あなたの知らない中国語!

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2022年1月7日(金) 每天五分钟 中国語リスニング 中国民间神话故事3 女娲补天 中国神話3 女媧、天の穴を塞ぐ

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「2022年1月7日(金) 每天五分钟 中国語リスニング 中国民间神话故事3 女娲补天 中国神話3 女媧、天の穴を塞ぐ」

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!上一集的中国神话中我讲到了女娲创造了人类,在那之后人类在大地上繁衍生息,遍布了世界的每一个角落。


据说当时在一座叫做昆仑山的山上有一座光明宫,宫里住着一位火神,掌管火,名叫祝融祝融看到人们吃生食,于是便从光明宫里取来火种,教人类吃熟食。这样食物既好吃,又不容易生病。因此人们很感谢祝融,对他十分尊敬。


这件事惹怒了一个神仙,那就是住在东海里的水神共工共工觉得水和火都对人类很重要,可为什么人类只尊敬火神,不尊敬我这个水神呢?性情暴躁的共工嫉妒万分,最后竟然找到火神祝融和他进行了一场决斗。


决斗的结果,水神败给了火神。共工恼羞成怒,为了泄愤,他一头撞向了不周山,这一下子把不周山给撞断了。他何曾想到这不周山原来是盘古开天地时用来顶天的柱子,不周山一断,天上就出现了一个大窟窿。天河的水不断地从这个窟窿里倾泻到大地上,导致洪水泛滥。各种猛兽也抓住这个机会大肆造孽,出来袭击人类。


女娲不忍心看到人类受到这么大的灾难,她决定把天上的窟窿补上。女娲为了寻找补天的材料来到了东海之外的海上仙山天台山。她在天台山山顶堆巨石为炉,取五色土为原料,炼制出了一块用来补天的五色神石。女娲拿着五色神石飞到天上,成功地把窟窿给补上了。


随后女娲还把一只神龟的四条腿砍下来用来当新的顶天的柱子。她还亲手杀死了作孽的猛兽们,人类这才重新获得了安宁的生活。这就是“女娲补天”的故事。

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今日の単語とフレーズ


不忍心看到

見るに忍びない。見るに耐えない。


例文:

“我以前得到过他的帮助,所以我不忍心看到他落魄成这个样子,我想帮他。”


訳文:

「前に助けてくれたことがあったから、ここまで落ちこぼれる彼の姿は見るに忍びない。彼を助けたい。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは。前回の「中国神話」では女媧が人を作った話をしました。それから人類はこの大地で繁栄し、世界のあらゆる場所に生活するようになっていきました。


当時、崑崙山(現在の崑崙山脈)の上に光明宮という宮殿があり、火を司る火の神様「祝融」が住んでいました。生食をする人類を見て、祝融は光明宮から火種を取ってきて、食材を火で加熱する方法を教えました。そうすれば食べ物が美味しくなる上、病気にもなりにくいからです。人類は祝融に感謝し、彼を尊敬しました。


この事がある神様を怒らせました。東海に住んでいる水の神様である「共工」です。水も火も人類にとって重要なのに、何故火の神様だけ尊敬し、私を尊敬しないのかと共工が怒りました。頭に血が上りやすい共工は嫉妬のあまり、なんと祝融に決闘を挑みました。


決闘の結果、水の神様は火の神様に敗北を喫しました。共工は負けた腹いせで不周山という山(崑崙山脈のどこかにあると言われています)に頭でぶつけ、山を折ってしまったのです。彼は知らなかったのですが、この不周山は実は盤古開天闢地の時に天を支えるための柱として選ばれた山だったのです。不周山が折れることで天に穴が開き、天の川の水が絶えず地上に流れ落ち、あっちこっちで洪水になりました。猛獣たちもどさくさに紛れて暴れまくり、人類を襲い始めました。


人類がこれほどの災難に苦しめられるのを見るに耐えなかった女媧は天の穴を塞ぐことを決めました。天を補填するための材料を探して、彼女は東海の外にある海の上の神山である天台山(現浙江省天台県付近)まで来ました。天台山の山頂で巨大な岩で炉を作り、五色の土を原料に五色の神石を錬成しました。女媧はこの五色の神石を持って天に飛び、穴を塞ぐことに成功しました。


その後女媧は巨大な亀の四本の足を切り落とし、天を支える新しい柱にしました。また暴れていた猛獣たちをも倒してくれました。そのおかげで人類はやっと安寧を手に入れました。これが「女媧、天の穴を塞ぐ」の物語です。