あなたの知らない中国語!

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2021年12月16日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・下 私の少年時代・家でのプチ仏教・下

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原文

今日のリスニング


大家好!这一系列的最后一集我来介绍一下“灶神”。灶神又叫“灶王爷”,主管人间的饮食。在中国有一句古话叫“民以食为天”,也就是说对老百姓来说能不能吃饱饭是最重要的。所以自古以来人们对灶神都是十分尊敬的,大家在每个中国人家里都可以看到供奉着灶神。


一般来说供奉灶神的地方是厨房。最佳的地方一般被认为在煤气灶左上方或右上方的柜子里,所以中国厨房煤气灶上方的柜子里总会设计一个供灶神的空间。灶神和其他家里供的佛不一样,一般只贴一张画像,而不是佛像。灶神也需要每天供奉食品。一般除了净水之外最多的就是米饭了,用电饭煲煮好的第一碗饭必须要供灶神才行。先灶神吃,再我们吃。


为什么人们这么尊敬灶神,以及为什么灶神只贴画像,不摆放佛像呢。理由很简单,因为灶神每年都会到天上把这户人家的情况汇报给天庭。每年农历12月23日或24日(根据地区的不同而不同)的深夜,灶神会飞到天上去,把这一年这一户人家是不是对自己好向天庭进行汇报。如果待灶神不好的话,那么下一年灶神就不会保护这户人家,这一家可能就会贫穷、吃不上饭。所以人们都争先恐后地给灶王爷拍马屁。


除了平时要及时供奉食品之外,到了灶神上天这一天,家家户户都要供奉一种名叫“祭灶果”的糕点。祭灶果有很多种,有的长得像芝麻团子,有的类似黑糖棒,有兴趣的话大家可以查一下。又据说灶神是骑马飞上天的,所以人们还会在灶神面前撒一把黄豆,用来喂马。总之就是竭尽所能讨好灶神,希望他在佛祖面前给自己家多说好话。从这一点也能看出中华文明的一个特点吧。


等供完灶神之后,为了让灶神上天,人们需要“送”灶神。一般采用的方法是把灶神的画像给烧掉,然后在一年的最后一天,即12月31号贴上新的灶神画像,这叫“请”新灶神。尤其是这一年运势不好的时候人们总是会送走旧灶神,换一个。而如果这一年运势极好的话,那么有的家庭就会不送灶神,第二年继续请同一个灶神。还有的家庭觉得烧灶神画像不妥,所以即不烧也不撕,而是在31号这一天在原有的画像上面贴一张新灶神的像。


这就是我所了解的中国目前的灶神文化了,不知道日本是不是也有类似的习俗呢?

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今日の単語とフレーズ


说好话/说坏话

「说好话」は関係を取り持つために良いように言うという意味で、「说坏话」は悪口を言うという意味です。


例文:

“你帮我在老板面前多说点好话,让我涨涨工资啊!”“没用,老王老是在老板面前说你的坏话。”


訳文:

「ボスの前でうまいこと言って俺の給料を上げさせてくれよ。」「意味ないよ。王さんがいつもボスの前でお前の悪口言ってるからな。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!このシリーズの最終話では「台所の神様(かまどの神様)」についてご紹介したいと思います。台所の神様は別名「台所の王様」とも呼ばれ、人間界の飲食を司っています。古い言い方で「民が食を天とする」という言い方があります。百姓にとってお腹いっぱい食べられるどうかが最重要だという意味です。そのため、台所の神様に対して皆非常に尊敬しています。どの中国人の家にも台所の神様を祀っています。


一般的に台所の神様を祀る場所は厨房ですが、最適だと思われているのはガスコンロ左上か右上の棚の中です。そのため、中国のガスコンロ上の棚には台所の神様を祀るためのスペースが必ず設けられています。台所の神様は家の中で祀られている他の神様と違って、仏像ではなく、肖像画一枚しか貼りません。台所の神様にも毎日食べ物をお供えする必要があります。一番多いお供え物として浄水の他にお米があります(フルーツもよく使われます)。炊飯器で炊いたご飯は先ず台所の神様にお供えしなければなりません。台所の神様が先に食べ、その後私たちが食べます。


何故人々がこのように台所の神様を敬うのか、何故肖像画だけで仏像は置かないのか、その理由は簡単です。台所の神様は毎年空に上がってこの家の状況を天庭(空の上にある神様が住む宮殿)に報告するからです。毎年旧暦12月23日か24日(地域によって異なります)の深夜、台所の神様は空へ飛びだっていき、この一年でこの家でちゃんともてなされたか天庭に報告するのです。もしよく扱わなかったら、来年この家をお守りしなくなり、この家は貧乏になって、ご飯もろくに食べられなくなると言われています。これがあるので、皆競って台所の神様にゴマをすります。


日頃のお供え物の他に、台所の神様が天上に行く日には、どの家も「祭灶果」という名のお菓子をお供えしなければなりません。「祭灶果」には色々な種類があって、ゴマ団子のような外見のものもあれば、黒糖麩菓子に似ているものもあります。ご興味があれば是非調べてみてください。また台所の神様は馬に乗って空に上ると言われているので、馬に餌をと彼の前に大豆を撒いたりもします。とにかくあらゆることをやって台所の神様の機嫌を取って、仏様の前でこの家について良いように言ってもらいます。ここからも中華文明の一つの特徴が伺えますね。


