あなたの知らない中国語!

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2021年10月7日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(打篮球篇) 私の少年時代 (バスケットボール編)

あなたの知らない中国語!

 

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!上一集的我的童年中我讲到了中国大多数小学初中高中没有社团活动,想要搞社团活动的人只能自己搞。比如足球和篮球等运动类项目的话孩子们只能在放学之后或休息的日子里自己找朋友去玩。


我初中和高中的时候最喜欢的运动是篮球,但是体育课里虽然偶尔会教篮球,大约一年一到两次吧,但是完全不过瘾。所以我和朋友每天都会带篮球去学校,放学后打个1-2个小时。学校也允许放学之后这样的活动,毕竟我读的学校既没有体育馆,操场上也没有照明设备,天黑了孩子们自然也就会回家,不会打到太晚。


有课的日子还好,你可以在学校里打,但是双休日等休息的日子打球的地方就成了问题。有的学校双休日操场是不对外开放的,你需要找别的球场。除了去别的开放操场的学校之外,有的公司里面也有球场或球筐,另外一些特殊的学校,比如党校或职业技术学校等学校的操场开放机率较高。实在找不到打球的地方的时候我最初是在自己住的小区里打的球。没有场地,就是在居民楼前的空地上打。没有篮筐,我们就把楼房一楼和二楼之间突出来的房檐当目标,只要击中指定的房檐区域就算进球。当时受到灌篮高手的影响,孩子们打篮球的热情暴涨,只要能打球,哪怕没有篮筐也能玩得很尽兴。


当你在自己学校之外的地方找到场地之后,往往那儿已经有人在打球了,你需要加入到别人的游戏里去。毕竟那个时候年轻嘛,说一句“欸,哥们儿一起打啊?”,然后和自己的朋友一起走入别人占领的球场时有一种很酷的感觉,仿佛就像是电视剧和漫画里的踢道场一样。不过因为对方成年人比较多,所以往往是我们自己被打得七零八落。这种时候一般大家玩的都是输的人下场的轮流式的三对三街头篮球,氛围也要比在日本打球要激烈的多,各种身体碰撞非常频繁,可能在日本长大的人会不太习惯,火药味比较浓。不过打球归打球,真的发展到吵架打架的情况倒不是很多。


还有一个感觉和在日本打球不一样的地方就是犯规比较多。一方面身体碰撞多当然犯规也会增多,另一方面主动去制造对方犯规的人明显要比日本多,是不是觉得有点像喜欢用计的中国人的性格呢?


另外可能有人会问初中高中打篮球的话那肯定很受女生欢迎啦?其实完全不是那样的,我个人感觉在中国学校里光凭运动能力出众还是不够的,外形和情商所占的比例要远远大得多。事实上当时打球的男生几乎没有一个有女友的,我只记得比我低一届的别的学校的几个打篮球的朋友偶尔会有比较漂亮的女孩子来场边观战。这几个人都是帅哥。


从二十年以前篮球在中国就十分有人气,我个人感觉已经成为了中国第一运动。大家是不是很惊讶呢?

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今日の単語とフレーズ


过瘾

形容把某件事情享受得很满足的样子。有形容词和动词两种用法。

思う存分楽しんだ様子。形容詞か動詞として使えます。


例文:

“喂,让我再搓一把麻将,过过瘾。”“你就知道过瘾,赶紧回来,家里都着火了!”


訳文:

「もしもし、もう一局(麻雀のこと)だけ、楽しませろや。」「楽しむんじゃないわよ!早く帰ってきて。家が火事なの!」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!前回の「私の少年時代」ではほとんどの中国の小中高には部活がなく、やりたい人は自分で組織するしかないという話をしました。例えばサッカーやバスケなどのスポーツの場合、放課後や休みの日に自分で友達を誘って、いわゆる「草野球」を遊ぶしかありません。


中学校と高校の時はバスケットボールが一番好きな運動でした。体育の授業でたーまに、年に一回か二回バスケを教わることはありますが、思う存分には全くできません。そのため毎日ボールを学校に持って行って、放課後に1-2時間ぐらい自分たちでやります。これは学校側にも許されています。何故なら体育館もないし、グランドに照明設備もないので、暗くなったら自然と解散して家に帰るからです。


このように授業がある日は学校のグランドでできるのでまだ良いのですが、週末など休みの日はバスケをやる場所が問題になってきます。土日にグランドをオープンしない学校もあるので、他の場所を探さなければなりません。オープンしている学校に行くほか、コートやゴールを設置している会社に行くという選択肢もあります(日本では信じられないと思いますが、当時高確率で勝手にその辺の会社のグランドに入ってバスケをやっても大丈夫でした)。また一部の特殊の学校、例えば共産党学校や職業技術学校(調理学校など高校と大学の間に位置する就職するための一芸を身に着けるための学校)はグランドを開放している確率が高いです。どうしても場所が見つからなかったら、例えばバスケをやり始めた頃は団地の中でやっていました。コートはありません。団地棟の前の空地でやります。ゴールもありません。一階と二階の間にある少し出張っている屋根のようなものをゴールと認定します。決まったエリアにヒットできれば得点と見なします。『スラムダンク』の影響を受けた当時の子供たちのバスケ熱は爆上がりしていました。バスケさえできれば、ゴールがなくても楽しめていました。


ところで学校以外のコートを見つけてもそこに既にバスケをやっている人がいることも多いです。つまり彼らのゲームに参加する必要があります。当時は若かったので、「ね、一緒にやろうか」とか言ってダチと一緒に他人のコートに入っていくのが格好いいと思っていました。まるでドラマやアニメで見た道場破りのように感じました。しかし相手が大人であることが多いので、いつもぼこぼこにされます(バスケでぼこぼこという意味です)。こういう場合、敗者入れ替え式の3on3バスケをやることが多いです。プレイスタイルも日本より激しく、体のぶつかり合いが頻繁に起きます。恐らく日本育ちの方ならちょっと慣れないレベルのラフさで、張り詰めた雰囲気です。ただラフなのはバスケだけで、本当の喧嘩まで発展するケースはあまりありません。


もう一つ感覚的に日本と違うのは反則が多いことです。体のぶつかり合いが多いので当然反則は増えますが、一方わざと相手の反則を誘うプレイも明らかに日本より多いです。策略を好む中国人の性格に合う行動だとは思いませんか?


中学や高校でバスケをやっていたということはモテていたと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。私の感覚では中国の学校で運動能力だけでモテることは難しいと思います。それより外見とEQの方が圧倒的に物を言います。実際当時バスケをやっていた男子生徒の中に彼女がいる人は誰一人いませんでした。別の学校の一年下のバスケ友数人だけたまに可愛い女の子が観戦しに来ます。そしてこの数人は皆イケメンでした。


二十年以上前からバスケは中国で大変人気になりました。感覚的に今はもはや中国人気一番のスポーツになったと感じます。驚きましたか?