あなたの知らない中国語!

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2022年1月6日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・寺庙情节2 私の少年時代・寺院愛2

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どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

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原文

今日のリスニング


大家好!上周的“寺庙情节”中我提到了我拜的两个佛教师傅分别给我起了一个法名,一个叫“隆鸣”,一个叫“净鸣”。今天我们来看一下这个法名是怎么起的。


和尚在给“俗家弟子”起法名的时候是有规矩的。首先,法名的姓会沿用这个人原本的姓氏。比如你姓张,那么你的法名也姓张。但是一般来说一个人在说自己的法名的时候会省略掉姓氏,所以大家看到的法名都不带姓就是这个原因。


除掉姓氏之后,一般的法名都是两个字的,其中第一个字代表辈分。这个辈分指的是拜师的时期,相当于学校的年级一样。你去年拜这个师傅为师,那么代表你辈分的字比方说就是“真”;我今年拜同一个师傅为师,那么代表我的辈分的字比方说就是“善”。


那么可能有人会问了,这个决定辈分的字是怎么决定的呢?答案是每个寺庙都有自己的规定,比方说“中国四大佛教名山”之一的普陀山的各个寺庙在收徒弟的时候的辈分所用的字来自这样一句话,叫“普陀涌莲花,开了根又生”。也就是说第一届的徒弟的法名的第一个字就是“普”,这第一批徒弟就被叫做“普字辈”的徒弟;第二届徒弟的法名的第一个字就是“陀”,第二届徒弟就是“陀字辈”的徒弟。


而决定采用“普陀涌莲花,开了根又生”这句话来作为辈分的据说应该是普陀山最早的一批僧侣们。这每一个辈分的字都会根据当时的情况使用数年,比方说从五年前开始到现在这段时间里拜师的人都会被取名为“根”字辈,而明年开始的几年期间来拜师的人则会被取名为“又”字辈。而如果这句话里的字都用光了,那么届时普陀山的和尚们又会确定新的标准来决定法名第一个字怎么取。


法名的第二个字一般取自这个人的名字。比方说假设王红在“根”字辈这一年拜师,那么她的法名就是“根红”。如果这个人的名字是两个字以上的话,那么可以任选其中一个字。比如“又”字辈的刘青吉既有可能被取名为“又青”,也有可能被取名为“又吉”。

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今日の単語とフレーズ


辈分

家族、親戚、師弟関係などにおける長幼の順序。例えばおじいさんおばあさんや親世代は上の「辈分」なので「长辈」と言います。「长辈」に対してこちらは下の世代なので「后辈」あるいは「小辈」と言います。中国ではこの「辈分」という長幼関係を重視する文化があります。


例文:

“我妈生我生的晚,而我舅妈生孩子生的早,孙子小明已经和我一边大了。但是论辈分,我是小明的舅妈,感觉很别扭。”


訳文:

「私は遅生まれだけど、おばさんの子は早生まれなの。孫の明くんは私と歳がほとんど変わらない。けど世代で言うと私は明くんのおばさんになるの。なんか違和感があるよね。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは。先週の「寺院愛」で私が二人の仏教の師匠に弟子入りし、それぞれ法名を付けて頂いた話をしました。一つ目の法名は「隆鳴」で、もう一つは「浄鳴」です。しかし法名はどのように決めるのでしょうか。今日はこれについてご紹介したいと思います。


お坊さんが「俗世界にいる弟子」に法名を付ける時にルールが存在します。先ず法名の苗字はその人元々の苗字を使用します。例えば苗字が「張」という人なら法名の苗字も「張」になります。ただ、法名を名乗る時普通苗字を省略して名乗ります。皆さんが目にする法名に苗字が付いていないのはそのためです。


苗字を除けば、ほとんどの法名は二文字です。一文字目は世代や序列を表す文字になります。その世代や序列というのは即ち弟子入りした時期を表します。例えるなら学校の○年生に似ています。例えばあなたが去年あるお坊さんに弟子入りしたとして、その時世代を表す文字が「真」だとしたら、あなたの法名の一文字目は「真」になります。一方例えば私は今年同じお坊さんに弟子入りし、その時は「善」という文字の世代になっていたとします。そうしたら私の法名の一文字目は「善」になります。


ではこの世代を表す文字はどのように決めるのでしょうか。どのお寺にも自分独自のルールがあるというのが答えになります。例えば「中国四大仏教名山」の一つである普陀山の各寺院が弟子を取る時に「普陀涌莲花,开了根又生(意味は、「普陀山には蓮の花が湧くように生えてくる。花が咲き終わっても根っこが残っているからまた咲いていく。」になります)」という文章から順番に世代を表す文字を取っています。つまり、普陀山最初の世代の弟子たちの法名の一文字目は「普」で、「普」世代の弟子と呼ばれます。次の世代は「陀」世代の弟子になります。


この「普陀涌莲花,开了根又生」という文章から世代を表す文字を取りましょうということを決めたのは普陀山で出家した最初の僧侶たちだそうです。以降その時々の状況によって一文字が約数年ぐらい使われます。あくまで例えばの話ですが、5年前から現在までに弟子入りした人は全員「根」の文字の世代で、これからは次の「又」の文字の世代になっていきます。そして文字をすべて使い切った時には、その時の普陀山のお坊さんたちが新たな基準を制定することになります。


法名の二文字目はその人の元の名前から取ることが多いです。例えば王紅という人が「根」世代の年に弟子入りした場合、彼女の法名は「根紅」になります。名前が二文字の場合、どの文字を選んでも構いません(読んでみて、よりしっくりくる方を選ぶ傾向です)。例えば劉青吉という人が「又」世代の年に弟子入りしたとします。彼女の法名は「又青」になる可能性もあれば、「又吉」になる可能性もあります。