お供えした後、台所の神様に空へ旅立ってもらうために、台所の神様を「送ります」。一般的な方法は肖像画を燃やすことです。そして一年最後の日、即ち12月31日に新しい肖像画を貼り付けます。これを新しい台所の神様を「請う」と言います。特にこの一年あまり運気が良くなかった人は古い台所の神様を送って、新しいのに変えます。逆にもし一年の運気が良かった家庭は送らない選択肢もあります。来年引き続き同じ台所の神様に来てもらいます。また神様の肖像画を燃やすのはよろしくないと感じる家庭もいるので、その時は取ったり燃やしたりせず、31日に元の絵の上に新しい台所の神様の絵を貼り付けるだけという方法もあります。


これが私の知っている今現在中国の台所の神様に纏わる文化です。日本にも似た風習はありますか?

2021年12月15日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话1 卖火柴的小女孩・下 中国語童話1 マッチ売りの少女・下

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我继续朗读“卖火柴的小女孩”的下半部分。


她又擦了一根。火柴燃起来了,发出亮光来了。亮光落在墙上,那儿忽然变得像薄纱那么透明,她可以一直看到屋里。桌上铺着雪白的台布,摆着精致的盘子和碗,肚子里填满了苹果和梅子的烤鹅正冒着香气。更妙的是这只鹅从盘子里跳下来,背上插着刀和叉,摇摇摆摆地在地板上走着,一直向这个穷苦的小女孩走来。这时候,火柴又灭了,她面前只有一堵又厚又冷的墙。


她又擦着了一根火柴。这一回,她坐在美丽的圣诞树下。这棵圣诞树,比她去年圣诞节透过富商家的玻璃门看到的还要大,还要美。翠绿的树枝上点着几千支明晃晃的蜡烛,许多幅美丽的彩色画片,跟挂在商店橱窗里的一个样,在向她眨眼睛。小女孩向画片伸出手去。这时候,火柴又灭了。只见圣诞树上的烛光越升越高,最后成了在天空中闪烁的星星。有一颗星星落下来了,在天空中划出了一道细长的红光。


“有一个什么人快要死了。”小女孩说。唯一疼她的奶奶活着的时候告诉过她∶一颗星星落下来,就有一个灵魂要到上帝那儿去了。


她在墙上又擦着了一根火柴。这一回,火柴把周围全照亮了。奶奶出现在亮光里,是那么温和,那么慈爱。


“奶奶!”小女孩叫起来,“啊!请把我带走吧!我知道,火柴一灭,您就会不见的,像那暖和的火炉,喷香的烤鹅,美丽的圣诞树一个样,就会不见的!”


她赶紧擦着了一大把火柴,要把奶奶留住。一大把火柴发出强烈的光,照得跟白天一样明亮。奶奶从来没有像现在这样高大,这样美丽。奶奶把小女孩抱起来,搂在怀里。她们俩在光明和快乐中飞走了,越飞越高,飞到那没有寒冷,没有饥饿,也没有痛苦的地方去了。


第二天清晨,这个小女孩坐在墙角里,两腮通红,嘴上带着微笑。她死了,在旧年的大年夜冻死了。新年的太阳升起来了,照在她小小的尸体上。小女孩坐在那儿,手里还捏着一把烧过了的火柴梗。


“她想给自己暖和一下……”人们说。谁也不知道她曾经看到过多么美丽的东西,她曾经多么幸福,跟着她奶奶一起走向新年的幸福中去。

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今日の単語とフレーズ


摇摇摆摆地走

よちよち歩きや千鳥歩きなど、揺れながら不安定に歩くこと。


例文:

“那个人肯定是喝醉酒了,走路摇摇摆摆的。”“在电车站台上摇摇摆摆地走路太危险了,我去把车站工作人员叫过来。”


訳文:

「あの人きっと酔ってるよ。千鳥歩きだもん。」「駅のホームで揺れながら歩くのは危険すぎるわ。私、駅員さん呼んできます。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は引き続き「マッチ売りの少女」の後半を朗読させて頂きます。


少女はもう一本マッチを擦りました。マッチが光を発しました。光が壁を照らすやいなや、急に壁はベールのように透明になりました。部屋の中が見えました。テーブルには真っ白なクロスが敷いてあって、綺麗なお皿やお椀が置かれています。その横にリンゴとスモモで詰められているガチョウの丸焼きが湯気を立てていました。そうしたら不思議なことに、ガチョウはお皿から飛び降りて、背中にナイフとフォークが刺さったまま、よちよち歩きで床を歩き、可哀そうな少女に向かってきました。この瞬間、マッチはまた消えました。彼女の目の前にはぶ厚く冷たい壁だけがありました。


少女はまたマッチを擦りました。今度彼女は美しいクリスマスツリーの下にいました。去年のクリスマスで豪商の家のガラスドア越しに見たツリーよりも大きく、綺麗です。緑色の枝に何千本もの明るいロウソクが光っていました。沢山綺麗な絵がお店のショウウィンドウに飾られている時と同じように彼女にウインクを送ってきます。少女は絵に向かって手を伸ばしましたが、またマッチが消えました。クリスマスツリーのロウソクの光が高く昇って、最後は空にある星となっていきました。ちょうどその時、星が一つ落ちてきて、空に細長い赤い光の軌跡を作っていました。


