あなたの知らない中国語!

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2022年2月16日(水) 每天五分钟 中国語リスニング 中文童话3 葫芦兄弟2 七色葫芦・下 中国語童話3 ひょうたん兄弟2 七色のひょうたん・下

あなたの知らない中国語!

 

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原文

今日のリスニング


大家好!上一集我们讲到了蛇精和蝎子精夫妇通过如意镜发现了老爷爷种的七个葫芦。蛇精看到蝎子精有些轻敌,便说道:“你可不能小看这神葫芦,我们吃了它多少苦头。如今穿山甲和老头把葫芦籽弄了出去,一旦瓜熟蒂落,我们就全完了!”蝎子精依旧不慌不忙:“诶,夫人,三日之内,我必挖其根,断其藤,摘取嫩葫芦送于夫人斟酒。”


蝎子精立刻派出了蜜蜂部队前往老爷爷家,蜜蜂部队抵达老爷爷家门前的空地之后纷纷开始向葫芦们射箭。嗖嗖嗖,蜜蜂们射出不少箭,但是葫芦很硬,箭根本就射不穿。葫芦们还展开了反击,就见绿葫芦吐出了火焰,把蜜蜂部队烧了个精光,只有一只蜜蜂逃了回去。


这时,外出采肥料的老爷爷和穿山甲回来了,老爷爷发现地上落了很多箭,急忙走近葫芦藤边询问道:“孩子们,出了什么事啊?”葫芦们争先回答说:“有妖怪,有妖怪。”这其中橙葫芦对爷爷说:“爷爷,您不要怕,三天之内妖怪还要来捣乱的。您老人家只要呆在屋里,千万不要出来。我们兄弟自有办法对付它的。”


到了夜晚,黑色的云雾遮蔽了月亮,让人感觉这是一个不寻常的夜晚。在黑夜的掩护下,小蜘蛛精开始在老爷爷家空地的上方织网,小蛇精们也开始向老爷爷的家进发。在这黑夜当中,唯有七个葫芦隐隐地闪着光,在夜里很容易被发现。突然,黑暗中闯出了一只野猪,野猪朝着葫芦藤突进,一头撞在了葫芦藤上。但是葫芦藤很硬,野猪的牙都断了还是没能撬动葫芦藤。这时橙葫芦一甩,把野猪打飞了。


老爷爷和穿山甲都没有睡,他们很担心地躲在家里,从门缝里观望外面发生的事情。接下来一条小蛇精爬到了葫芦藤上,想咬坏葫芦。可是葫芦太硬,蛇把牙齿都咬掉了,葫芦上却一点痕迹都没有。这时红葫芦和橙葫芦各自一甩,又把蛇给打跑了。老爷爷看了之后十分开心,葫芦们也觉得妖怪很狼狈,纷纷笑了起来。


这时又有一条小蛇精突然开始向葫芦藤吐火,想要烧掉葫芦藤。老爷爷看了十分着急,还好藤上的蓝葫芦开始吐水,把火给熄灭了。不过这条小蛇精不甘心,它憋足了气继续吐出大量的火焰。老爷爷看着急了,他怕葫芦被烧,于是拿起柴刀跑出门去,朝着小蛇精丢出了柴刀。柴刀正好击中了小蛇精的脖子,但是同时蜘蛛织的网从头上落下,把老爷爷给网住了。老爷爷挣脱不了网,被蜘蛛拉着网给拖走了。小蝙蝠精们就在附近待命,它们从蜘蛛处接过网,拎着装有老爷爷的网飞走了。葫芦们纷纷呼喊爷爷爷爷,但是无法阻止老爷爷被抓走。而穿山甲看到这一切突然钻入了地中不见了。


欲知被抓走的老爷爷的命运如何,穿山甲又为什么要钻地,敬请收听下一集,谢谢。

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今日の単語とフレーズ


不慌不忙

慌てず騒がず、落ち着いている様。


例文:

离火车出发只有5分钟了,可他还是不慌不忙地吃着泡面说:“不要着急,我经常坐火车,习惯了。”


訳文:

