あなたの知らない中国語!

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2021年8月31日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(座位篇) 私の少年時代(座席編)

あなたの知らない中国語!

 

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一下我小的时候教室里的座位的样子(1994年-2003年,小学初中高中的课堂),让大家稍微了解一下当时中国的课堂是个什么样的感觉。


当时的公立学校每个班级的学生都很多,从小学至高中,我的班级里基本都有60个左右的同学。这60个同学被分为8列,按照大致的身高从前往后排座位。矮一点的人坐在前排,高一点的人坐在后排。坐在最后排的人往往身高最高,视线不太会被前排的人遮住。但是由于人太多,最后一排最多能到第8排,离黑板非常远,稍微视力不好一点看黑板就很吃力,不得不说对学习有影响。当时的习惯是把学习成绩最差的所谓“不良”的学生们集中在最后排,结果就是他们越发不听课,成绩越来越差。现在回想起来还真是一个很有问题的措施。


和日本的教室不一样,中国的教室里每两个座位是拼在一起的,也就是说你会有一个紧贴着你的邻居,叫“同桌”。谁和谁坐同桌是一个难题。小学刚开始的时候我的班级是男女混坐的,也就是只要人数允许,你的同桌必定是异性。但是中途有大约一两年左右可能是为了防止早恋吧,学校忽然改成了同性同桌,不过之后很快又改了回来。当时中国的老师在课堂上对两件事情最敏感。一是讲空话,二是早恋。和同桌关系好了上课时就经常聊天,于是就被老师批评说空话太多,甚至会被安排坐开,换一个同桌。而如果对方是异性,而且周围稍微传一点谣言的话就会立刻被认定为是早恋,马上就会被换同桌。


60个学生,8列,很偶尔地会换同桌。可能是觉得一直都是一样的座位会有点无聊,所以班级里会定期“换座位”。主要有两种情况,一是每隔一至两个月每一列会往隔壁挪2列。比方说原本从门口数起的一二三四五六七八列在换完座位之后就变成了三四五六七八一二列。还有一种情况是每个学期或每个学年开学的时候会重新安排一次座位,这个重新安排指的是和之前完全不一样的全新的座位。通过这样定期地“换座位”,教室里的新鲜感在一定程度上得到了维持。不过身高依旧是排座位的原则之一,所以变化还是有局限性的。


其实在我小学的时候教室的课桌不是一人一个,而是两人合用一个较长的课桌。这就导致了一个问题:总有一方占的空间比较多。为了解决这个问题,同桌之间往往会在课桌上用笔划一条分界线。这条线被戏称为“三八线”,取自朝鲜和韩国之间的军事分界线的名字。三八线的这边是我的位子,那边是你的位子,互相不可侵犯。但是事情往往没有那么简单,写字的时候两人的手肘经常会“越界”,这也是那个年代同桌之间吵架的最常见的原因。

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今日の単語とフレーズ


吃力

苦労します、力が足りず踏ん張っている様子、しんどい、という意味です。話言葉寄りです。


例文:

“你一个人扛太吃力了,我来帮你。”“谢谢!”


訳文:

「一人で担ぐのはしんどいでしょ?手伝うよ。」「ありがとう!」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは。今日は私の学生時代(1994年-2003年、小中高校)の教室の座席についてご紹介したいと思います。当時中国の教室がどのような様子だったかを少し知って頂けたら嬉しいです。


当時公立学校の一クラスの生徒数がとても多く、小学校から高校までどのクラスも60人ぐらい居ました。この60人ぐらいが縦8列に分かれて、大まかな身長順に座らされます。背の低い人は前の列に、背の高い人は後ろの列に座ります。一番後ろの列には大体一番高い人が座っているので、視線が遮られることはあまりありません。ただ生徒数が多いので、最後の列というと8列目とかになったりします。少しでも視力が良くなければ黒板を見るのに一苦労してしまいます。勉強に影響があると言わざるを得ません。そして当時は成績の一番悪い、所謂「不良」の生徒たちを一番後ろの列に座らせる習慣がありました。その結果余計授業を聞かなくなった彼らは成績がますます悪くなっていきました。今思うとかなり問題のある措置でした。


日本と違って中国の教室では席が二つずつくっ付いているようにしています。つまりあなたとくっ付くぐらいの真隣に誰かが座っています。これを「デスクメイト」と呼びます。誰を誰の隣に座らせるか、これが頭痛の種です。小学校低学年の時私のクラスは男女ミックス式の座り方でした。つまり男子生徒と女子生徒の人数の許す限り、異性同士がデスクメイトになります。ただ途中一、二年間ぐらい「早すぎる恋愛」を防ぐためか、急に同性がクラスメイトになりましたが、すぐ戻りました。当時授業で先生が一番嫌がることが二つあります。一つはお喋り、もう一つは「早すぎる恋愛」です。デスクメイトと仲良くなるとしょっちゅうお喋りするようになりますが、すぐ先生に叱られました。場合によっては席替えをさせられます。またデスクメイトが異性の場合、少しでも噂が立てば「早すぎる恋愛」をしていると認識され、一瞬で席替えになってしまいます。


8列で60人ぐらいの生徒。偶にデスクメイトを替えたりする。このような変わらない席順がつまらないからでしょうか、クラスでは定期的に大規模な席替えを行います。主に二種類あって、一つは一、二カ月に一回行うものですが、列ごと隣に2列分移動します。例えば入り口から数えて第一二三四五六七八列が席替えした後第三四五六七八一二列になります。もう一つは半期ごと、もしくは学年が上がるごとに席替えをします。これは前の席順と完全に違う徹底的な席替えになります。このような定期的な席替えをすることで、教室の新鮮感をある程度保っています。ただ身長がやはり席順を決める時の重要な要素なので、変化は限定的です。


実は私の小学生時代の学校の机は一人一台ではなく、二人で一台の長い机を共用するスタイルでした。これで一つの問題が生じます:片方がより沢山のスペースを占めがちです。この問題を解決するためにデスクメイトたちは机にペンかなにかで境界線を描きます。北朝鮮と韓国との間の停戦ラインの名前にちなんで、中国語ではこの境界線のことを「38度線」と呼びます。38度線のこっち側は私の席、38度線のあっち側はあなたの席、お互い不可侵です。ただ物事はそう簡単にはいきません。何かを書く時にお互いの肘がよく境界線を超えたりします。あの年代のデスクメイト同士が喧嘩する一番の理由でした。