あなたの知らない中国語!

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2021年11月4日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・值日篇 私の少年時代・日直編

あなたの知らない中国語!

 

「2021年11月4日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年・值日篇 私の少年時代・日直編」

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一下中国学校里的“值日”。据说这个值日制度是在日本留过学的人回到中国后带过去的制度,所以内容有不少相似的地方,比方说值日最主要的内容都是打扫教室。不过中国的值日制度还是有很多自己的特点的,比如日本的值日每次多是由两个学生来负责的。但是中国的班级学生数量很多,为了让大家都能较为经常地轮流值日,所以多是以小组为单位的。在之前8月31日的“座位篇”中我也提到过中国的班级是分8个小组,每个小组大约6-8人。所以每天值日都是由这8个小组中的一组人一起负责,第二天则是下一个小组。人多干活快嘛!


值日最重要的任务就是打扫教室,包括把课桌椅排放整齐,这一点和日本基本一样。唯一略有不同的是擦黑板的往往是课代表,也就是每一门课的老师的助手。我突然想起来了,当时国内没有清理黑板擦的工具,老师也从来不教怎么打扫黑板擦。所以擦完黑板学生基本上都是打开窗户,把沾满了粉笔灰的黑板擦在窗外的墙上乓乓地敲,于是就见粉笔灰向外四处飞扬。有的时候风向朝里,粉笔灰就会弄得课代表一脸,同时也会飞进教室,那场景十分“壮观”。


另外除了自己班级的教室和外面的走廊之外,每个班级还需要负责打扫硕大的学校里的某个指定的地方。比如一年级1班负责教师楼的一楼走廊,二年级2班负责学校门口的打扫等等,这也是需要一个小组的人来值日的原因之一。还有一个和日本不同的地方就是值日生不负责晨读和下午最后一节班会课的主持,而是由班长、课代表或老师来带领。另外因为中国的学校里没有“给食”,所以当然也不需要值日生负责。


另外像日本教室的后面或窗台上常常会摆放植物,而中国很少,更别提小动物了,所以值日生也就不需要打理这些。而中国比较有特色的一个值日生的任务是排自行车,据说日本有的学校也有负责排自行车的人,而中国只要骑车来学校的人超过一定数量则每个班级都会安排一个排自行车的人。这个人需要每天早上在车棚等待大家来上学,然后把大家的自行车摆整齐。可能是因为看到排放整齐的自行车的屁股会觉得很舒服吧,总之小孙我高中的时候特别喜欢排自行车,于是班主任就让我常年专门负责排车。


上面介绍了中国学校里的值日的情况,其实另外还有一个“值周”,这个值周和日本的学校区别更大,我将在下周的“我的童年”里详细介绍,尽情期待!

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今日の単語とフレーズ


打理

在这儿是打点、处理、整理的意思。

ここでは整理、処理という意味です。


例文:

“别老出去玩,周末有时间的时候打理一下自己的房间!”“好的妈妈。”


訳文:

「遊びに出かけるばかりしないで、週末時間ある時に自分の部屋を片づけて!」「はい、ママ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は中国の学校の「日直」についてご紹介したいと思います。この日直制度はかつて日本で留学して中国に帰った人が中国に取り入れたと言われています。そのため日本の日直と似ている部分が多く、例えば主な内容は教室の掃除であるという点などです。ただ中国的な日直の特徴も沢山あります。例えば日本の日直は学生二名で担当することが多いですが、中国ではクラスの生徒数が多く、皆に日直を担当してもらえるように「組」単位で行っています。8月31日の「座席編」では中国のクラスは基本八の「組(列)」に分けられており、一組約6-8人います。つまり毎日の日直はこの8人の組が一緒に担当し、次の日は次の組が担当していきます。人が多ければ仕事も早いと言うでしょう?


日直において一番重要な任務は机を整えたりするなどの教室のお掃除で、この点では中国も日本も同じです。唯一違う点は黒板を拭くのは日直の人ではなく、その科目の先生のアシスタントを務める「授業代表」です。急に思い出しましたが、当時中国の教室には黒板けしをお掃除する道具はありませんでした。先生も黒板けしの掃除の仕方を教えないので、生徒は黒板を拭いた後基本窓を開いて、チョーク粉と埃いっぱいの黒板けしを窓の外の壁にバンバン叩いて埃落としをします。するとチョーク粉が四方八方に飛んでいきますが、風向きが教室内に向いている時はそれが全部授業代表の顔にかかってしまいます。もちろん教室の中にも入ってくるので、そのシーンはとても「壮観」です。


自分の教室や外の廊下のほかに、日直の人は広い学校の敷地内の指定された場所をも掃除しなければなりません。例えば一年一組は先生たちがいるビル(生徒たちがいるビルとは別のビルであることが多い)の一階の廊下を担当したり、二年二組は学校正門前を担当したりします。これも一組(最大8人)の人間が必要である理由の一つです。もう一つ日本と違うのは日直の生徒が朝の会、帰りの会の進行を担当しないことです。代わりにクラス委員長、授業代表や先生がやります。給食システムもないので、給食の進行もやらなくて済みます。


日本の教室では後ろや窓縁に植物を置くことが多いですが、中国ではあまりなく、小動物なら尚更です。ないので、日直の時もこれらの動植物の世話をする必要はありません。中国の「特色のある」日直の仕事と言えば「自転車並べ」です。日本にもあると聞きますが、中国では自転車通学する生徒が一定数以上いれば必ずクラスごとに一人自転車を並べる役割の人が設置されます。この人は毎日駐輪場で皆が来るのを待って、皆の自転車を綺麗に並べます(日本なら自転車の持ち主が自主的に綺麗に並べると想像しますがそうですか?)。綺麗に並べられている自転車のお尻を見て気持ちよく感じるからか、高校の時の私は特にこの「自転車並べ」が好きで好んでやっていました。担任の先生も分かってくれて、長年ずっと私に任せてくれていました。


以上中国の学校の日直事情についてご紹介しましたが、もう一つ「週直」も存在します。週直は日本と更に違いますので、来週の「私の少年時代」で詳しくお話しします。乞うご期待!