「誰かがもうすぐ死ぬんだわ。」少女は言いました。これは唯一彼女を可愛がってくれたおばあちゃんが生きていたころに教えてくれたことです。星が一つ落ちてきたら、魂が一つ神様の所へ行きます。


少女はまた壁にマッチを擦りました。今度マッチは周りを全部照らしてくれました。光の中におばあちゃんが現れました。暖かくて、優しくて。


「おばあちゃん!」彼女は叫びました。「ああ、どうか私を連れてってください!知っています。マッチが消えたら、おばあちゃんも消えます。あの暖かいストーブのように、香りの良いガチョウの丸焼きのように、綺麗なクリスマスツリーように、消えてしまいます!」


おばあちゃんを引き止めるために、少女は急いで一掴みのマッチを全部擦って火をつけました。沢山のマッチが強い光を発し、昼間のように明るく照らしてくれました。おばあちゃんは未だかつてないほど大きく、綺麗に見えました。おばあちゃんは彼女を抱いて、胸に抱きしめました。二人は光と幸せの中で空へと飛び、高く高く飛んでいきました。寒さのない、お腹もすかない、痛みもない世界へと飛んでいきました。


朝になると、少女は壁の隅に寄りかかって座っていました。ほほは寒さで赤くなっていましたが、口には微笑みが残っていました。少女は死んでしまったのです。旧暦の大晦日の夜に凍え死んでしまったのです。新年の太陽が昇って、彼女の小さな亡骸を照らしました。彼女はそこに座っていて、手で一掴みのマッチの燃えカスを握っていました。


「彼女は自分を温めたかっただろう…」人々はそう言いました。彼女はどれほど綺麗なものを見て、どれだけ幸せになって、おばあちゃんと一緒に新年の幸せへと向かっていったかは誰も知らないのです。

2021年12月14日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 中国的美食荒漠 中国のグルメ砂漠

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今日のリスニング


大家好!上周二的时候我介绍了一个令人难以置信的广播事故,不知道大家还记得吗?里面两位主持人就“美食荒漠”这个概念进行了讨论,今天我们也来聊聊这个话题。美食荒漠这个词是2021年左右开始流行的一个新词,主要指没有拿得出手的特色小吃的地方的意思。


一个叫做“DT财经”的媒体在微博上进行了一项统计,内容是“当大家提到“美食荒漠”时都提到了哪些城市”(截至2021年4月23日)。结果几个大城市争先上榜,第一名北京,第二名杭州,三四名分别是深圳和上海。尤其是前两名北京和杭州遥遥领先于后面几位,不知道大家是不是对这两个以小吃著称的城市竟然名列前茅觉得很惊讶呢?当然对于这个问题每个人都有自己的看法,美食的概念也是人人不同的,就让我们来分析一下中国网友们的意见。


比如我发现吐槽北京和杭州是美食荒漠的网友很多都不是说这两个地方真的没有特色美食,毕竟像老北京涮羊肉、北京烤鸭、炸酱面,杭州的西湖醋鱼,龙井虾仁,东坡肉等连日本人都应该听说过。传统小吃是有的,但是可能对本地人来说和以前相比变味了,量变少了,所以差评就逐渐多起来了。大家可能不知道,在中国一家店越吃越难吃是你经常要面对的悲剧。所以为什么很多人夸一家店要说“像家里的味道”,就是因为只有家里做饭才会不偷工减料。


而更多人说北京是美食荒漠的时候更直接地指出北京是“平价美食”的荒漠。也就是说美食不是没有,就是太贵了,一般的老百姓无法经常接触到。杭州和上海等也是一样,都是穷人的美食荒漠,只要舍得花钱,好吃的绝对不少。一顿饭如果肯花上一千元以上,那北京就是美食天堂。


另外现在中国人叫外卖的人很多,但是外卖不可能每天都吃大餐。平价的外卖吃不到特别好吃的,加上天天吃差不多的东西吃腻了,所以很多人就会觉得自己的城市是美食荒漠,没东西可吃。


从上述几点来讲日本可以说没有美食荒漠,不但平价就能吃到各种各样的好吃的,而且店家一点一点逐渐偷工减料的现象也基本不存在。日本人有很多吃家里做的便当,或者便利店买的东西,下馆子的频率要大大少于中国人,所以可能也更“知足”一些吧。


不过我觉得中国本地好吃的还是很多呢,你觉得呢?

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今日の単語とフレーズ


吃客

元々はご飯を食べに来たお客さんという意味ですが、今は主にグルメ家や、経験豊富で美食について自分の意見を持っている人たちを指すことが多いです。


例文:

“他是个吃客,专吃拉面,每天吃一家,然后在自己的博客上写评价,还挺有名呢。”


訳文:

「彼はラーメン専門のグルメ家で、毎日一軒食べて、ブログで評論を書いています。結構有名らしいですよ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!先週火曜日に信じられない放送事故をご紹介しましたが、覚えているでしょうか。その放送の中で二人の司会者は「グルメ砂漠」という概念について議論していました。今日私たちもこれを話題にしましょう。「グルメ砂漠」という言葉は2021年ぐらいから流行り出した新しい言葉です。その地の独特なグルメがあまりない場所を呼ぶ言葉です。


