あなたの知らない中国語!

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2021年11月23日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 扎根在中国人心里的老故事等16 四大美女・杨贵妃3 中国人の心に根付いた昔話等16四大美女・楊貴妃3

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「2021年11月23日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 扎根在中国人心里的老故事等16 四大美女・杨贵妃3 中国人の心に根付いた昔話等16四大美女・楊貴妃3」

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原文

今日のリスニング


大家好!上一集我们讲到了杨贵妃入宫后虽然得到唐玄宗李隆基的宠爱,但是也不是一帆风顺的,她曾被两次赶出宫,送回娘家。第一次是因为嫉妒玄宗玩别的女人,第二次是因为杨家四姐妹在京城太过无法无天,风头甚至盖过了原本的皇族。 


第二次的时候虽然唐玄宗不像第一次那样马上就后悔,当天就把贵妃接了回来,但是心里还是非常想念她,想要她早点回来,不过自己又不好说出口。正在烦恼之时一个叫吉温的人来游说唐玄宗,劝他召回贵妃,此事正中玄宗下怀。唐玄宗立刻派人看望贵妃,还将自己的御膳分了一半给她。据说杨贵妃见皇帝派人来看她后表现得十分感动,不仅伏地认错,还剪下了自己的一缕头发献给玄宗


在古代,女人送男人一束头发是表达她对这个男人的情意。古人说身、体、发、肤受之父母,女子剪发送给男人说明了她对于这个男人的信赖和依靠。未婚女子这样做是表示要以身相许,已婚女人送夫君秀发则往往是在离别之际,让他可以借物相思,永不相忘。杨贵妃作为贵妃不好说属于已婚还是未婚,她剪发或许是为了将上述两种意思同时表达给玄宗,即我如此依靠信赖与你,现在却相别两地,甚至可能永不再相见。这一招果然奏效,唐玄宗一看到贵妃的青丝后立刻派宦官高力士将杨贵妃接回了宫。


从杨贵妃两次被逐出宫的故事里也可以发现她和唐玄宗在感情上的勾心斗角还是很厉害的,或许受宠的原因和她会抓住男人的心也有关系?


当然了,杨玉环所拥有的美貌无疑也是她的一个武器。民间有一个玉环羞花的传说,说杨玉环刚入宫的时候因见不到君王而终日愁眉不展。有一次她和宫女们一起到宫中的花园赏花,无意中碰到了含羞草,草的叶子立即卷了起来。于是宫女们纷纷传这是因为杨玉环的美貌使得花草自惭形秽,羞得抬不起头来。唐玄宗听说宫中有个“羞花的美人”后便立即召见。从此以后,“羞花”也就成了杨贵妃的雅称了。


在下一集的“四大美女”中我将介绍一下有关杨贵妃的一些趣闻和她是怎么去世的,还请大家收听,谢谢。

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今日の単語とフレーズ


正中下怀

正好符合某人的想法、心意。

思った通りのことをしてくれた、願ったりかなったり、という意味です。書き言葉です。


例文:

阪神老虎队宣布下一场比赛将会雪藏主力,这正中读卖巨人队的下怀,因为他们亟需一场胜利。”


訳文

阪神タイガーズは次の試合で主力を出さないと言いました。これは一勝を必要としている読売ジャイアンツにとって願ったりかなったりです。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!前回では楊貴妃が王宮入りしてから唐玄宗李隆基の寵愛を得たという話をしましたが、全てが順風満帆ではありませんでした。彼女は二回王宮から追い出され、実家に送り返されたことがあります。一回目は玄宗が他の女の子と遊んだことに嫉妬したからで、二回目は楊家の四姉妹が都で皇族以上に派手にでしゃばりすぎたからです。


二回目に楊貴妃を実家に帰した玄宗は一回目のようすぐに後悔し、当日に彼女をつれて帰したようなことはしませんでした。しかしやはり心の中では楊貴妃を思っていて、早く帰ってきてほしいと思っていました。ただ自分からはなかなか言い出せません。ちょうど悩んでいるところに吉温という人が貴妃を都に戻すよう説得しにきました。玄宗にとって願ってもいないことでした。彼はすぐに使者を遣い、自分の食事を半分お見舞いとして持って行かせました。皇帝の使者に会って、楊貴妃はとても感動したそうです。土下座して間違いを認めただけでなく、自分の髪の毛を一掴み切って使者に渡しました。


古代では女性が男性に髪の毛を送るのは男に愛情を伝えるためです。古人曰く、身、体、髪、肌は親から譲り受けたものです。その髪の毛を切って男に送るということはその男に信頼と頼っていることを意味します。未婚の女性ならあなたのお嫁さんになるという意味になるし、既婚の女性が旦那さんに送る場合は大体分かれの際です。「私の物(髪の毛)を持って私を思ってください。永遠に忘れないでください。」という意味になります。楊貴妃は妃ですから未婚か既婚か議論が分かれますが、そんな彼女は上記二種類の意味を同時に込めて髪の毛を送ったのかもしれません。これが効きました。唐の玄宗は髪の毛を見るや否や宦官の高力士を遣い、彼女を宮殿まで連れ帰りました。


二回も王宮から追い出されたことを見ると、楊貴妃は唐玄宗と激しい男女の駆け引きをしていたと言えます。彼女が寵愛を得たのは男の心を掴む術を知っているからかもしれませんね。


もちろん、美しさも陽玉環の武器です。例えば美しい彼女を見て花が恥ずかくなったという伝説があります。陽玉環が大奥入りしたばかりの頃、王様に会えず毎日悩んでいました。そんなある日、他の宮女たちと一緒に宮中のお庭を散歩していた彼女はうっかりオジギソウに触れてしまって、オジギソウの葉っぱが閉じてしまうことがありました(当たり前やん!)。それから宮女たちは皆陽玉環の美貌を見てお花も恥ずかしくなって葉っぱを閉じたのだと言い回すようになり、噂を聞いた唐の玄宗はすぐ彼女に会ってくれたそうです。それから「羞花」は楊貴妃の雅称になりました。


次回の「四大美女」では楊貴妃にまつわるエピソード及び最期についてお話しします。是非お聴きください。