あなたの知らない中国語!

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2021年10月21日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(量贩式卡拉OK篇・上) 私の少年時代(普通のカラオケ編・上)

あなたの知らない中国語!

 

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欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来讲讲曾经很受中国年轻人欢迎的娱乐方式,来自日本的“卡拉OK”。早在1970年之前日本就出现了最早的卡拉OK音乐盒,到了80年代初期至中期则开始出现专门的卡拉OK店,也就是现在我们经常见到的卡拉OK的雏型。而在中国,专门的卡拉OK店则是在90年代初期开始出现的。


卡拉OK又被中国人叫做KTV,“K”就是卡拉OK的K,也因此中国人常把去卡拉OK唱歌叫做去“K歌”。而TV就是电视机。KTV这个叫法最初是为了和那些在大厅、广场等公共空间唱歌的形式区分开来,所以KTV指的就是现在最常见的包间式卡拉OK。


可能对中国熟悉的,尤其是做生意常去出差的人可能听说过中国有两种KTV。一种是日本人平时常说的普通的卡拉OK,另一种则是有女性陪客服务的“成人型”KTV。成人型KTV我有机会今后再讲,今天我来介绍普通的卡拉OK。


为了区别于成人型的KTV,普通的卡拉OK也会被叫成量贩式KTV或迷你KTV。这个量贩式是来自日语的词汇,因为最早的卡拉OK是在酒吧等店里一首歌一首歌点的,收费也是按照点的歌曲数量来算。而普通的卡拉OK则是按照时间来收钱的,相当于把歌曲给批发“了出去,”量贩“歌曲,所以叫量贩式。顺便说一下中国的卡拉OK和日本的收费方式不一样,日本是按照人数算钱,而中国是按照房间来计算。比如一个小房间1个小时50块钱,一个豪华大房间1个小时500块钱,不管你里面装了多少人都是这个价格。所以中国的卡拉OK人越多越实惠。


中国的KTV里的房间叫做“包间”或“包厢”,都是从外面看不到里面的。一方面门不是透明或半透明的,另一方面哪怕你打开门,因为房间往往很大,并且很多都是做成看不到里面的结构。没错,中国的卡拉OK的包间都非常大,我去过的最小的包间也有将近20平米。除了大、宽敞之外,整个KTV店铺的装潢都十分豪华。基本都是金碧辉煌,跟宫殿似的。比如进门之后的大堂里下面铺着红地毯,头顶上挂着水晶吊灯,四边的墙壁都是涂金或者水晶装饰的,乍一看比最高级酒店都要耀眼。这样的内部装饰充分满足了中国人喜欢排场的性格特点,虽然日本人可能不太习惯,不过大家有机会的话还是可以去K一下歌,拍点照试试哦!


下一集我将继续介绍有关卡拉OK的内容,尽情期待!

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今日の単語とフレーズ


实惠

在这儿是便宜的意思。

ここでは安い、安上り、経済的という意味です。


例文:

“我们去那边那个超市买菜,在那边买比较实惠。”


訳文:

「あっちのスーパーで食材を買おう。あっちのが安い。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日はかつて中国の若者たちに大変好かれたエンターテインメントをご紹介したいと思います。日本から伝来した「カラオケ」です。1970年代より前に日本でカラオケミュージックボックスが誕生し、80年代初期から中期にかけてカラオケ専門店が出現しました。それが今のカラオケの雛形です。一方中国でカラオケ専門店の登場は90年代の初期でした。


中国ではカラオケのことを「KTV」とも呼びます。「K」はカラオケのKで、中国語ではカラオケに行くことを「K歌」しにいくと言います。「TV」はテレビのことで、このKTVという呼び方は最初ロビーや広場などの公の場所で行われていたカラオケと区別するために誕生した言い方です。つまり「KTV」は今の通常の個室カラオケを指します。


中国のことをよく知っている方、特にビジネスでよく出張されている方ならご存じかもしれませんが、中国には二種類のKTVが存在します。一つは日本人が普段言う普通のカラオケで、もう一つは女性店員の接客を伴ういわゆる「大人」のKTVです。大人のKTVはまた今度機会があれば紹介するとして、今日はこの普通のカラオケについてお話ししたいと思います。


大人のKTVと区別するために、普通のカラオケのことを「量販式」カラオケや「ミニ」カラオケと呼んだりします。量販式という言葉は日本語から来ています。日本で一番最初のカラオケの形態はバーなどで一曲一曲注文して歌うものでした。料金も注文した曲数で決まります。一方普通のカラオケは時間で料金を計算します。言ってみれば曲を「卸売」「量販」しているようなものなので、「量販式」と呼ばれました。ちなみに中国のカラオケの料金システムは日本のそれと異なります。日本は人数で課金しますが、中国は個室のレベルでお金を取ります。例えば小さい部屋なら1時間50元で、大きくて豪華な部屋なら1時間500元などです。一部屋に何人入っていようと関係ありません。そのため中国のカラオケは人が多いほど安上りです。


中国のKTVの個室を「包间」もしくは「包厢」と呼び、外から見えないようになっています。一つはドアが透明や半透明ではないためで、もう一つは部屋が大きくて、ドアを開けても奥が見えないようにデザインしていることが多いです。中国のカラオケの個室はどれも広くて、私が行ったことのある一番小さい「包间」でも20平米(10畳ぐらい)近くあります。広いこと以外、KTV店舗の内装は基本非常に豪華で、金ぴかでまるで宮殿のようです。例えばエントランスから入ると足元には赤カーペット、頭上にはシャンデリア、四方の壁が金で塗装されていたり、クリスタルを装飾したりしています。パッと見高級ホテルより輝いています。このような内装は中国人の見栄っ張り、うわべの体裁や格式を重視する性格を十分に満足させてくれます。日本人は少し慣れないかもしれませんが、機会があれば写真を撮るだけでもカラオケに行ってみては如何でしょうか。


次回も引き続きカラオケについてお話しします。乞うご期待!