あなたの知らない中国語!

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2021年6月8日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 有关中国网络上视频太多的问题 中国のネット上に動画が多すぎる問題について

あなたの知らない中国語!

 

「2021年6月8日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 有关中国网络上视频太多的问题 中国のネット上に動画が多すぎる問題について」

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!为了做这档节目,小孙我每天都会在手机和电脑上浏览很多中国的媒体和社交网站。不知道大家发现了没有,中国的此类网站上充斥了大量的你根本看不完的视频。


最近经常碰到这样的情况,你看到一个有意思的标题想阅读一下详细内容,可是当你点击进去一看发现里面只有一个视频,其他什么都没有。视频右下角显示4:57,意思是这个视频有4分57秒的长度,你会去看这个视频吗?我很多时候会选择放弃。我认真地思考了一下为什么自己常常会放弃。


我并不是说视频百分之百都是不好的,但是视频毫无疑问存在很多问题。最明显的一个问题就是你可能正处在一个不方便听声音的环境,比如职场。电车等公共场所也是一样,你虽然可以用耳机来听,但是因为环境嘈杂,你需要把音量调到很大,导致对耳朵造成损害。


可能有人会说视频更加易懂,也容易留在人的脑海里。的确,一段做的好的视频会帮助我们更简单地理解内容,但是其实在这一点上也是有一些陷阱和问题的。首先因为视频有画面,有声音,人需要分散注意力去接收这些信息,所以对里面讲的文字内容的注意力要比纯文字要来的低。


实际上视频为了做出各种效果往往会拉长长度。为了让观众听明白,文字也不能念的太快。所以同样的时间,字面新闻的文字量要比视频大。而且视频回看起来很不方便,当你想要和上下文做对比的时候文字更胜一筹。


视频的另一个问题出现在制作方的身上。现在网上的视频为了求有趣和一定的长度,视频中容易增加一些偏离主题的内容和特效,导致内容密度降低。而所配的图,所加的音效等很多只是为了求有趣,这就会造成制作方对某一点所做的强调的程度和原文真正想要强调的程度不同,甚至偏离原文的意思。


大家知道中国人很喜欢强调,也喜欢根据自己个人的兴趣添加各种佐料,中国菜就是一个典型。在制作视频时这些习惯容易导致做出来的视频让人没有看下去的动力。典型例子就是抖音上的一些完全不必要甚至反而破坏气氛的配乐,还有我的老爸老妈的年龄段的人微信发过来的一些科普知识宣传视频和怀旧视频里的配乐等。


吐了这么多槽,我总结一下我想说的其实是,如果这个内容适合做视频的话那就做视频,适合写文字的那就写文字,适合文字配图的那就文字配图。而不是像现在的风气一样,觉得视频易懂、很酷,所以就什么都做视频。

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今日の単語とフレーズ


充斥

意味は、悪いものが充満している、良くないものが溢れかえっている、です。「どこどこに充斥着○○」、あるいは「○○充斥着どこどこ」、あるいは「○○充斥了どこどこ」という風に使います。


例文:

“为什么我的房间里充斥着异味?”“正确的说法是,我最喜欢的臭豆腐的香味充满了你的房间。”“果然是你…”


訳文:

「なんで俺の部屋に変な匂いが充満してるの?」「正しくは俺の大好きな臭豆腐の香りが部屋中に溢れていると言ってください。」「やっぱりお前か…」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!この番組を作るために毎日スマホとパソコンで沢山の中国メディア、SNSを閲覧していますが、皆さん気づいたでしょうか、最近これらの中国系サイトには見切れないほど大量の動画がありますよね?


最近よくこんなシチュエーションに出くわします。面白いタイトルがあったからクリックして内容を読もうとすると、そこには動画が一つだけあって、他には何もない。動画の右下に動画の長さを表す4分57秒という数字が見える。この場合、あなたは動画を見るでしょうか?私は諦めることが多いですが、何故自分はここでよく諦めるかよく考えてみました。


動画が100%悪いと言っているわけではないですが、問題が多々あることは間違いないと思います。先ず一番分かりやすいのは動画を視聴できない状況にいるかもしれないことです。例えば職場です。また電車などの公共の場で視聴すると、環境がうるさいので音量を極端に大きくしないといけなくなり、耳を傷付けてしまいます。


動画の方が分かりやすく、頭に残りやすいと主張する人もいるでしょう。確かによくできた動画は内容をより容易く理解させてくれます。ただこの点においても実は罠があります。先ず画像や音声があるので、それらの情報をキャッチするために注意力を振り分けなければなりません。そのため、文字だけより内容へ振り分ける注意力がその分低くなります。


動画を制作する時、様々な視聴者効果を作り出すために必要以上に尺を長く作ることがよくあります。聞き取れないとダメなので、ナレーションも早すぎてはいけません。故に同じ時間で文字だけの方が文字量は多いのです。しかも動画は見返す時に不便です。前文や後文と比較したい時、文字の方が便利です。


動画のもう一つの問題は制作者にあるかもしれません。面白さとある程度の長さを求めるあまり、主旨からズレた内容や効果を加えることがよくあります。そうすると内容の密度が落ちます。また面白さを基準にイラストや効果音を選んでいるので、例えばあるポイントについて原文がこのぐらい強調したいのが、動画ではそれ以上にオーバーに強調してしまうことがあります。果てには趣旨からズレることも起こり得ます。


ご存知の通り中国人は強調するのも、個人の好みで色々な調味料を足すのも大好きです。中華料理が典型例ですが、動画もこれらの癖で作ってしまうと、見たくない動画を生む結果になりかねません。TikTokで量産されている動画の雰囲気を壊すBGMがその典型例です。それからうちのお父さんお母さん世代の方から送られてくる「必読豆知識」の動画や「昔はこうだった」動画に付いている派手なBGMもそうです。


沢山毒を吐きましたが、言いたいことをまとめますと、この内容は動画が一番相応しい表現の仕方なら動画にする、文字が一番相応しいなら文字にする、文字にイラストが一番相応しいなら文字にイラストにすればいいと思います。動画が分かりやすい、格好いいから何でもかんでも動画にするのは適切ではないと思います。