あなたの知らない中国語!

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2021年7月29日(木) 每天五分钟 中国語リスニング 我的童年(电脑游戏和网吧篇) 私の少年時代(PCゲームとネットカフェ編)

あなたの知らない中国語!

 

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原文

今日のリスニング


大家好!继续来介绍对我的童年产生过巨大影响的要素。今天要讲的主角和日本没有关系,它们是电脑游戏和网吧。之前的几期中介绍了截止小学毕业为止,也就是90年代日本的游戏和游戏机对当时的中国孩子产生了巨大的影响。但是从我的初中高中到大学时代,也就是从2000年左右开始,电脑和电脑游戏开始占据中国年轻人的时间。我在学校之外最初开始接触电脑游戏大约是在90年代末期,也就是小学五六年级的时候。当时我住的小镇上出现了第一家网吧,上网也没有什么限制,只要付了钱,连小学生的我都可以随便玩。


还记得当时最早的中国网民们热衷的内容包括在BBS上看帖发帖,相当于日本以前的2ch,现在的5ch。还有参加最原始形态的社交网络,也就是SNS。玩社交网络上的游戏,比如种菜等。当时还没有微信,更没有智能手机,所以大家都用的是一款叫做QQ的聊天软件来从电脑上发信息。当时虽然付着昂贵的钱上网,但是哪怕只是收到一条QQ信息都会觉得十分兴奋,太怀念那个时候的感觉了。


之后电脑技术飞速发展,等进入二十一世纪之后,大量的电脑游戏开始登场。加之电脑的普及,在电脑上玩游戏一下子成为了中国年轻人主流的休闲方式。虽然我还不知道究竟是为什么,但是中国人真的是很喜欢很喜欢玩游戏。很遗憾日本没有怎么开发电脑游戏,所以当时中国人玩的都是欧美的游戏。为了迎合中国人玩游戏的需求,网吧开始在全国以惊人的速度增殖。如果说在日本的街道上你最常见到的是神社寺庙和便利店的话,那么在2000年至2010年的中国的街道上你最常见到的就是网吧了。


推开当时典型的中国网吧的门,映入你眼帘的除了一个收银台,其他的就全是密密麻麻的电脑桌和电脑。没有饮料机,电脑和电脑之间也没有隔板,更没有单间。网吧为了追求极限利益把所有空间都用来放置电脑和椅子。在这样的环境下穿着拖鞋吸着烟红着眼的年轻人们在里面通宵达旦拼命地玩游戏,这就是我在高中及大学期间对网吧的认识,因为我就是其中一员。不仅是我,我身边的朋友也有很大比例是网吧的常客。尤其是大学期间,大家甚至逃课去网吧玩游戏,所以网吧天天是人满为患。2000年至2010年的中国,去网吧上网玩游戏无疑是年轻人最多的娱乐方式。


可能日本人会觉得电脑在家玩不就行了,为什么有那么多人要去网吧呢?除了有的人家里可能没有电脑之外,大家如此热衷于去网吧的主要原因是在网吧里可以更舒服地“开黑”。“开黑”这个网络用语的意思是网络对战类游戏中组队合作的意思,年轻人特别喜欢大家一起配合一起欢闹。而最近几年网吧有了很大的变化。十几年前在网吧发生的多起火灾或连着好几天一直在网吧里玩游戏导致死亡的事故等让针对网吧的规定变严,网吧的环境变的稍微好了一点。比如座位变宽敞了,禁烟的网吧也变为了主流。还有的地方出现了类似日本的环境非常好,而且有单间的网吧,叫做“网咖”。这儿的“咖”是“咖啡厅”的“咖”。这么一想以前的脏乱差的网吧或许不应该叫做网吧。

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今日の単語とフレーズ


随便〇(〇=動詞)

〇〇し放題、好きなように〇〇する、という意味です。例えば好きなものを好きなだけ「取っていってください」は「随便拿」と言います。話言葉です。因みにお店で表示している「食べ放題」や「飲み放題」はまた別の書き言葉があります。「食べ放題」は「畅吃」、「飲み放題」は「畅饮」と言います。


例文:

“请进请进!不好意思新家还在装修,大家地上随便坐啊!”“我还是站着吧。”


訳文:

