あなたの知らない中国語!

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2021年8月12日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(茶叶蛋篇) 私の少年時代(茶茹で卵編)

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一个对我的童年有着巨大影响的食物,叫“茶叶蛋”。茶叶蛋简单来说就是用茶叶、八角等香料来煮的鸡蛋。做法不难,大家可以查一下,做一做试试。茶叶蛋是中华大陆的各个地方都存在的小吃,其历史据说已经无法考证了,但是至今为止依然受到人们的喜爱。


小时候走在老家舟山的街道上,几乎每隔几百米你就能看到一个老奶奶在路旁卖茶叶蛋。还没靠近你就可以闻到一股浓厚的香味,酱油的鲜香里藏着茶叶的苦香,给气味添加了一份深度。凑近一看,锅里黑红色的汤汁已经煮的热腾腾的,鸡蛋也早已被茶叶和焦糖染成了深红色。茶叶、八角茴香等香料和鸡蛋一起浮在汤汁的表面上,让看的人垂涎欲滴。


要是外国人的话可能会立刻就掏出钱包来购买,但是有经验的本地人在购买之前还有一点需要确认,那就是裂缝。茶叶蛋好不好吃的关键在于汤汁的味道是否已经完全渗入到鸡蛋里面。而确认这一点的关键就在于蛋壳的裂缝,蛋壳需要有足够多的裂缝才能让汤汁渗入里面,从内部给鸡蛋调味。如果裂缝不够,汤汁进不去的话,那么茶叶蛋哪怕外面的颜色还不错,吃起来的味道也肯定不够入味。


卖茶叶蛋的老奶奶也很了解这一点,看到懂行的客人凑过来了,她就会这么叫卖:“买一个吧,都入味了。”一边这么说,一边还会把浮在最表面的茶叶蛋翻过来,让客人看看底面是不是也有很多裂缝。有的时候比较地道的老奶奶还会把沉在下面的茶叶蛋捞起来让客人看,确认一下入味的程度。从下面刚捞起来的茶叶蛋往往色泽最深红,看上去也最好吃,于是客人就会说:“就要这个下面的了。”


舟山,当然你什么时候吃茶叶蛋都可以,但是住院或者在医院挂盐水的时候无疑是吃茶叶蛋的最佳时机了。一个原因是住院或者挂盐水的时候小孩子会很寂寞,挂盐水的时候肚子也特别容易饿。另一个原因是因为上一个原因,所以医院的门外会聚集好几个卖茶叶蛋的老奶奶。我还记得小时候我一点都不害怕挂盐水和住院,因为一旦去医院就有茶叶蛋吃,反而还很期待。在此也感谢茶叶蛋帮我度过了多病的童年时代,也希望日本的朋友们能做一下尝一尝,真的很好吃哦!

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今日の単語とフレーズ


入味

味が染みこむ、もしくは味が染みこんでいる状態、という意味です。


例文:

“这道菜煮的时间不够长,没有入味。”“怕啥,你撒点辣椒不就有味了。”


訳文:

「この料理煮込む時間が足りないから味が染みこんでいない。」「なーに、唐辛子を足せば味が出るだろうが。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は私の子供時代に多大な影響を与えた食べ物、「茶茹で卵」をご紹介したいと思います。茶茹で卵は簡単に言うとお茶葉と八角などの香辛料で作る煮卵のことです。作り方は難しいわけではないので、是非調べて作って頂きたいと思います。茶茹で卵は中華大陸のあらゆる場所に存在するスナックです。その歴史を辿ることはもうできませんが、今でもみんなに愛されている食べ物です。


小さい頃地元舟山の街を歩くと、数百メートルごとに道端で茶茹で卵を売っているおばあちゃんを見かけることができます。近づこうとすると先ず濃厚な香りが鼻に入ってきます。お醤油の旨味に茶葉の少し苦みのある香りが混ざって、深みを感じさせられます。近くで見ると、お鍋(茶葉がアルカリ性なので鉄鍋だと錆びます。そのため茶茹で卵を煮込む時はアルミ合金のお鍋を使っています。)に赤黒い出汁がぐつぐつ言っているではないか。卵もお茶葉と溶かした砂糖でワインレッド色に染まり、お茶葉、八角ウイキョウなどの香辛料と一緒に出汁の上に美味しそうに浮かんでいて、見ていて涎が出てきそうです。

 

外国の方ならすぐお金を出して買うかもしれませんが、経験豊富な地元民は買う前にもう一つ必ず確認することがあります。割れ目です。茶茹で卵の美味しさは出汁が十分卵に染みこんだかどうかで決まります。そしてこれを「割れ目」を通じて確認できます。卵の殻に十分の割れ目があれば出汁もすんなり入れて、中から卵を調味できます。割れ目が足りなければ出汁が入れず、外側の色が良くても、食べてみると味が染みこんでいない場合が多いです。


茶茹で卵を売っているおばあちゃんもそれをよく分かっています。分かっていそうお客さんが近づいてきたらこんな風に呼び込みます。「一個いかが?味が染みこんでますよ。」そう言いながら一番上に浮かんでいる卵をひっくり返して裏を見せて、お客さんに裏の割れ目も確認させます。特に誠実な茶茹で卵売りなら、たまに一番下に沈んでいる卵をすくって見せることもあります。下からすくい上げたばかりの茶茹で卵は大体一番赤みが深く、一番美味しく見えます。そうしたらお客さんも「この下の卵にします」と言って取引成立です。


舟山ではもちろんいつ茶茹で卵を食べても良いのですが、入院した時や病院で点滴を受ける時がベストタイミングです。一つは入院している子供や点滴を受けている子供は寂しくなりやすく、点滴の時はお腹も空きやすいからです。もう一つの理由は上記の理由で病院の入り口にいつも茶茹で卵を売ってるおばあちゃんが何人も集まっています。子供のころ私は点滴も入院も全く怖くありませんでした。何故かと言うと病院に行けば茶茹で卵が食べられるからです。逆に期待するぐらいです。茶茹で卵のおかげで多病な子供時代を順調に過ごせて、茶茹で卵には感謝しかありません。日本の皆さまも是非作ってみて味わって頂きたいです!