あなたの知らない中国語!

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2021年10月26日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(量贩式卡拉OK篇・中) 私の少年時代(普通のカラオケ編・中)

あなたの知らない中国語!

 

「2021年10月26日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(量贩式卡拉OK篇・中) 私の少年時代(普通のカラオケ編・中)」

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欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!10月21号上周四我聊到了中国的量贩式卡拉OK,又叫量贩式KTV,上次正好讲到了中国的KTV建筑物很豪华。其实豪华的不止是建筑物,包间里面也很金碧辉煌。大家可以想象一下日本的夜总会里的样子,基本和那个是差不多的。长沙发,茶几、地毯,当然装潢也和大堂一样豪华。KTV会这么装潢除了满足中国人喜欢排场的性格之外,还有一个作用是根据需要可以随时转型为“成人型”的卡拉OK。


实际上“量贩式”和“成人型”两种生意同时做的KTV不少,根据来店的客人的需要随时可以切换。如果你是学生,那么就让你正常唱歌。如果你是老板来玩的,那么就会向你推荐女孩子。另外大家都知道卡拉OK的收益并不主要依靠每小时的单价,客人点的酒水才是重点。而除了各式饮料之外,中国的哪怕是普通的量贩式卡拉OK里也必定会卖水果拼盘,简直就像夜店VIP座位的菜单一样。


去卡拉OK当然要唱歌,但是很可惜,中国卡拉OK的麦克风的音质很不好,尤其是回声很厉害。在日本你觉得回声厉害的时候你当然可以把麦克调节到你喜欢的效果,但是中国的卡拉OK无法调节,不存在调音这个功能,这一点简直令人难以置信。而点歌机里的歌曲里中文歌曲最多这是理所当然的,但是外国歌曲的数量少的有点可怜。早期的点歌机里几乎一首日语歌都没有,哪怕是十年前日语歌的数量也就一两百首。而且因为文字系统的不完全,所以日文歌曲的排序很奇怪,不是按照五十音的顺序来排的,而是乱序!当时在国内想要选择自己想唱的日文歌曲几乎需要把这一两百首日文歌全都看一个遍才行,非常不方便。不知道现在怎么样了呢。


我在国内的时候也算时不时地会去K歌,每次去一般都是和两三个或三四个朋友一起去。当时国内的卡拉OK里还没有移动式的点歌子机,只有一个主要的大的点歌机。于是大家进到包厢里坐在点歌机前点歌的时候一个不可思议的情景就出现了:每个人点歌的时候都会一口气连续点十多首自己想唱的歌!于是自己的歌唱完之后还是这个人的歌,一直都是这个人的歌。然后这个人会很理所当然地和其他人说,欸你们怎么不点啊?你们点了插歌插进来啊。大家是不是觉得很无语呢?于是结果就是每次去卡拉OK的时候都是我一个人坐在点歌机前默默地把大家一口气点的大量歌曲按照每人一首的顺序一一排序。我一直很想知道没有一个这样的人时候大家到底是怎么搞的呢?顺便说一下正因为大家都喜欢一口气点大量的歌,每次时间到的时候总还有不少歌曲还留在歌单上,每次都“唱不完”……


当然中国的卡拉OK也有好的地方。除了地方宽敞之外,去卡拉OK唱歌时基本大家都比较自由,不想唱歌的人也不会像在日本那样被逼着唱歌。我有很多不太喜欢唱歌的朋友也会一起去卡拉OK,他们往往会点一些吃的在那儿“负责吃”,听我们唱歌,各自玩的很舒服。


这一集就讲到这儿,下一期的“我的童年”将会介绍一个曾经红遍中国的卡拉OK连锁店的故事,敬请期待!

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今日の単語とフレーズ


难以置信

无法相信。口语和书面语都可以用。

信じられない。話し言葉としても書き言葉としても使えます。


例文:

“他竟然打他爸妈,简直令人难以置信!”“迟早会遭报应的。”


訳文:

「あいつ親を殴ったって、信じられない!」「いずれ罰が当たるよ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!10月21日先週木曜日は中国の量販式カラオケ、またの名を「KTV」を紹介しました。前回はKTV店の建物が豪華という点までお話ししました。実は豪華なのは建物だけではありません。個室の中も金ピカで豪華です。日本のキャバクラのインテリを想像して頂ければ分かりやすいですが、あれと近いです。ロングソファ、ローテーブル、カーペット、もちろん内装もロビー:並みに派手です。KTVがここまで派手に内装をしているのは中国人の見栄っ張り、うわべの体裁や格式を重視する性格を満足するためだけではありません。必要に応じていつでも「大人」のカラオケに変身するためでもあります。


実際に量販式カラオケと「大人」のカラオケを一緒にやっているKTVは少なくありません。お客さんの需要によって瞬時に切り替えます。学生なら普通に歌ってもらいます。お金持ちなら女の子を勧めます。それから皆さんもご存じの通り、カラオケの収益源は時間単位の部屋代に頼っているわけではありません。注文した酒類がポイントです。中国の量販式カラオケにも普通の飲み物以外にフルーツプレートを販売しています。まるでクラブのVIP席のメニューみたいですね。


カラオケに行ったらもちろん歌いますが、残念ながら中国のカラオケのマイクの音質はとても悪いです。とくにエコーがひどいです。日本ならエコーが強いなと感じたら好きなレベルまで調整できますが、中国のカラオケでは調整できません。音の調節機能がそもそも付いていません。信じられません!機械の中に入っている曲はもちろん中国語の曲が一番多いですが、外国語の曲の少なさが可哀想なレベルです。初期の機械には日本語の歌は一曲もなかったような気がします。十年前の機械でも日本語の曲はせいぜい百から二百曲しかありませんでした。またフォント(字体)システムの不備で、日本語曲の並びがおかしいことになっています。五十音図ではなくランダムです!当時中国のカラオケで歌いたい日本語の曲を選びたければ、機械に入っている百から二百ぐらいの曲を全部一回チェックしなければならず、非常に不便です。今はどうなっているでしょうか。


国内に居た頃はちょくちょくカラオケに行っていましたが、大体ニ三人や三四人の友達と一緒でした。当時中国のカラオケには持ち運べるポータブルな小型機械がなく、大きな固定された機械しかありませんでした。皆で個室に入って機械の前で曲を入れますが、この時必ず起きる不思議なシーンがあります。なんと、誰もが自分の歌いたい曲を一気に十何曲も入れてしまいます!つまりこの人が歌い終わったら次はまたこの人の曲です。ずっとこの人の曲が続きます。そしてこの人はいつも決まって他の人たちにこう言います。「皆なんで入れないの?入れて割り込みして!」言葉も出ませんよね。結果カラオケに行く度、一人で機械の前で黙々と皆が一気に入れた大量の曲を一人一曲順に並べ替えていました。もしこのような人がいなかったらどうなるんだろうと何時も思います。ちなみに一気に大量の曲を入れるのが好きなため、毎回退室時間になった時いつも大量の曲が予約リストに残されたままです。食べきれないならぬ、「歌いきれない」のです。


もちろん中国のカラオケにも良いところはあります。スペースが広い以外、基本皆自由にしています。歌いたくない人も日本のように無理やり歌わされることはありません。一緒にカラオケに行ってくれる友達の中に何人か歌が好きじゃない人がいましたが、基本飲み食い担当をして適当に遊んでいました。歌う組は歌っていて、それぞれ楽しんでいました。


今回はここまでにしましょう。次回の「私の少年時代」ではかつて中国全土で絶大な人気を誇ったあるカラオケチェーン店についてお話しします。乞うご期待!