「どうぞどうぞ!ごめんなさいね、今家はまだ内装中ですから、床のお好きなところに座ってくださいね!」「私立ってますよ。」

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訳文

今日のリスニング


こんにちは!引き続き私の子供時代に大きな影響を与えた物事をご紹介したいと思います。今日は日本と関係のないもの、PCゲームとネットカフェについてお話しします。前の数話で小学校卒業まで、つまり90年代において日本のゲームやゲーム機が当時の中国の子供たちに多大な影響を与えた話をしました。しかし中学校や高校、大学時代にかけて、つまり2000年ぐらいからは、パソコンとパソコンゲームが中国の若者の時間を占め始めていきました。私は学校以外でPCゲームを触り始めたのは90年代末期、小学校五、六年生の時でした。当時地元の町のネットカフェ1店舗目が開店しました。入店するには何の制限もなく、金さえは払えば小学生だった私でも利用できました。


初期の中国ネット民たちが熱中していたコンテンツは例えば掲示板でスレを読んだり書いたりすることです。今の日本の2chや5chのようなものです。それから初期のソーシャルネットワーク、つまりSNSも使っていました。SNS上のゲーム、例えば農園経営などをやっていました。当時wechatもなかったし、スマホもなかったので、みんながQQというチャットソフトを通じてパソコンでメッセージを送り合っていました。合わない高いネットカフェ利用料を払っているのに、QQのメッセージが一個でも来れば死ぬほど嬉しかったのを覚えています。あの時の感覚がとても懐かしいです。


その後パソコン技術が凄まじいスピードで発展しました。二十一世紀に入って、様々なPCゲームが登場してきました。パソコンが普及してきたことも加えて、PCゲームをプレイすることが一気に中国若者のレジャーの主流となりました。理由は分かりませんが、とにかく中国人はゲームがめちゃくちゃ好きです。残念なことに日本があまりPCゲームを開発しなかったので、当時中国人が遊んでいたのは全部欧米のゲームでした。プレイヤーのニーズに応えるため、ネットカフェが驚くほどのスピードで全国に作られました。日本の町で一番よく見かけるのが神社仏閣やコンビニならば、2000年から2010年ぐらいの中国の町で一番見かけるのはネットカフェに間違いありません。


当時の典型的な中国のネットカフェのドアを開くと、目に入るのは受付と、あとはみっちり並んでいるPCデスクとPCだけです。ドリンクバーもないし、パソコンとパソコンの間に仕切りもないし、個室も無論ありません。極限まで利益を追求するためにネットカフェは全ての空間をパソコンと椅子を置くためだけに使っています(日本で言うネットカフェのオープンスペースの密度を10倍にした感じです)。このような環境の中で、スリッパ―姿の若者たちがタバコをふかしながら血眼になって命を掛けて夜更かしてゲームを遊びまくる、これが高校と大学の頃の私のネットカフェに対する印象でした。私もその一員だったので分かります(タバコは吸っていませんでしたし今も吸いません)。私だけではありません。周りの友達にもネットカフェの常連が沢山います。特に大学に通っていた頃はみんな授業をサボってネットカフェに「常駐」していました。ネットカフェも毎日客がごった返しでした。2000年から2010年の間、ネットカフェに遊びに行くことは間違いなく中国の若者の一番の娯楽でした。


PCゲームをプレイするなら家でやればいいじゃないかと思う日本人もいると思います。何故ネカフェに行く必要があるでしょうか?家にパソコンがないケースもありますが、一番の理由はネットカフェで「開黒」ができるからです。このネット用語の意味は、オンライン対戦ゲームでチームを作って協力することです。若者たちはみんなで協力プレイしながらワイワイするのが好きなようですね。そして近年ネットカフェに大きな変化が起きました。十数年前から火災が起きたり、或いは数日連続徹夜プレイして死亡した事件が多数起きていたので規定が厳しくなりました。その規定のおかげでネットカフェの環境が少しだけ良くなりました。例えば席が広くなりましたし、禁煙のネットカフェが主流になりました。一部の地域では日本のネットカフェのような綺麗な環境の店舗も出てきました。そのような店を「网咖」と言います。「咖」は「カフェ」の意味です。そう考えると昔のレベルの低い散らかっている汚い「网吧」はネットカフェと呼ぶべきものじゃなかったかもしれません。