あなたの知らない中国語!

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2021年8月17日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(体罚篇) 私の少年時代(体罰編)

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一个在我的学生时代发生的,我现在依旧记忆十分深刻的事情,那就是老师对学生进行的“体罚”。说实话我是一个比较懒惰的人,如果当时没有几个很严格的老师管教我的话,我的成绩肯定会更差。所以从那个年代和我的角度来讲,对症下药,适当的惩罚也是有其作用的。但是过度的惩罚,尤其是那些对孩子的身体造成明显伤害的体罚是绝对不能允许的。


可能哪个国家都差不多,以前的年代体罚都是普遍存在的,只是程度可能各不相同。比如中国古代就有一句话叫“不打不成器”,想要让孩子长成一个“大器”就必须打他。在中国的古装片里大家应该经常会看到这样的场面。母亲坐在椅子上,把儿子背朝上放在自己的大腿上,然后脱下儿子的裤子露出屁股,拿着擀面杖狠狠地打屁股。这个“打屁股”也成了中国古代最有名的体罚方式。还有一句话叫“棒下出孝子”,讲的也是同一个道理。


到了现代,比如在几十年前中国的学校里打屁股变得少见了,这个时候最流行的五种体罚方式变为了“罚写名字”、“罚站”、“打手心”、“蹲马步”以及“跑操场”或者叫“跑圈”。“罚写名字”这个轻度的体罚不知道日本有没有过,老师会命令学生放学之后留下来在黑板上写自己的名字比如500遍,然后老师来检查。而“罚站”可能在全世界都是共通的啦,多是让学生整节课或者一早上都站在走廊上。上课时老师还会时不时地突然从教室里探出头来突击检查学生是不是站的笔直。还有一些老师会让学生站在教室里让所有人上课的时候都能看到,为的是让本人感到耻辱。


“打手心”是古代打屁股的简易版,多是用上课用的直尺来击打学生的手掌心。而“蹲马步”和“跑圈”则最辛苦了,尤其是蹲马步,姿势不对老师还会强行要求蹲到位,学生往往都是颤抖着双腿回家去的。我经历过的最厉害的体罚是“戳针”。老师拿一根缝衣服用的针来戳学生的手掌心,当然既会流血也很疼。这要是拿到现在的话毫无疑问是一个大问题了。不过当时我从没有听说过家长们向老师或学校抱怨的,也不知道是为什么。可能家长们觉得以前自己受过的“刑罚”更厉害?搞不明白。


以前的体罚固然有那个时代的色彩,不过分析一下体罚的目的就会发现让孩子明白什么是对的,什么是错的才是重点。只要能让孩子明白是非,今后不再做错误的事情就可以了。除了体罚之外我想应该还有很多方法可以达到这个目的,也希望今后恶性的体罚能够从这个地球上消失。

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今日の単語とフレーズ


全世界共通的

世界共通の、という意味です。


例文:

“握手是全世界共通的打招呼的方法。”


訳文:

「握手は世界共通の挨拶です。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は学生時代にあった、今でも記憶に深く刻み込まれていることについてお話ししたいと思います。教師が学生に行った「体罰」の話です。(一回だけ「血」という文字が出てくるので、苦手な方は「掌叩き」の段落を飛ばしてお聞きください)正直に申し上げますと私は大の怠け者で、当時の厳しい先生たちに大いに助けられていました。もし厳しい先生が居なかったら当時の成績が非常に悪くなっていたと思います。つまりあの時代の私にとって適切な罰がちょうどいい薬となり、そのおかげで助かりました。しかし度を過ぎた所謂「体罰」のようなもの、特に明らかに子供の体を傷つけるようなものは絶対に許してはいけないと思います。


どの国も程度の差こそあれ、昔体罰が広く存在していたのではないでしょうか。例えば中国では「殴られなければ器にならず」という言い方があります。器の大きい人に育てるには子供を殴らなければいけないという意味です。中国の宮廷ドラマや歴史ドラマなんかを観ているとよくこんな場面が出てきます。母親が椅子に座って子供をうつぶせにして太ももの上に置きます。そしてパンツを脱がしてめん棒で猛烈に子供のお尻を叩きます。「尻叩き」ですね。「尻叩き」は中国古代一番有名な体罰です。「棒の下に親孝行の息子が生まれる」という俗語もありますが、言っていることは同じです。


現代になると、例えば数十年前の中国の学校では「尻叩き」が段々無くなりました。この時代に一番流行った五つの体罰がこちらです。「名前書き」、「立たされる」、「掌叩き」、「騎馬立ち(スクワットをやる時に一番深く蹲るときの態勢をずっと維持すること)」そして「走らされる」ことです。比較的軽度なものとして「名前書き」という体罰がありますが、日本にもあるでしょうか?放課後に生徒を居残りさせて、黒板に500回などひたすら自分の名前を書かせて、書き終わったら先生がチェックするというやり方です。二個目の「立たされる」は世界共通の体罰ではないでしょうか。生徒を一授業分、もしくは午前中ずっと廊下に立たせます。授業中にも関わらず、先生が時々急に教室から出てきて、ちゃんと立っているか抜き打ち検査をしたりもします。教室の中に立たせる場合もあります。これは生徒に辱めを感じてもらうためだと推測します。


「掌叩き」というのは昔の「尻叩き」の簡易版とでも言いましょうか。授業で使う定規で生徒の掌を叩きます。最後の「騎馬立ち」と「走らされる」は一番きつい体罰です。特に「騎馬立ち」の場合、姿勢が正しくないと強制的に正されます。(太ももが水平になっているのが正しい姿勢)これをやられた生徒は皆足を震わせながら帰っています。私が体験した一番ひどい体罰は「針刺し」でした。先生が裁縫用の針で生徒の掌を刺すもので、痛いし血も出ます。今の時代でこれをやっていたら大問題になるでしょう。しかし何故か当時誰かの親が先生もしくは学校に苦情を呈したなどという話を聞いたことはありません。親たちにとって昔自分たちがもっとひどい「刑罰」を受けたからでしょうか。やはり分かりません。


昔の体罰はあの時代の必然性があったかもしれません。ただ体罰の目的をよく考えると、何が正しいか何が間違っているかを子供に分からせるのが一番のポイントではないでしょうか。事の是非が知ってもらえ、今後悪い事をしないと分かってくれれば十分です。この目的を達成するには体罰の他にいくらでも方法があると思います。今後悪質な体罰が地球から消えることを願っております。