「DT財経」というメディアがweiboで「グルメ砂漠の話になった際、どの都市が言及されたか」という調査を行いました(2021年4月23日までのweiboでの書き込みを調査したそうです)。結果幾つかの大都会がランクインしました。一位が北京、二位が杭州、三位四位は深センと上海です。特にトップ2の北京と杭州はほかの都市を大きく引き離した結果となりました。グルメで有名なこの二つの町がワンツーフィニッシュしたことに驚いていませんか?もちろんこの話題に対して誰もが自分の意見を持っているし、グルメの概念も人それぞれです。ここでは中国ネット民たちの意見を見てみましょう。


先ず北京と杭州がグルメ砂漠だとツッコミを入れている人たちは本当にこの二大都市に特徴のあるグルメがない、と言っているわけではないようです。北京の羊肉火鍋、北京ダック、ジャージャー麵や、杭州の甘酢掛け西湖煮魚、龍井エビ、トンポーローなど日本人さえ聞いたことのあるグルメもあるぐらいです。伝統的な食べ物があるにはありますが、地元の人たちにとって昔ほど美味しくなかったり、具の量が減ったりしているので、悪い評価が増えたのも理由の一つです。皆さんご存じないかもしれませんが、中国では通えば通うほど不味くなる飲食店ばかりです。中国人はよく「家の味のように美味しい」と言ってレストランを褒めたりしますが、それは材料を減らしたり、手を抜いたりしないのが家のご飯だけだからです。


一方、より多くの人は北京のグルメ砂漠化は「庶民的な値段のグルメ」の砂漠化だと指摘しています。つまりグルメがないわけではないが、高すぎます。一般の人々は毎日手が届くようなグルメが少ないです。杭州や上海も同じで、貧乏人のグルメ砂漠です。お金さえ使えば、美味しいものは山ほどあります。一回のご飯で一千元(約1万5千円)使えるんら、北京はグルメ天国に変身します。


また今出前を呼ぶ中国人が非常に多いですが、出前では毎日豪勢なものは食べられません。庶民的な値段の出前じゃグルメ欲が満たされない上、毎日似たようなものばかり食べていて飽きてしまった人たちが自分の町をグルメ砂漠や、食べるものがないと文句を言っているケースも多いです。(また単純に中国のネットでは「喷子」と呼ばれる何でもとにかく批判する人たちが多いことも一因かもしれません。まさにあの男性司会者のように。)


上述のいくつかの点から考えると、日本にはグルメ砂漠がないと言えます。庶民的な値段で色々な種類の美味しいものが食べられるだけでなく、少しずつ材料をケチったり、手を抜いたりするようなこともめったにありません。またお弁当を食べる人やコンビニで食べ物を買う人が多く、レストランに行く頻度は中国人より大分低いです。そのため、日本人のほうが「足ることを知っている」からかもしれませんね。


しかし私に言わせれば中国のグルメはやはり多いと思います。皆さんはどう思いますか?

2021年12月13日(月) 每天五分钟 中国語リスニング 三十六计败战计第五计“连环计” 三十六計敗戦計第五計「連環計」

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大家好!今天要介绍的这个三十六计“连环计”是一个意思非常单纯的计策。所谓“连环”,指的就是一环扣一环,用了一个计策之后再用另一个计策,用多个计策同时对付敌人,这就是“连环计”。


当然了,厉害的连环计不仅需要使用两个以上的计策,这些计策还需要环环相扣。也就是互相作用,发挥一加一大于二的效果,让整个谋略破坏力变得更强,让敌人无法察觉或躲避。

比如我之前在“四大美女・貂蝉”当中曾经介绍过围绕貂蝉的计策,即貂蝉的义父王允先是将美女貂蝉同时献给吕布和董卓,这是“美人计”。然后再利用美女挑拨吕布和董卓的关系,这是“离间计”。这就是一个典型的“连环计”。


而“连环计”这个名字则被认为出自《三国演义》。大家都很熟悉的赤壁之战当中,吴国的周瑜和黄盖,蜀国的诸葛亮和庞统等几位天才联手完成了一出经典的“连环计”。


曹操带领大军进攻吴国,和吴蜀两国对峙在长江两岸。面对曹操的大军,首先吴国都督周瑜和蜀国丞相诸葛亮制定了火攻之计。但是不巧的是实施作战计划之前,长江沿岸好几天刮的都是西北风,这样不但烧不到北岸的曹军,反而会烧到自己。这儿就出现了诸葛亮“借东风”的计策,当然这不能说是一个计策,应该是他熟悉天气,算出即将刮东风。


而为了彻底击败曹军,这把火最好能把魏国所有的战船都烧光。于是谋士庞统奔赴曹营,在取得了曹操的信任之后说道:“我军不擅长水战,船上的生活让很多士兵水土不服,每天都有很多人呕吐,根本打不了仗。我建议把大船小船各自配搭好,或三十艘为一排,或五十艘为一排,首尾用铁环连锁,上面铺上阔木板,不但人可以轻松地从这条船上走到那条船上,连马都可以过。这样不就不怕风浪颠簸了吗?”。曹操完全被骗,觉得是一个好办法,于是便把所有的船都连了起来,后人叫做“连环战船”。这也是连环计的名字的由来之一。


最后黄盖的苦肉计锦上添花,成功完成了这次火攻。大家可以看到,赤壁之战吴蜀联军可以击败数量远远多于自己的魏军正是依靠上述多位谋士的多个计策一并作用。不但很难识破,而且环环相扣,每一个计策都是为了达成最终目的而被实施的,所以才能造成这么巨大的威力。大家也可以在世界史上找一下连环计的例子,想必每一个都是非常经典的智斗的盛宴,值得鉴赏。

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今日の単語とフレーズ


水土不服

他の場所から来た人がその地の気候、食事、風土などの環境に馴染めず、気持ち悪くなったり、病気になったりすることです。


例文:

“从东京来到大阪之后觉得不太适应,每天心情都很低沉。”“那你肯定是水土不服了,如果实在不行的话要不就回东京?”


