あなたの知らない中国語!

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2021年12月14日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 中国的美食荒漠 中国のグルメ砂漠

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「2021年12月14日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 中国的美食荒漠 中国のグルメ砂漠」

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!上周二的时候我介绍了一个令人难以置信的广播事故,不知道大家还记得吗?里面两位主持人就“美食荒漠”这个概念进行了讨论,今天我们也来聊聊这个话题。美食荒漠这个词是2021年左右开始流行的一个新词,主要指没有拿得出手的特色小吃的地方的意思。


一个叫做“DT财经”的媒体在微博上进行了一项统计,内容是“当大家提到“美食荒漠”时都提到了哪些城市”(截至2021年4月23日)。结果几个大城市争先上榜,第一名北京,第二名杭州,三四名分别是深圳和上海。尤其是前两名北京和杭州遥遥领先于后面几位,不知道大家是不是对这两个以小吃著称的城市竟然名列前茅觉得很惊讶呢?当然对于这个问题每个人都有自己的看法,美食的概念也是人人不同的,就让我们来分析一下中国网友们的意见。


比如我发现吐槽北京和杭州是美食荒漠的网友很多都不是说这两个地方真的没有特色美食,毕竟像老北京涮羊肉、北京烤鸭、炸酱面,杭州的西湖醋鱼,龙井虾仁,东坡肉等连日本人都应该听说过。传统小吃是有的,但是可能对本地人来说和以前相比变味了,量变少了,所以差评就逐渐多起来了。大家可能不知道,在中国一家店越吃越难吃是你经常要面对的悲剧。所以为什么很多人夸一家店要说“像家里的味道”,就是因为只有家里做饭才会不偷工减料。


而更多人说北京是美食荒漠的时候更直接地指出北京是“平价美食”的荒漠。也就是说美食不是没有,就是太贵了,一般的老百姓无法经常接触到。杭州和上海等也是一样,都是穷人的美食荒漠,只要舍得花钱,好吃的绝对不少。一顿饭如果肯花上一千元以上,那北京就是美食天堂。


另外现在中国人叫外卖的人很多,但是外卖不可能每天都吃大餐。平价的外卖吃不到特别好吃的,加上天天吃差不多的东西吃腻了,所以很多人就会觉得自己的城市是美食荒漠,没东西可吃。


从上述几点来讲日本可以说没有美食荒漠,不但平价就能吃到各种各样的好吃的,而且店家一点一点逐渐偷工减料的现象也基本不存在。日本人有很多吃家里做的便当,或者便利店买的东西,下馆子的频率要大大少于中国人,所以可能也更“知足”一些吧。


不过我觉得中国本地好吃的还是很多呢,你觉得呢?

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今日の単語とフレーズ


吃客

元々はご飯を食べに来たお客さんという意味ですが、今は主にグルメ家や、経験豊富で美食について自分の意見を持っている人たちを指すことが多いです。


例文:

“他是个吃客,专吃拉面,每天吃一家,然后在自己的博客上写评价,还挺有名呢。”


訳文:

「彼はラーメン専門のグルメ家で、毎日一軒食べて、ブログで評論を書いています。結構有名らしいですよ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!先週火曜日に信じられない放送事故をご紹介しましたが、覚えているでしょうか。その放送の中で二人の司会者は「グルメ砂漠」という概念について議論していました。今日私たちもこれを話題にしましょう。「グルメ砂漠」という言葉は2021年ぐらいから流行り出した新しい言葉です。その地の独特なグルメがあまりない場所を呼ぶ言葉です。


「DT財経」というメディアがweiboで「グルメ砂漠の話になった際、どの都市が言及されたか」という調査を行いました(2021年4月23日までのweiboでの書き込みを調査したそうです)。結果幾つかの大都会がランクインしました。一位が北京、二位が杭州、三位四位は深センと上海です。特にトップ2の北京と杭州はほかの都市を大きく引き離した結果となりました。グルメで有名なこの二つの町がワンツーフィニッシュしたことに驚いていませんか?もちろんこの話題に対して誰もが自分の意見を持っているし、グルメの概念も人それぞれです。ここでは中国ネット民たちの意見を見てみましょう。


先ず北京と杭州がグルメ砂漠だとツッコミを入れている人たちは本当にこの二大都市に特徴のあるグルメがない、と言っているわけではないようです。北京の羊肉火鍋、北京ダック、ジャージャー麵や、杭州の甘酢掛け西湖煮魚、龍井エビ、トンポーローなど日本人さえ聞いたことのあるグルメもあるぐらいです。伝統的な食べ物があるにはありますが、地元の人たちにとって昔ほど美味しくなかったり、具の量が減ったりしているので、悪い評価が増えたのも理由の一つです。皆さんご存じないかもしれませんが、中国では通えば通うほど不味くなる飲食店ばかりです。中国人はよく「家の味のように美味しい」と言ってレストランを褒めたりしますが、それは材料を減らしたり、手を抜いたりしないのが家のご飯だけだからです。


一方、より多くの人は北京のグルメ砂漠化は「庶民的な値段のグルメ」の砂漠化だと指摘しています。つまりグルメがないわけではないが、高すぎます。一般の人々は毎日手が届くようなグルメが少ないです。杭州や上海も同じで、貧乏人のグルメ砂漠です。お金さえ使えば、美味しいものは山ほどあります。一回のご飯で一千元(約1万5千円)使えるんら、北京はグルメ天国に変身します。


また今出前を呼ぶ中国人が非常に多いですが、出前では毎日豪勢なものは食べられません。庶民的な値段の出前じゃグルメ欲が満たされない上、毎日似たようなものばかり食べていて飽きてしまった人たちが自分の町をグルメ砂漠や、食べるものがないと文句を言っているケースも多いです。(また単純に中国のネットでは「喷子」と呼ばれる何でもとにかく批判する人たちが多いことも一因かもしれません。まさにあの男性司会者のように。)


上述のいくつかの点から考えると、日本にはグルメ砂漠がないと言えます。庶民的な値段で色々な種類の美味しいものが食べられるだけでなく、少しずつ材料をケチったり、手を抜いたりするようなこともめったにありません。またお弁当を食べる人やコンビニで食べ物を買う人が多く、レストランに行く頻度は中国人より大分低いです。そのため、日本人のほうが「足ることを知っている」からかもしれませんね。


しかし私に言わせれば中国のグルメはやはり多いと思います。皆さんはどう思いますか?