あなたの知らない中国語!

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2021年10月5日(火) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(社团活动) 私の少年時代(部活)

あなたの知らない中国語!

 

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またこの番組ではご質問を募集しております。頂いたご質問はブログやTwitterで返信したり、一話を設けてご紹介したりすることがあります。

どうぞこの記事のコメント欄にて中国語や中国文化についてのご質問をどしどしご投稿くださいませ!

欢迎您提出各种问题!

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原文

今日のリスニング


大家好!今天我来介绍一下中国国内学校里的社团活动。首先要说的是,中国国内学校里没有社团活动。我说完了,今天的课到此为止。


玩笑玩笑。大家放心,今天的话题才刚刚开始。但是国内除了大学之外几乎不存在社团活动这一点倒是真的。大家想想,之前也介绍过国内学校学业负担之重,从小学开始放学时间就很晚,根本没有时间留给社团活动。比方说高中放学早的都在5点至5点半以后,加上回家的时间到家马上就要吃饭,吃完饭还有一大堆的作业等着你去做。光把这一套全部做下来就已经到了晚上10点以后了,怎么还会有时间去参加社团活动呢?


加上国内对学业的过度重视,学习以外的东西基本上都是一个被排斥的倾向。所以在国内基本上是不存在社团的,长大了之后互相询问对方“欸,你是哪个社团的?”或者“你在学校的时候参加的是什么社团?”这样的问题也就一起不存在了。


即使偶尔有那么几所学校会装样子安排一些社团活动,其内容也仅限于一些学校推荐的活动内容。比如艺术类、体育类或者和学习相关的像奥数类等。时间也很短很短,最多每周一次,一次最多一个多小时。或者就是被安排在周末,进一步夺走学生的闲余时间。而且大多数时候哪怕有社团的学校每年也就会举办那么几次社团活动,考试将近或者有其他学校想做的事情的时候就会被取消,可以说形同摆设。这和日本的社团活动大不相同,可以说乐趣大减,也是我觉得非常非常可惜的一点。


没有社团活动,那么孩子们该怎么办呢?以运动类的活动为例,孩子们只能各自找朋友自己玩。比如我小的时候比较喜欢踢足球和打篮球,所以就带个球去学校,一放学就和几个同好们一起在操场上踢球打球。没有教练,没有正式的比赛,就和日本的「草野球」一样,自己玩。可能是因为从来没有受过正规的指导,所以虽然当时我已经打了12年以上的篮球,但是当我来日本参加成年人篮球社团的时候出现了很多和大家配合不上的地方,尤其对战术完全不懂。当然这或许和我比较笨也有关系吧……


严格来说中国的学校里也不是完全没有社团的,比如几乎所有小学初中和高中里都有两个固定的社团,一个是校乐队,另一个是校田径队。校乐队就是一个学校组织的管弦乐队,为的是在升国旗仪式的时候演奏入场时的进行曲和国歌。或者当学校举行活动,比方说领导来访的时候捧场。校田径队则是训练那些精挑细选的运动能力和身体能力强的学生,来参加每年都会举行的县或市的运动会,来为学校争得荣誉。中国人比较喜欢排场和面子嘛。这两个组织都是学校官方组织的非常严格的社团,类似日本常年参加甲子园的高中里的棒球队。训练比较严格,基本没有娱乐性可言。


虽然大学里的社团活动相对多,相对自由,但是还是希望在那之前的学校阶段就设立各种各样的社团活动,让孩子们能够真正全面发展。

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今日の単語とフレーズ


(大家)想想

(皆さん)考えてみて、(皆さん)考えてもみろ、という意味です。


例文:

“为什么她的成绩比我好?”“你想想,她每天学习多少时间,你玩多少时间?”


訳文:

「どうして彼女の成績が僕より良いの?」「あなた考えてもみろ。彼女毎日何時間勉強してると思う?そしてあなたは毎日何時間遊んでると思う?」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!今日は中国の学校の部活についてお話したいと思います。先ず言いたいのは、中国の学校には部活はありません。以上です。今日の授業はここまでです。


冗談です。今日の話はこれからなのでご安心ください。ただ大学を除く中国の学校にほぼ部活が存在しないことは確かです。皆さん考えてみてください。前に学生の学業の負担の重さについてご紹介したことがあると思います。小学校から既に学校の終わる時間が遅く、部活に残されている時間は全くと言っていいほどありません。例えば高校なら早くても5時や5時半に学校が終わって、帰る時間を足したら家に着いた頃にはもう晩ご飯を食べる時間です。ご飯を食べ終わったら山ほどの宿題が待っています。この「ワンセット」を全部こなすだけで夜10時以降になってしまいます。部活に参加する時間はあるわけがありません。


また国内では学業を過度に重視しているので、勉強以外の物は基本排除される傾向にあります。そのため部活は存在せず、大人になったら「部活は何?」或いは「学校で何やってた?」などと聞き合うこともありません。


たまに部活を入れている「フリ」をする学校はあります。しかしその内容はあくまで学校が「おすすめする」もので、例えば芸術類、スポーツ類や勉強に関係のあるオリンピック数学などです。時間も短く、多くて週一回(勉強関係の部活はこの限りではありません)、一回で長くて1時間ちょっとしかありません。もしくは週末に追いやられてしまい、生徒の余暇の時間を更に奪ってしまいます。これら稀に部活のある学校も年に数回しか活動を許しません。試験が近づいたり、他に学校が組織したいイベントがあればキャンセルされてしまいます。もはや形だけのものですね。この点で日本の部活と大きく異なり、楽しさが大きく削がれています。非常に残念な点です。


部活はありません。では子供たちはどうやって部活をやるでしょうか。スポーツ類を例に取ると、各自友達を誘って自分でやるしかありません。私の場合サッカーとバスケットボールが好きだったので、ボールを学校に持って行って、放課後友達と一緒にグラウンドで勝手にやっていました。監督やコーチはいません。正式な試合もありません。いわゆる日本の「草野球」と同じように自分で遊ぶだけです。一度も正規な指導を受けたことがないからか、12年以上バスケをやってきたにもかかわらず、日本に来て初めて社会人バスケサークルに参加した時皆に合わせられないところがいっぱい出てきました。特に戦術はさっぱり分かりませんでした。地頭が悪いからかもしれませんが…


正確に言うと中国も完全に部活が無いわけではありません。例えばほぼ全ての小中高に「学校の楽団」と「学校の陸上チーム」という部活的なものがあります。楽団は学校が組織しているオーケストラで、国旗掲揚の時の入場行進曲及び国歌を演奏するためのものです。または学校のイベント、例えば上の人が視察に来た時に場を盛り上げる役回りもあります。陸上チームの方は運動能力と身体能力が優れている生徒を選りすぐって特訓させ、毎年開かれる県や市のスポーツ大会で学校のために「栄誉」を勝ち取ってくるためのものです。見栄と面子を重視する国民性ですからね。この二つの組織は学校のオフィシャル組織なので管理は厳しいです。毎年甲子園に出場できる強豪校の野球チームに似て(もちろん強豪校には遠く及びませんが)、訓練がとても厳しく、娯楽性は全くないと言えます。


大学に入れば部活は比較的多くて自由ですが、それまでの学校にも様々な部活を開設して、子供たちに真の意味での「全面的発展」を遂げて欲しいですね。