訳文:

「東京から大阪に来たけどなんか慣れない。毎日気持ちが沈んでいる。」「それはきっと環境に馴染んでないからだよ。どうしても慣れないなら東京に戻ってみたら?」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日ご紹介する三十六計「連環計」は非常に単純な策です。「連環」というのは一つの輪にまた別の輪が付いている、一つの策を使った後またもう一つ策を使うように、複数の策略で敵をやっつけることを指します。これが「連環計」の意味です。


無論、効くためには二つ以上の策を使う必要があるだけでなく、策と策とが上手く繋がっている必要があります。相互作用を発揮させ、1+1=2以上の結果を出します。策略の破壊力がより強くなるだけでなく、敵が察知できず、避けられなくさせる機能もあります。例えば「四大美女・貂蝉」の中で、貂蝉を巡り、義父である王允が先ず彼女を呂布董卓に献上しました。これは「美人計」です。その後貂蝉を利用し、呂布董卓が仲たがいするように双方をそそのかしました。これは「離間計」です。二つを合わせて典型的な「連環計」と言えます。


また「連環計」という名前の出所だと思われているのは『三国演義』です。皆さんご存じの赤壁の戦いにおいて、呉の国の周瑜黄蓋、蜀の国の孔明龐統など数名の天才が手を組んで素晴らしい「連環計」を見せました。


曹操は呉の国を攻めるために大軍を動かし、呉蜀の両国と長江を挟んで対峙していました。曹操の大軍を前にして、先ず呉の都督周瑜と蜀の丞相孔明が「火攻めの計」で攻める方針を策定しました。しかし運悪く、作戦実施日までの数日、長江沿岸では北西の風が吹いていました。これでは北岸にいる曹操軍を燃やせないどころか、自軍に火が移る心配さえあります。ここで登場したのは孔明の「東風を借りる」策でしたが、当然これは策とは言えず、孔明が天候を熟知していて、もうすぐ東風が来ることを知っていたからでしょう。


徹底的に曹操軍を大敗させるには、火攻めで一気に魏軍すべての船を燃やし尽くすに越したことはありません。そこで策士の龐統(孔明と名を並ぶほどの凄い策士だそうです)が曹操の陣営に赴き、曹操の信頼を得てからこのような話を吹き込みました。「わが軍(曹操軍)は海戦に慣れておらず、船の上の生活に多くの兵士が馴染んでいません。結果毎日嘔吐する人が多く、戦をするどころではありません(ちょうど曹操もこの件について手を焼いていました)。私のアドバイスとしては、大きな船や小さな船をそれぞれ配置して並び、三十隻で一列でもいいし、五十隻で一列でもいいでしょう。それらの船の頭としっぽを鉄の鎖で繋げて、船と船の間に広い木の板を敷きます。そうすれば人が軽々しく船から船へと移動できるばかりでなく、馬でさえ移動できます。こうなれば波で船が揺れても心配ないでしょう。」曹操は完全に騙されました。妙案だと思ってすべての船を繋げました。後世はこれを「連環戦船」と呼びます。これが「連環計」の名前の由来と言われています。


最後はご存じの黄蓋による「苦肉計」でダメ押しし(詳細は三十六計「苦肉計」をご参照ください)、火攻め策を完遂しました。このように、赤壁の戦いで呉蜀の連合軍が数で大きく勝る魏軍に勝利できたのは、上記の複数の策士が複数の策を併用したからほかなりません。見破りにくいだけでなく、策と策とが緊密に繋がっています。しかもどの策も最終目的を見据えたもので、そのためこんなに大きな破壊力を出せたのです。是非世界史で「連環計」の例を探してみてください。恐らくどれも素晴らしい知恵比べの宴のはずで、よく味わうに値するものばかりでしょう。

2021年12月12日(金) 每天五分钟 中国語リスニング 扎根在中国人心里的老故事等17 “不鸣则已,一鸣惊人;不飞则已,一飞冲天” 中国人の心に根付いた昔話等17 「不鸣则已,一鸣惊人;不飞则已,一飞冲天」

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一个很长的成语,叫“不鸣则已,一鸣惊人;不飞则已,一飞冲天”。这个成语还可以被缩略成“一鸣惊人”。


可能有听众从字面上已经看出这个成语的意思了:这只鸟不叫还好,一叫就会让人震惊;不飞还行,一飞就会冲上九天。往往用来形容一个人平时默默无闻,深藏不露,但是一旦施展才华就会做出惊人的业绩。或者也可以形容大器晚成。因为这个成语的意思很好,所以有很多中国人会用“一鸣”这个词来作为名字,比如“张一鸣”、“王一鸣”等。


这个成语出自两个历史故事。第一个是西汉时期的史学家司马迁写的《史记》当中的《滑稽列传》。说战国时期齐国第四代国君齐威王游手好闲,整天喝酒作乐,不理朝政。周边诸国抓住这个机会一起来犯,齐国到了岌岌可危的危难之际。但是大臣里面没有一个敢进谏言的。


