昼の食堂で観戦できるようになりましたし、週末も早起きする必要がなくなりました。利便性が高まったため、見るファンも更に増えました。


何故NBAはこのような変更をしたのでしょうか。やはり中国人ファンの数が多かったのでアジア市場を重視するようになったことが伺えます。この傾きが起こす問題はここでは触れませんが、中国人がNBAをどれほど好きかが分かる材料としてピックアップしました。NBAが人気になった理由としてNBAの試合のレベルの高さや選手たちの魅力などが挙げられますが、その他にNBAでプレイしている中国選手の存在も間違いなくこの驚くほどの人気の理由の一つです。中で一番有名なのは姚明選手です(現中国バスケットボール協会会長)。皆さんもこの身長226センチの「小さな巨人」と呼ばれている選手の名前を聞いたことがあるかもしれません。NBAでの成績は圧倒的というほどではありませんが、その存在だけで中国人のNBA愛を最高潮に押し上げました。今大リーグに所属している大谷選手のように毎日注目されるほど国民の心を惹きつけていました。


ファンたちはバスケが大好きですが、中国のバスケのレベルはそれと比較して高くありません。サッカーと似て、莫大な資金と人を投入してきましたが、今のところ中国チームの実力はそれに見合っていません。よく批判されているのはポジショニングが下手、動きが硬いなどの点です。アジアではまあまあの成績ですが、世界では全く通用しません。アジアでも近年日本に負けそうな勢いです。中国人からすると日本人選手は皆「体力お化け(原文はどれだけ走っても倒れないという言い方です)」というイメージを持っています。一方中国選手の体力は昔から大問題で、走る前からもう動けないと笑われるレベルです。もちろん中国選手にも一つ大きなアドバンテージがあります。それは「身長の高さ」です。例えば姚明の時代に三人の高いセンターが居て、合わせて「移動する万里の長城」と呼ばれていました。結構気迫ありましたよ。


中国のバスケがいつまで経ってもレベルが上がらない理由の一つに、小さい時からのスポーツ教育がちゃんと行われなかったことが挙げられる、そう思う人が多いです。金が余っている現在、NBA球場にある広告の半分以上が中国の会社が出しているものです。バスケットボール協会はシーズン前試合を中国で行うようNBAチームを中国に誘致したり、企業はNBAとのコラボ商品を出したりもしています。しかしこれらのお金を小さい時から選手を育てる持続可能なシステムを作るほうに投入した方が良いのではないかと思います。中国人にはすぐ効果の出る投資を好み、すぐ結果が出ないけど長期的に本当に良い投資を惜しむ癖があるということでしょうか。もし本当なら、そのせいで小さい頃部活がなかった私は異議を申し立てたいです。