後5分で列車が出発するのに、彼は慌てずにカップラーメンを啜りながら「慌てるな。俺よく乗るから、慣れてるから心配しないで」と言いました。

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!前回では蛇と蠍の妖怪夫婦が如意鏡を通しておじいちゃんが育てている七つのひょうたんを見つけました。敵を甘く見ている蠍の妖怪を見て、蛇の妖怪は言いました。「この神聖なひょうたんを馬鹿にしてはいけない。今まで私たちはどれだけそれに苦しめられたことか。今穿山甲とこのおじいちゃんが種を持ち出した。一旦ひょうたんが成熟してしまったら、私たちは終わりだ!」それを聞いても蠍の妖怪は慌てず騒がずにこう言いました。「ダーリンよ、では三日以内に必ずその根っこを断ち、蔓を切り、まだ成熟していないひょうたんを摘んできて、ダーリンの盃にして差し上げよう。」


蠍の妖怪はすぐさま蜂の部隊を派遣しました。蜂の部隊がおじいちゃんの家の前の空地に着くなり、一斉にひょうたんを目掛けて矢を射ました。すっすっすっ、ぴゅっぴゅっぴゅっ、蜂たちは矢をいっぱい射ました。しかしひょうたんは硬かったので、まったく貫通できません。逆にひょうたんたちの反撃に遭いました。緑のひょうたんが炎を吹いて、蜂の部隊をほぼ焼き尽くし、逃げて帰ったのは一匹だけでした。


ちょうど肥料集めに出掛けていたおじいちゃんと穿山甲が帰ってきました。地面に大量の矢が落ちているのを見て、おじいちゃんは慌ててひょうたんたちに近づいて、「子供たちよ、何があったの?」と聞きました。ひょうたんたちは我先に「妖怪が来た!妖怪が来た!」と答えました。そのうち、橙のひょうたんはおじいちゃんに言いました。「おじいちゃん、心配しないでください。三日以内に妖怪たちはまた邪魔しに来ますが、その時は家の中に隠れて、絶対に外に出てこないでください。僕たち兄弟で対処できますから。」


夜になりました。黒い雲が月を遮って、何か良からぬことが起きそうな夜でした。暗闇に隠れて、小さな蜘蛛の妖怪はおじいちゃん家の空地の上空に網を編み始めました。小さな蛇の妖怪たちもおじいちゃんの家に向かって進軍を進めました。唯一この七つのひょうたんが暗闇の中でもぼんやりと光を発していて、非常に見つけやすいです。突然、暗闇からイノシシが出てきました。イノシシはひょうたん蔓に向かって突進し、ドンっとぶつけてきました。しかし蔓が丈夫なので、歯が折れるまでぶつけてもびくともしませんでした。しかも橙のひょうたんが自分を振り子のように大きく振り、イノシシに体当たりして吹き飛ばしました。


実はおじいちゃんも穿山甲も寝ていません。心配しながら家に隠れて、ドアの隙間から外で起きている出来事を覗いていました。次に小さな蛇の妖怪が蔓に登ってきました。ひょうたんを噛んで壊したいようです。しかしやはりひょうたんが硬かったので、蛇の歯が折れたのにひょうたんには全く傷がつきませんでした。そして赤と橙のひょうたんはまた自分を振り子のように振って、蛇を退けました。ドアの隙間から見ていたおじいちゃんはほっとして喜びました。妖怪たちの狼狽した姿を見て、ひょうたんたちも笑いました。


また一匹の小さい蛇の妖怪が来て、今度は蔓に向かって火を吹き始めました。ひょうたんたちを焼き殺す気です。見ていたおじいちゃんは心配しましたが、藍のひょうたんが水を吹き返し、火を消しました。ところがこの小さな蛇の妖怪が諦めず、力を込めてもう一度大量の炎を噴き出してきました。ひょうたんたちが焼かれるのを心配したおじいちゃんは焦りました。我慢できなくなって、彼は鉈を持って家から出ていきました。おじいちゃんは蛇に向かって鉈を投げつけ、見事に蛇の首を切りました。しかし同時に蜘蛛が頭上で編んでいた網が落ちてきて、おじいちゃんを捕らえました。おじいちゃんは網から出られず、網ごと蜘蛛の妖怪に引っ張られていきました。小さな蝙蝠の妖怪たちが待機しているので、蜘蛛たちから網を受け取り、おじいちゃんを捕まえたまま飛んでいきました。ひょうたんたちは「おじいちゃん!おじいちゃん!」と叫びましたが、阻止することができません。そしてすべてを見ていた穿山甲は静かに土の中に潜って、姿を消しました。


妖怪に捕まったおじいちゃんの運命が如何に。穿山甲は何故地面に潜り込んだのか。どうぞ次回をお聞きください。