あなたの知らない中国語!

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2021年7月19日(月) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(盗版游戏机篇) 私の少年時代(パチモンゲーム機編)

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我很不好意思地来介绍一下我的童年当中记忆深刻,对我影响很大的一样东西,那就是日本的游戏机。在90年代和00年代,日本的游戏机风靡全中国,是那个时代中国少年难以忘记的美好记忆。直到现在还能够清楚地想起高中的时候上课时在课桌下面偷偷玩GBA的日子。


我最早接触的电子式游戏机是“电子宠物”,也有人会叫“电子鸡”。这是模仿日本的“たまごっち”的掌上游戏机,游戏的主旨和“たまごっち”一样,是一款饲养宠物的游戏。电子宠物一出现在国内就一下子在小学生当中引起了巨大的反响,不敢说人手一个,但至少几乎所有的学生都希望能得到一只电子宠物。


不过这款游戏在中国的流行来的快去的也快,后期当万代公司不断推出新版本的“たまごっち”的时候,中国国内的流行已经过去了,也就见不到新款的电子宠物了。所以当时在中国我没有见到过后期手表型的电子宠物。顺便说一下比较完美地模仿了万代的“たまごっち”的电子宠物或正版“たまごっち”会被叫成“拓麻歌子”或“塔麻可吉”,也就是“たまごっち”的音译啦。


比起只流行了一小会儿的电子宠物,同样在90年代有一台游戏机完成了称霸全中国的伟业,那就是“小霸王游戏机”。这是一台模仿了日本的ファミコン的游戏机,最初的时候外形长得和ファミコン一模一样。之后可能是觉得这样有点太明目张胆了,加之中国家长对孩子玩游戏有很大的抵触心理,小霸王公司制作了外形长得和电脑键盘一模一样的机体,并把名字改为小霸王学习机。小霸王公司还准备了几种打字程序,意义是想说这是个主要让孩子练习打字,想玩游戏也不是不能玩的机子。当然,没有一个孩子用它来打字的。


在小霸王之后因为游戏机的制作难度越来越高,所以盗版游戏机几乎绝迹了。代替盗版游戏机的是从国外偷运偷卖进来的走私机,因为这比生产盗版机子来得容易。这些没有经过原厂家批准而偷偷进进来的东西叫做“水货”。最近的几代游戏机,比如PS4任天堂switch都有正规的国货,不过由于中文游戏跟不上日本国内,所以很多粉丝还是会去抢日版机子。怎么样,有没有感受到中国人对日本游戏机的爱呢?

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今日の単語とフレーズ


童年

本文では「少年時代」と訳しましたが、本当は幼年時代+少年時代のニュアンスがあります。幼稚園から小学校卒業までが「童年」と思って頂いて問題ないと思います。


例文:

“你的童年是在哪儿度过的?”“我小时候住在一个小岛上。”


訳文:

「少年時代はどこで過ごしたのですか?」「子供の頃小さい島に住んでいました。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!恐縮ですが、今日は私の少年時代の記憶に刻まれている、深く影響を受けたものをご紹介したいと思います。日本のゲーム機です。90年代と2000年代、日本のゲーム機が中国を席巻し、あの時代を生きた中国少年たちの忘れられない美しい記憶となりました。高校の授業で机の下でこっそりゲームボーイアドバンスを遊んでいた日々を今でもはっきり思い出します。


最初に出会ったデジタル式ゲーム機は「デジタルペット」です。「デジタルチキン」(食べませんのご安心ください)と呼ぶ人もいます。これは日本の「たまごっち」を真似したポータブルゲーム機です。ゲームの主旨も同じで、ペットを飼育するゲームです。デジタルペットが世に出るや否や、小学生の間に大きな反響を呼びました。誰でも持っていたとまで言いませんが、全員欲しいと思っていたのは間違いありません。


しかしデジタルペットの流行は去るのも早かったです。その後バンダイ社が次々と新しいバージョンのたまごっちを出していた頃には中国では既にブームが去っていました。そのため、新しいタイプのデジタルペットを見たことはありません。例えば後に出てきた腕時計型のたまごっちがそうです。因みに比較的完璧にたまごっちを真似たもの、もしくは正規版のたまごっちのことを「拓麻歌子」或いは「塔麻可吉」と呼んだりします。たまごっちの音訳ですね。


一時的なブーム起こしたデジタルペットと違って、同じ90年代に中華統一の覇業を成し遂げたゲーム機があります。その名は「小覇王ゲーム機」です。これは日本のファミコンを真似たもので、最初の頃は見た目もファミコンそっくりでした。あまりにもあからさま過ぎると思ったでしょうね。加えて中国の親は子供がゲームをやることに対してかなり抵抗があったため、小覇王社は見た目がパソコンのキーボードにそっくりの機体に作り直しました。名前も「小覇王学習機」に変えて、タイピングプログラムも何種類か実装して、これは子供のタイピング練習のためのもので、どうしてもゲームをやりたければそれもできなくなくはない、そんな機体ですよとアピールしました。もちろん、タイピング練習で使う子供は一人もいません。


小覇王の後、ゲーム機の作り方が難しくなったので、海賊版もほぼ絶滅しました。その代わりに、海外からこっそり入れてきた密輸機や密売機が増えました。理由は海賊版を作るより簡単だからです。メーカーの許可なくこっそり輸入して売られているものを「水貨」と呼びます。最近のゲーム機、例えばPS4任天堂スイッチなどは正規の中国向け機体と販売ルートがあります。ただゲームが中国語に翻訳されるスピードが日本本土での販売より遅く、ファンたちはやはり日本版機体を強く求めます(中国版機体は中国語ソフトしか読み込めないため)。如何でしょうか?日本のゲーム機に対する中国人の愛を感じましたか?