あなたの知らない中国語!

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2021年8月10日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(兴趣班篇) 私の少年時代(趣味クラス編)

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!继续来介绍对我的童年产生过巨大影响的要素。今天要讲的主角是兴趣班,相当于日本的情操教育。小孙我在“学校那点事5”这一集当中也稍微提到过相关的内容。中国在教育上讲究“德”、“智”、“体”、“美”全面发展。具体有没有做到先暂且不提,但尤其是小学和初中在形式上至少会摆一个样子。“兴趣班”就是一个重要的组成部分。有的学校会自己组织兴趣班,而有的则靠家长自己在校外找。比较有人气的补习班包括舞蹈类的芭蕾,音乐类的钢琴、小提琴和单簧管,运动类的篮球、网球、乒乓球,另外还有书法等。最近和古风有关的课程也很火,比如学弹古筝和琵琶,学画水墨画等。


中国的家长都梦想自己的孩子将来能成为贝多芬,成为毕加索,成为王羲之,成为迈克尔杰克逊,成为刘翔(原中国110米跨栏明星选手),成为马云,也就是成为一个伟人。所以绝大多数的家长都会把自己的孩子送去上兴趣班。一边让孩子背负着学业的重压,一边给孩子灌输各类让孩子眼花缭乱的艺术体育等要素,孩子要么是真正的天才,要么是偷懒的天才,否则还真够呛。


我在小学的时候就参加过四个兴趣班。四个哦!还是小学生哦!它们分别是小提琴班、书法班、奥数班和英语兴趣班。小提琴班和书法班还好,算是兴趣。但是这个奥数班和英语兴趣班算啥?基本上已经可以算是补课了。没错,学校借兴趣班之名给学生偷偷补课的现象当时非常常见。家长也愿意孩子的成绩能上去,所以也就睁一只眼闭一只眼,不会提任何意见,反而还赞成这一做法。最近中国国内开始大举整治过多过贵过乱的补习班,名目之一是为了给学生减负。这个举措不能说不好,但是同时还得小心兴趣班“顶替”补习班的情况的发生。


除了兴趣班太多和兴趣班成补课班的问题之外,有关兴趣班还有一个问题,那就是质量问题。很多黑心的兴趣班瞄准了家长为了孩子多少钱都愿意出这个在他们看来的“弱点”,推出了大量坑人的兴趣班。比如根本没有美术实力的“老师”把几十个孩子们聚集在一个小小的房间里让大家自由地画个画就算美术兴趣班了。一节课收个一百块钱,一次就能赚个上千人民币,发财不要太轻松。


兴趣班故名思意是帮助孩子找到自己的兴趣并培养发展孩子的兴趣的地方。真心希望兴趣班能抓住这个中心思想来开办。

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今日の単語とフレーズ


睁一只眼闭一只眼

直訳すると、「片目を瞑って、片目を開ける」、という意味になります。日本語の見て見ぬふりをするという意味の「目を瞑る」と同じニュアンスです。日本人は見ないふりをする時見えないように両目を瞑りますが、中国人は片目を開けてちゃんと見ているということになります。何故でしょうね。


例文:

“这家公司老板诈骗了这么多人,怎么到现在才被抓起来呢?”二回目“估计是因为上面的官员收了贿赂,对他睁一只眼闭一只眼。”


訳文:

「この会社の社長がこんなに沢山の人を騙したのに、どうしてもっと早く捕まらなかったんだろう?」「上の役人が賄賂をもらっていて、目を瞑っていたからでしょう。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!引き続き私の子供時代に大きな影響を与えた物事をご紹介したいと思います。今日のテーマは「趣味クラス」です。「学校事情5」でも触れた内容で、日本の情操教育に近い概念です。中国は「徳育」、「知育」、「体育」、「美育」の四つの面から全面的に子供を育てる教育指針を打ち出しています。目標が達成したかどうかはともかく、少なくとも小学校や中学校では形式上そのような教育プログマムを組んでいます。中で重要な役割を担わされているのがこの「趣味クラス」です。学校で趣味クラスを開催することもあれば、親が自分で学校外で探すケースもあります。人気の趣味クラスを挙げると、ダンス類はバレエ、音楽類はピアノ、バイオリン、クラリネット、スポーツ類はバスケ、テニス、卓球などがあります。書道も人気です。最近では古風な趣味クラスも流行っており、琴や琵琶、水墨画などを習わされている子供もいます。


中国の親はみな自分の子供が将来ベートーヴェンに、ピカソに、王羲之に、マイケルジャクソンに、劉翔に(元110Mハードル走スター選手)、ジャックマーに(カリスマ起業家)に、要するに偉人になってほしいと願っています。そのため殆どの親は子供を趣味クラスに通わせ、子供に学業の重圧を掛けながら、芸術やスポーツなど多すぎるほどの知識を詰め込もうとします。子供が本物の天才か、サボりの天才ではない限り、大変な日々になってしまいます。


私も小学校の時四つの趣味クラスに参加していました。四つですよ!小学生ですよ!それぞれバイオリン、書道、オリンピック数学(普通の授業より大分難しい数学のこと)と英語でした。バイオリンと書道はまあ趣味ですね。しかしオリンピック数学と英語はもはや補講としか言いようがないでしょう。そうです。学校は趣味クラスの名を借りてこっそり補講を行うことがしょっちゅうありました。親も子供の成績が上がるならと目を瞑って、何も文句を言いません。最近中国では多すぎる、高すぎる、品質がバラバラすぎると言われている補講に対してメスを入れています。学生の負担を減らすのが大義名分の一つだそうです。この措置は悪くはありませんが(メスの入れ方が正しければ)、趣味クラスと称して補講を行うことにも目を光らせてほしいと思います。


「多すぎ問題」と「もはや補講」問題の他に、趣味クラスにはもう一つ「品質問題」があります。子供のためならいくらでも出すという親心を狙って、悪徳な人たちがレベルの低い趣味クラスを量産しました。例えば美術の知識をろくに持っていない「先生」が何十人もの子供を小さな部屋に集めて自由に絵を描かせただけで「美術趣味クラス」と名乗れてしまいます。一人千円ぐらい取って、一回のレッスンで数万円ぐらいポケットに入ります。楽な商売ですね。


趣味クラスは名前の通り子供に趣味を見つけてもらったり、育てたりする場です。この主旨で趣味クラスを運営してほしいものですね。