只有一个叫淳于髡的人用隐语来劝说齐威王:“国内有一只大鸟,栖息在大王的宫庭里,三年不飞也不鸣叫,大王可知道这鸟是为什么?”淳于髡所说的鸟就是隐喻无所作为的齐威王。


威王听后领悟了他的意思,说:“这鸟不飞则罢,一飞就直冲云天;不鸣叫则罢,一鸣叫就震惊世人。”这个回答很巧妙,即否认了自己的无为,又表明自己今后会有所改变。在那之后齐威王真的采取了措施,重振了齐国。


还有一个历史故事是出自战国末期思想家韩非子写的《韩非子・喻老》。其内容也是类似的故事,君王无为,臣子用鸟暗喻,让君王醒悟。


不知道大家喜不喜欢这个成语呢?我个人很喜欢,也相信自己是大器晚成型的,只是至今为止还没有看到眉目。开个玩笑!希望听节目的朋友们都能“一鸣惊人”。

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今日の単語とフレーズ


醒悟

迷いが晴れたり、間違いに気付いたりして、悟りを開くこと。


例文:

“领导再不快点醒悟过来的话公司就完了。”“我觉得他们这辈子醒悟不过来了…”


訳文:

「リーダーたちがそろそろ(間違っていることを)悟らないとこの会社終わりだよ。」「彼ら一生悟らないような気がするけど…」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは。今日はとても長い四字熟語をご紹介したいと思います。「不鸣则已,一鸣惊人;不飞则已,一飞冲天」です。略して「一鳴驚人」と言います。


文字から意味が分かったリスナーの方もいらっしゃるかもしれません。この鳥は今は鳴いていないけど、一度鳴き出すと皆を驚かしてしまう(ほど大きな声を出す)。今は飛ばないように見えるけど、一度飛ぶと空のてっぺんまで飛んでしまう。普段は力を隠して、大人しくて全く無名ですけど、一旦才能を見せたら人が驚くような成績を出すことの喩えとして使います。または大器晩成を指すこともあります。とても良い意味の四字熟語のため、「一鳴」を名前にする中国人が多くいます。例えば「張一鳴」や「王一鳴」のように。


この四字熟語の出所は二つの歴史物語です。一つは前漢時代の歴史学者司馬遷が書いた『史記』の中の「滑稽列伝」からです。戦国時代、斉の国の四代目の王様である威王が毎日遊びばかりして、政に一切手を付けません。周りの諸国はこれを機に一緒に攻めてきて、斉が滅亡の危機に陥っていたのです。しかし大臣の中に進言する人は誰もいませんでした。


たった一人淳于髡という人が隠語で斉威王を諫めました。彼はこう言いました。「国内に大きな鳥がいて、大王様の宮廷に住んでいます。三年間この鳥は飛びもしないし、鳴きもしませんでした。これはどういうことか大王様ご存じですか?」淳于髡の言っている鳥はすなわち無為無策の威王の隠喩です。


これ聞いた威王は彼の言わんとしていることが分かって、こう答えました。「この鳥は今は飛ばないように見えるけど、一度飛ぶと空のてっぺんまで飛んでしまう。今は鳴いていないけど、一度鳴き出すと皆を驚かしてしまう(ほど大きな声を出す)。」この答えは非常に巧妙で、自分の無為を否定した上で、今後変わることを示唆しました。その後、威王は本当に様々な施策を打ち出し、斉の国を再興しました。


もう一つの歴史物語は戦国末期の思想家韓非子が書いた『韓非子・喩老』からです。内容は似ていて、無為な王様を臣下が鳥で暗喩し、悟らせる物語です。


皆さんはこの四字熟語が好きでしょうか?個人的には好きで、自分も大器晩成型だと信じていますが、今に至って未だになんの出世の兆しも見えていません…冗談です!この番組を聞いている方全員「一鳴驚人」できること、願っております。

2021年12月9日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・家里的佛教・中 私の少年時代・家でのプチ仏教・中

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我继续上一集的内容,来介绍一下佛教信徒家中每天要做的“功课”。这儿首先要说一下佛教的信仰程度在中国是人人不同的,像我妈就是非常虔诚的信徒。不过对大多数的中国人来说,说得夸张一点佛教或许可有可无。平时并不需要,有难时求佛祖保佑的人或许占到多数。


不过只要你家里摆有佛龛,那么你就需要每天打点。比如香就需要每天烧,不过蜡烛就不一定要每天点。净水一般大家都会每天换,但贡品就不一定一天一换。


一般来说净水需要使用当天早上起来烧开的第一壶水。大家会根据供奉的佛祖的数量准备好精致的小杯子来盛净水。杯子不需要太大,一般就和喝日本酒的小酒杯一样大。


而贡品中最常见的就是水果类,比如苹果、桔子、梨等。贡品根据这户人家的情况可以几天换一次,毕竟水果还是很贵的,而且还会吃不完。注意一旦供过的食品不可以再次供奉,哪怕是供奉别的佛祖。当然你也可以供奉别的东西,比如米饭、团子、糕点,罐装或纸盒装的饮料等。


