あなたの知らない中国語!

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2021年10月19日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(学校食堂篇) 私の少年時代(学校の食堂編)

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!上周四14号的节目当中我聊到了中国人喜欢看NBA,其中学生们会在吃午饭的时候在食堂收看比赛。今天我就顺着这个话题介绍一下中国学校里的食堂,需要提前说明的是我所体验的学校食堂是10多年前的学校的食堂。现在的学校食堂,尤其是愿意花钱的大城市的富人学校想必应该是很豪华的了,今后有机会去体验一下之后再给大家写一份报告介绍介绍。


因为我当时住在小岛上,学生们回家都很方便,所以我的家乡的初中和小学都是没有食堂的。大一点的城市的学校基本到了初中都是设有食堂的。而高中和大学无论哪儿基本都有食堂。当时的食堂设备十分简陋,装潢有点像不豪华的观光船的客舱一样。大家可能也经历过中国食堂的三大特征:蓝色的塑料椅子,白色的简易桌子和不锈钢制的托盘。不得不说外观的确不怎么样。


接下来让我们走进最为发达的大学食堂,看看大家都是怎么吃饭的。进门后首先你需要拿起一个不锈钢制的托盘,然后就可以开始去寻找你想吃的东西了。大学的食堂,更时髦的叫法叫“餐厅”是一个中国菜的大杂烩,各路中国菜在这儿大团圆,几乎什么菜都有。主食有米饭、面、包子、水饺、饼等。小菜则更是五花八门,选都得选半天。我记得我的大学当时比较有人气的有西红柿炒鸡蛋、土豆丝、宫保鸡丁等等。不过不管你选哪个,口味清淡的料理还是比较少的,而且几乎没有任何中国菜之外的料理。


等你选好了菜之后你就可以对窗口的大妈说,大妈就会把菜盛到你的不锈钢托盘里。和日本不一样,菜是被直接放到你的托盘上的,而不是放在盘子里。不锈钢托盘上共有6个格子,一个大格子装米饭,三个中格子装菜,一个小格子装醋等调味料,一个竖长形的格子放筷子。盛完菜之后最后是盛饭,在这儿你需要和盛饭的大妈说你要吃几两饭,然后她就会从饭桶里把相对应的量的米饭舀起来,然后砸到你的托盘里。这个买饭形式去过中国的人可能体会过,叫“快餐”。中国的学校食堂很多都是采用快餐式的。


另外各个学校根据其地域和厨师的不同会有一些特色菜。比如我就读的河北省的大学里“刀削面”就非常火。而到了夏天,食堂里还卖西瓜,都是用冰水泡凉的西瓜,买的人也很多。而我比较喜欢吃的水饺则是每天都会换馅料,比如周一是香菜猪肉,周二就会变成韭菜鸡蛋这样子。另外国内有不少大学食堂都采用了充值卡的形式来付饭钱,叫“饭卡”。买饭的窗口附近都设有一个刷卡器,学生只需要拿着自己的饭卡在上面刷一下就可以完成支付。当然了,你需要先往里面充钱。


尽管学校食堂一直面临着和校外的小吃店及小卖铺还有方便面的竞争,但是其便宜的价格和丰富的种类依旧吸引着大量的学生每天前去就餐。有机会你也去尝尝?

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今日の単語とフレーズ


不怎么样

不好,较差的意思。用于口语。

良くない、だめという意味です。話し言葉です。


例文:

“王总,您昨天不是去附近新开的面馆吃饭了吗?怎么样啊?”“不行,味道不怎么样。”


訳文:

「王社長、オープンしたばかりの近くの麺屋さんに昨日行ったじゃないですか。どうでした?」「ダメ。味は良くない。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!先週14日の番組で中国人がNBA好きだという点についてお話しした際、学生たちはお昼の時食堂で試合を観ることに触れました。今日はその話題から派生して、中国の学校の食堂についてご紹介したいと思います。ただ私が実際体験した学校の食堂は10年以上前のものです。今の、特にお金を使っている都会の富裕層学校の食堂はさぞかし豪華になっていることと推測します。今度機会があれば体験してみてからまた皆さんにレポートを書いてご紹介したいと思います。


当時私は小さい島に暮らしていたので、生徒たちにとって家に帰るのが便利でした(大体皆歩いて20分以内に家に着きます)。そのため地元の小学校と中学校に食堂はありませんでした。大きい町や都市なら基本中学校から食堂を設置しています。高校や大学まで行くとどこも食堂は設置してあります。当時の食堂の設備がとても粗末で、例えるなら内装が豪華ではない遊覧船の大客室に少し似ています。皆さんももしかしたら経験したことがあるかもしれませんが、中国の食堂に三つのトレードマークがあります:青色のプラスチック椅子、白色の簡易テーブル、ステンレス製のトレイ。見た目が良いとはとても言えませんね。


では一番発達している大学の食堂に入って、皆さんがどのようにご飯を買い、食べるのかを見てみましょう。食堂に入ったら先ずステンレストレイを手にして食べたいものを探します。大学の食堂、もっとお洒落な言い方をすると「レストラン」、は中華料理のスーパーミックスです。各種中華料理がここで集まり、どんな中華料理でも見つかることができます。主食にはお米、麺類、饅頭類、水餃子、中華お餅類などがあります。おかずはもっと様々で、選ぶだけで半日ぐらい掛りそうです。当時の同級生が好きだったおかずとしてトマトと卵の炒め物、ジャガイモスライス炒め、鶏肉とピーナッツの炒め物などが挙げられます。ただどれを選んでも味が薄めのものはありません。また中華料理以外の料理もほとんどありません。


おかずを選び終わって窓口のおばちゃんに伝えると、おちゃちゃんはおかずをステンレストレイに盛ってくれます。日本と違っておかずはお皿に入れて渡されるのではなく、直接トレイに盛られます。ステンレストレイにはマスが六つあります。ご飯を入れる大きいマス一つ、おかずを入れる中マス三つ、お酢などの調味料を入れる小さいマス一つ、そしてお箸を入れる縦長のマス一つです。おかずをもらったら最後はご飯をもらいます。ご飯窓口ではおばちゃんに食べるご飯の量を伝えなければなりません(単位は「両」= 50g = 1斤の1/10)。そうすればおばちゃんはその量のご飯を樽からすくい上げて、あなたのトレイに叩きつけてくれます。このご飯の買い方を経験した方ならご存じだと思いますが、これを「快餐」式と言います。中国の学校の食堂の多くは「快餐」式です。


地域とシェフによっては食堂の料理に特徴や傾向が見られることがあります。例えば私が通った河北省(北京の隣)の大学では「刀削麺」が人気でした。夏になるとスイカも販売されます。氷水で冷やしたスイカで、買う人が多かったです。私が好きな水餃子に関しては毎日具が変わります。例えば月曜日が豚肉とパクチーの具(一番嫌いな具です…)なら、火曜日はにらと卵の具(一番好きな具です!)になったりします。また多くの大学の食堂ではプリペイド式の支払い方法を導入しています。これを「飯カード」と呼びます。ご飯を買う窓口にカードをかざす機械が設置されており、学生は自分「飯カード」をかざせば支払いが完了します。もちろん先ずカードにチャージしなければなりませんが。


昔から学校の食堂は学校外の飲食店や屋台そしてインスタントラーメンとの競争に曝されてきました。しかしリーズナブルな値段と豊富な種類は学生を惹きつけ続けています。機会があれば食べに行ってみます?