あなたの知らない中国語!

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2021年9月1日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 三十六计混战计第二计“混水摸鱼” 三十六計混戦計第二計「混水摸魚」

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原文

今日のリスニング


大家好!三十六计混战计的第二计“混水摸鱼”又写作“浑水摸鱼”,顾名思义就是在浑浊的水中抓鱼。水一旦浑浊,鱼儿们就会看不清方向从而陷入混乱,捕鱼的人就可以趁着这个混乱轻松地抓鱼了。现代汉语当中这个成语往往指趁着混乱获取不正当的利益,属于贬义词。


但是在战术中“混水摸鱼”就不是一个贬义词了。古人认为对方越乱,我们越好行事。我们来看一下“混水摸鱼”的按语中指出的最理想的敌人的混乱情况。“(略)三军数惊,士卒不齐,相恐以强敌,相语以不利,耳目相属,妖言不止,众口相惑,不畏法令,不重其将(略)。”敌方要是混乱到了这个程度那就已经成了等待我方去捞的“鱼”了。


当然,战争中敌方不会主动混乱,我们需要主动想办法去把水搅浑,主动制造敌方内部的混乱。可以采用的最常见的方法有两种,一是冒充敌人来捣乱,二是使用间谍散布流言等。


赤壁之战中魏国大败于蜀国和吴国的联军。魏国的曹操为了防止吴国趁机北上,派大将曹仁防守要地“南郡”。战胜国的蜀国和吴国都对南郡虎视眈眈,尤其是吴国的大将军周瑜,一心想要拿下南郡。于是蜀国军师诸葛亮利用这一点想出了一计。


诸葛亮先让刘备去向周瑜表示庆祝,席间故意对周瑜说:“我听闻都督要攻打南郡,特来相助。如果都督不打算拿下南郡的话那我就去占领。”周瑜大笑说南郡当然要拿下,用不着你帮忙。刘备回答:“都督不可轻敌。曹仁勇不可挡,能不能攻下南郡还不好说。”骄傲自负的周瑜怎么肯承认,立刻说道:“我若拿不下南郡就任由你去取。”


就这样诸葛亮成功地让周瑜抢先主动发兵开始了南郡攻略战。趁着吴国和魏国打得热闹的这个混乱,蜀国偷偷地攻取了南郡,甚至利用从魏国将领处搜得的兵符欺骗了附近其他魏国城池的守军,一连拿下了一大片魏国的地盘。蜀国施计把水搅浑,成功地摸到了好几条大鱼。


这儿大家注意了。“混水摸鱼”和之前介绍的“趁火打劫”的最大的区别就是“趁火打劫”是来自外部的被动的灾难,而“混水摸鱼”则是我方主动制造的敌方内部的混乱。不要搞错哦。

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今日の単語とフレーズ


轻敌

敵を甘く見る、という意味です。


例文:

“参加世界杯的球队里没有一支是实力弱的,每一场比赛都不能轻敌。”


訳文:

「ワールドカップに出場するどのチームも弱くありません。どの試合も敵を甘く見てはいけません。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!三十六計混戦計第二計「混水摸魚」は「渾水摸魚」とも書きます。文字通り淀んだ水の中で魚を獲るとこを指します。水が淀むと魚たちは方向を見失って混乱に陥ります。漁師にとってこの状態の魚は捕まりやすくなるそうです。現代中国語では混乱に乗じて不当な利益を得ることを指し、マイナスの意味の言葉として使われます。


しかし戦術においての「混水摸魚」はマイナスの言葉でもなんでもありません。古人が思うには、相手が混乱していればいるほどこちらにとって動きやすいことになります。「混水摸魚」の解釈文に一番理想的な敵の混乱具合が書いてあります。「(前略)軍全体が恐怖に陥り、兵士の規律が整わず、デマが止まらず、皆噂を伝播し合い、秩序を守らなくなり、将校の命令も聞かなくなる(後略)。」ここまで混乱していたら敵はもはや獲られるのを待つばかりの魚でしかなくなります。


もちろん戦争で敵が自ら混乱状態になってはくれません。こちらが進んで水を淀ませ、敵内部の混乱を作り出す必要があります。一番よく使う方法は二つあります。一つは敵に扮して騒ぎを起こして撹乱する方法です。もう一つはスパイを使ってデマを流す方法です。


赤壁の戦いで蜀と呉に大敗を喫した魏は敵の北進を防ぐため、大将軍曹仁を要所「南郡」の守備に着かせました。戦勝国の蜀も呉も虎視眈々と南郡を狙っていましたが、特に呉の大将軍周瑜は南郡を取る一心でした。この気持ちを利用しようと、蜀の軍師諸葛亮孔明が一計を案じました。


孔明は先ず周瑜にお祝いをするよう劉備(孔明の主君、蜀のリーダー)に提案しました。劉備はその通りにし、お祝いの宴会でこのように言いました。「あなたが南郡を攻めると聞いて助けに来ました。ただもしあなたが南郡を取るつもりがなければ私に取らせてくれませんか。」これを聞いて周瑜が笑って、南郡はこっちが取るに決まっているでしょう。あなたの助けなど要らないと答えました。そこで劉備は「敵を甘く見てはいけません。曹仁は非常に勇猛な将で、南郡を落とせるかどうかまだ分かりませんよ」と言いました。自尊心の高い周瑜はそれを認めるはずもなく、すかさず「もし私が南郡を取れなかったらあなたに譲りますよ」と答えてしまいました。


こうして孔明周瑜に先走らせ、急いで進軍し南郡攻略を始めさせることに成功しました。呉と魏の熱戦という混乱に乗じて、蜀はこっそり南郡を取りました。魏の将校から奪った兵符(軍の指揮権を象徴する物)を使って魏の他の城の守備軍を騙し、幾つもの魏の城を取っていきました。上手く水を淀ませた蜀は大きな魚を何尾も獲れたのです。


ここで気をつけて頂きたいのは「混水摸魚」と前に紹介しました「趁火打劫」の違いです。「趁火打劫」においての災難は外部から来た災難など、こちらがわざと起こしたものではないものを指します。一方「混水摸魚」においての混乱はこちらがわざと起こした混乱です。気をつけてお使いくださいね。