另外需要注意的一点是包括净水在内的供奉的东西必须在中午12点之前撤走,因为“佛祖12点后不受食”。但是因为佛龛前如果什么都没有的话看上去会比较寂寞,比较冷清。特别是有客人来的时候会让人觉得这家人贫穷小气,连供佛的东西都没有。所以一般的家庭里往往会保留贡品,只收掉净水。


有关佛龛的放置方法也有讲究,叫“坐北朝南”,即佛像和佛龛需要背朝北,面朝南。另外还有佛龛的上面不能放东西,佛祖的位置需要高于人头等规矩。不过很多时候普通家庭无法满足这些条件,这种情况下你就只能把佛龛放置在一个安静、干净的角落里了。


下一集我来介绍一下灶神,尽情期待。

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今日の単語とフレーズ


可有可无

あってもなくても大丈夫。重要ではないという意味です。


例文:

“副总经理在公司里可以说是一个可有可无的职位,但是中国的公司里有的时候甚至会有四五个副总经理。”


訳文:

「副社長なんて会社の中であってもなくてもいい役職なのに、中国の会社では場合によって四、五人もの副社長がいたりします。」

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以上です。良い一日を!

祝大家每天过的快乐!再见!

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は前回の内容に続き、仏教信者が毎日家で行う「お勤め」についてご紹介したいと思います。先ず言っておきたいのは、中国人一人一人の信仰の度合いが違うことです。私の母親は敬虔な信者ですが、大多数の中国人にとっては極端な話、仏教はあってもなくても大丈夫かもしれません。普段は必要としませんが、何か困り事がある時に仏様に頼る人が圧倒的に多いからです。


ただもし家に仏壇があれば、毎日何かしらしなければなりません。例えばお香は毎日焚く必要があります。一方蝋燭は毎日つけなくても大丈夫です。また浄水は毎日交換しますが、お供物は毎日変えなくても構いません。


浄水に関しては普通朝起きてから沸かした最初のお湯を使います。仏壇にいる仏様の数と同じ数の小さくて綺麗なコップに浄水を入れてお供えします。コップは大きくある必要はありません。日本酒を飲むお猪口と同じぐらいの大きさのコップがよく使われます。


お供物の中で一番多いのはりんご、みかん、梨などの果物類です。お供物は家の状況によって数日に一回変えても構いません。何故ならやはり果物は高いし、毎日お供えしていたら食べられないこともあるからです。ただ一度お供えした物は再度仏様の前に出してはいけません。他の仏様でもダメです。もちろん果物以外のものもお供えできます。例えばご飯、お餅、おやつ、缶や紙パックのドリンク(牛乳、ジュース、コーラなど)などです。


もう一つ気をつけなければならないのは、浄水を含むお供物はお昼12時までに下げなければなりません。「仏様は12時以降食事を受け付けない」という説があるからです。ただ仏壇の前に何も置かないのは少し寂しいし、見栄えが悪いです。特にお客様がいらっしゃる時、この家が貧乏でケチだと思われる恐れがあります。そこで普通の家では浄水だけを下げて、お供物をそのまま残すことが多いです。


仏壇を置く場所もルールがあります。「座北朝南」と言い、即ち仏像も仏壇も背中は北に向いて、顔は南に向いている必要があります。その他に仏壇の上に物を置いてはいけない、仏像は人の頭より高いところにいないといけない、などのルールもあります。ただこれらの条件を満たせない家もあります。そういう時は仏壇を静かで綺麗な場所に置くようにします。


次回ではかまどの神様についてご紹介します。乞うご期待。

2021年12月8日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话1 卖火柴的小女孩・上 中国語童話1 マッチ売りの少女・上

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今日のリスニング


大家好!从今天开始每周三我将会用中文给大家介绍一篇童话故事。这是考虑到讲历史、成语、诗歌的内容对中文初学者来说相对较难,而且我认为童话故事是学习一个国家的语言的很好的入门方式。因为童话是讲给孩子听的,所以用词最为简洁易懂,对形成语言的基础很有帮助。我会尽量给大家挑选安徒生童话、格林童话、日本的童话和中国本地的童话故事中相对为中国人所知的篇章,希望对大家学习中文和与中国人交流有所帮助。第一集要朗读的是“卖火柴的小女孩”。


天冷极了,下着雪,又快黑了。这是一年的最后一天——大年夜。在这又冷又黑的晚上,一个光着头赤着脚的小女孩在街上走着。她从家里出来的时候还穿着一双拖鞋,但是有什么用呢?那是一双很大的拖鞋—那么大,一向是她妈妈穿的。她穿过马路的时候,两辆马车飞快地冲过来,吓得她把鞋都跑掉了。一只怎么也找不着,另一只叫一个男孩捡起来拿着跑了。他说,将来他有了孩子可以拿它当摇篮。


小女孩只好赤着脚走,一双小脚冻得红一块青一块的。她的旧围裙里兜着许多火柴,手里还拿着一把。这一整天,谁也没买过她一根火柴,谁也没给过她一个钱。


女孩!她又冷又饿,哆哆嗦嗦地向前走。雪花落在她的金黄的长头发上,那头发打成卷儿披在肩上,看上去很美丽,不过她没注意这些。每个窗子里都透出灯光来,街上飘着一股烤鹅的香味,因为这是大年夜—她可忘不了这个。


她在一座房子的墙角里坐下来,蜷着腿缩成一团。她觉得更冷了。她不敢回家,因为她没卖掉一根火柴,没挣到一个钱,爸爸一定会打她的。再说,家里跟街上一样冷。他们头上只有个房顶,虽然最大的裂缝已经用草和破布堵住了,风还是可以灌进来。


