あなたの知らない中国語!

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2022年1月5日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话3 葫芦兄弟1 神峯奇遇・上 中国語童話3 ひょうたん兄弟1 神山での出会い・上

あなたの知らない中国語!

 

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原文

今日のリスニング


大家好!虽然这个童话系列第一集介绍了“卖火柴的小女孩”,不过我觉得或许大家更想听中国的童话,所以今后我会主要介绍中国的童话故事的。从今天开始我就会花好多集给大家讲一个不但中国人人尽皆知,而且对80后和90后来说无法忘记的经典童话兼动画,《葫芦兄弟》,又叫《葫芦娃》,希望大家能喜欢。


从前有一个善良的老爷爷住在一座高山的旁边。山里有一块巨大的长得像葫芦一样的石头,所以大家都把这座山叫做葫芦山。老爷爷平时以采药卖药为生,他虽然年纪大了,但是身手依旧非常矫捷。这一天,老爷爷和平时一样爬上悬崖峭壁采药。正在采的时候突然看到一条蛇正在靠近一个鸟巢,鸟巢里有两只刚出生不久还不会飞的小鸟。蛇明显是想吃小鸟,虽然大鸟拼命抵抗,但是打不过蛇。眼看着小鸟就要被吃掉了,老爷爷急中生智,把手里拿着的柴刀扔了出去,把蛇切成了两段。小鸟得救了,可老爷爷没有保持好平衡,自己从悬崖上摔了下去。


幸好下面不远处有一棵长在悬崖上的树,老爷爷抓住树,跳到了附近的台子上。不过他背上背的药篮子还是掉到了悬崖下面去。这时刚才的大鸟为了感谢老爷爷相救,把从药篮子里掉出来的一片绿叶在空中衔住,交到了老爷爷的手里。老爷爷向大鸟说完再见之后,发现自己身处的平台上有一个山洞。突然,洞里闪起了诡异的光芒,之后还飘出了奇怪的气体,气体过后突然之间这一带刮起了寒冷无比的风。这风冷的,所到之处动物们竟然都结成了冰雕。老爷爷也冻得瑟瑟发抖,不得已躲进了洞中。刚一进洞,山洞就开始坍塌,老爷爷被埋在了洞里。


老爷爷在洞里拼命地用手挖掉石头,终于来到了一个比较宽阔的地方。突然,他听到有人在喊救命。循着声音靠近一看,发现是一条穿山甲被石头压住了。老爷爷把压在穿山甲身上的石头搬走之后问它刚才的寒风是怎么一回事儿。穿山甲谢过老爷爷之后说:“都怪我不好,让两个妖怪给逃了。”


妖怪逃走?这究竟是怎么一回事儿呢?我们下周三再讲。

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今日の単語とフレーズ


瑟瑟发抖

寒くてプルプル震えている様。


例文:

“圣诞节过后天气一下子就冷了下来,我穿的薄,瑟瑟发抖了一整天。”


訳文:

「クリスマスを過ぎてから一気に寒くなってきたね。今日薄着だから、一日プルプルしてたよ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!童話シリーズの一話目で「マッチ売りの少女」を朗読しましたが、皆さんにとってもしかしたら「中国産」の童話が聞きたいのかなと思って、今後主にMADE IN CHINAの童話を紹介していきたいと思います。先ず今日から数話に掛けて中国人に知れ渡っているだけでなく、80年代90年代生まれにとって忘れられない定番童話兼アニメである『ひょうたん兄弟』(別名「ひょうたんボーイ」)をご紹介したいと思います。気に入って頂けたら幸いです。


昔、ある高い山の近くに心の優しいおじいちゃんが住んでしました。山にはひょうたいの形をしている巨大な岩があるので、皆はこの山を「ひょうたん山」と呼んでいました。おじいちゃんは薬草を取って売ることで生計を立てています。年は少し取りましたが、動きはまだまだ俊敏でした(アニメを見るとまるでターザンのような素晴らしい動きを見せています)。ある日、おじいちゃんはいつもと同じように崖に上り、薬草を取っていましたが、ちょうど鳥の巣の近づく蛇を目撃しました。鳥の巣には生まれたばかりでまだ飛べない雛が二匹いて、蛇はそれを食べようとしていました。近くにいる親鳥が一生懸命守っていましたが、蛇には勝てず、あと少しで雛が食べられそうになったその時、おじいちゃんは咄嗟に手に持っていた鉈を蛇に向かって投げつけて、蛇を一刀両断しました(子供向けとは言え、容赦しないところは結構あります)。雛は助かりました。しかしおじいちゃんはバランスを失って、崖から落ちたのです。


幸い下の方に木が生えていて、おじいちゃんはその木に掴まって、近くの足場になれるような広い平の岩に飛び移りました。ただ背負っていた薬草入りのかごが崖の下に落ちました。すると先ほど助けてくれた恩を返すために、親鳥はかごから落ちた一枚の緑の葉っぱを空中でキャッチし、咥えておじいちゃんに返したのです。親鳥に別れを告げたおじいちゃんは自分がいる足場の近くに洞窟があることに気付きます。そして急に、その洞窟から怪しい光が見えてきて、中から変な気体が流れ出てきました。その直後に、その一帯にいきなり極寒の嵐が吹き荒れ始めました。嵐が通った場所はすべて凍り付き、動物まで一瞬で氷の彫刻となったのでした(「アナと雪の女王」のようなイメージ)。おじいちゃんもあまりの寒さでブルブル震えて、仕方なく洞窟の中に逃げ込みました。しかし入った瞬間、洞窟が崩れ、おじいちゃんは中に閉じ込められました。


おじいちゃんは一生懸命手で石を掘り、やっと少し開けた場所にたどり着きました。突然、誰かが「助けて」と叫んでいるのを聞こえました。声を辿って近づいてみると、一匹の穿山甲(センザンコウ)が石の下敷きになっていました。おじいちゃんは石を取ってあげて、今の嵐はなんだと聞きました。穿山甲はお礼を述べてから言いました。「すべて私のせいです。妖怪を二匹逃がしてしまいました。」


妖怪が逃げた?どういうことでしょう?来週水曜日に続きをお話しします。