她的一双小手几乎冻僵了。啊,哪怕一根小小的火柴,对她也是有好处的!她敢从成把的火柴里抽出一根,在墙上擦燃了,来暖和暖自己的小手吗?她终于抽出了一根。哧!火柴燃起来了,冒出火焰来了!她把小手拢在火焰上。多么温暖多么明亮的火焰啊,简直像一支小小的蜡烛。这是一道奇异的火光!小女孩觉得自己好像坐在一个大火炉前面,火炉装着闪亮的铜脚和铜把手,烧得旺旺的,暖烘烘的,多么舒服啊!哎,这是怎么回事呢?她刚把脚伸出去,想让脚也暖和一下,火柴灭了,火炉不见了。她坐在那儿,手里只有一根烧过了的火柴梗。


卖火柴的小女孩之后的命运如何,我们下一集再朗读。

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今日の単語とフレーズ


吓得他〇〇

びっくりして〇〇をした、怖くて〇〇をした、という意味です。


例文:

“我刚拿出游戏机老师就进来了,吓得我赶紧把机子藏了起来。”“我同桌也是。他当时在吃零食,吓得他一口就把剩下的零食吞进了肚子里。”


訳文:

「ゲーム機を取り出した瞬間先生が入ってきたから、びっくりしてすぐ隠した。」「俺の隣の奴もそうだった。おやつ食べてたんだけど、びっくりして残りのおやつを全部呑み込んじゃった。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日から毎週水曜日に中国語で童話を一つ紹介することにします。今までやってきた歴史、成語、詩などの内容は初心者にとってやや難しいというのもありますが、童話を習うことは外国語を勉強するのに良い入門方法だと思っているからです。童話は子供に聞かせるものなので、言葉遣いは一番分かりやすく、言語の基礎を形成させるには有用であると考えます。できるだけアンデルセンの童話、グリム童話、日本の童話、中国の童話の中で比較的に中国人に馴染みのあるものをピックアップしていきます(多くの場合、その童話は日本人にも馴染みがあります)。中国語の勉強や中国人との交流に役立てて頂ければ幸いです。今日の第一回は「マッチ売りの少女」を朗読したいと思います。

(本来なら教科書に載っている文章を紹介したかったのですが、場合によっては版権の問題が生じます。一方有名な童話は中国人にとっても馴染みが深い上、国語のテキストに載ることもあるので、童話から着手することにしました。)


これはとても寒い日のことでした。雪が降っていて、そろそろ暗くなろうとしています。今日は一年最後の日、大晦日の夜です。寒くて暗い夜なのに、帽子も被っていない裸足の女の子が歩いていました。家から出た時はスリッパを履いていましたが、役に立つはずもありません。あれはとっても大きなスリッパで、お母さんがいつも履いていたものです。道を渡った時、二台の馬車が速いスピードで走ってきたので、びっくりして走ったらスリッパがどこかへなくなってしまいました。一つは見つかりませんでした。もう一つは男の子に拾われて、持って走って行かれました。子供ができたらゆりかごにすると言っていました。


彼女は裸足で歩くしかありませんでした。小さな足は寒さで赤くなったり、青くなったりしていました。古びたエプロンで沢山のマッチを包んでいます。手にも一掴み持っています。この一日、誰も彼女からマッチを買いませんでした。誰も一銭もお金をくれませんでした。


彼女は寒くて、お腹が空いていて、プルプルしながら前へ進みます。雪が彼女の金色の髪の毛に降りかかってきました。その髪の毛がカールを巻いて肩に掛かっていて、とても綺麗です。しかし彼女はこんなことに気を配る余裕はありません。どの窓からも光が見えて、街には焼いたガチョウの匂いが漂っています。今日は大晦日、彼女にとって忘れたくても忘れられないことです。


ある家の壁沿いに彼女は身を縮みながら座り込みました。寒さは増したように感じました。彼女は家に帰る勇気はありません。何故なら一本もマッチを売りませんでしたし、一銭ももらえませんでしたから。このまま帰ったらきっとお父さんに殴られます。それに家は外と同じぐらい寒いです。家族の頭の上には屋根しかありません。一番大きな隙間は草やぼろ布で塞ぎましたが、風は変わらず入ってきます。


彼女の小さな手は凍えそうです。ああ、一本の小さなマッチでも彼女にとってはありがたいものです。彼女は沢山のマッチから一本取り出して、壁に擦ってマッチに火を付けて、小さな手を温める勇気はあるでしょうか。やっと彼女はそうしました。「シュッ」と、マッチに火が付きました。炎が現れました。彼女は小さな手で炎を包みました。どんなに暖かくて、どんなに明るい炎でしょう。まるで小さなロウソクのようです。本当に不思議な炎です。まるで大きなストーブの前に座っているみたい。ストーブにはキラキラしている銅の脚と銅の取っ手がついています。ストーブの火がメラメラと燃えていて、とっても暖かくて、とっても気持ちいいです。彼女は脚を伸ばして暖を取ろうとした瞬間、あれ、どうしたことでしょう?マッチの火が消えて、ストーブも消えてしまいました。残ったのは彼女の手にあるマッチ棒の燃えかすだけでした。


マッチ売りの少女のその後の運命については次回で朗読させて頂きます。